YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

【成長投資枠ではアクティブファンドを】金融機関としては新しいNISAをどのように使って欲しいと考えているか

2024年から開始される新しいNISAは個人の資産形成において大きな影響を及ぼすもののになりますが、サービスを提供する金融機関においてもそれは同じです。 ・今まで株式投資に興味の無かった ・資産形成を考えている このような客層を取り込むための大きな材…

【公的年金財政検証の年】2024年に行われる年金制度改正について

2024年のお金の話題で最も注目されているのは新しいNISAが開始されることです。 新しいNISAは投資可能限度額や制度設計から、それまでに投資に興味が無かった層からも非常に注目を浴びています。 上手に使うことができれば、将来の金銭的な不安を解消するこ…

【給与所得者の上位4.5%】年収1,000万円は高所得者なのか

多くの人が羨む年収というのが1,000万円です。 年収1,000万円以上と言えば、間違いなく高所得者で、誰しもが到達できる年収ではありません。 公務員に限って言えば、地方都市では非常に稀です。 かなり上位の管理職や50代後半で多忙な部署に配属されて、残業…

【現時点で255本】新しいNISAのつみたて投資枠対象の投資信託はどれを選んでもOKなのか

2024年1月から開始される新しいNISAの最も大きな特徴のひとつとして挙げられるのが、投資枠が2つあるということです。 ・成長投資枠 ・つみたて投資枠 この2つですね。そして、この2つの枠は投資可能金額や投資可能商品が異なっています。制限が大きいのはつ…

アセットアロケーションで分散できないリスクとその向き合い方について

アセットアロケーションとは資産の種類や分類の割合を決めたもので、資産形成においては非常に大切です。どの資産クラスをどの程度の割合いするかによって、利回りが決まるからですね。そして、利回りが決まれば資産増加スピードも決まります。 ・少額の資産…

【長期投資が最適解ではない】時間分散と銘柄分散の考え方について

私は株式投資で成功するために最も大切なことは何か、と聞かれれば以下の2つを挙げるようにしています。 ・時間分散 ・銘柄分散 この2つのバランスが株式投資で成功するためには欠かせません。 株式投資というのは、成功する人もいれば失敗する人もいます。 …

【3社とも0.05775%】インデックス型投資信託の信託報酬引き下げの意図とは

2024年からはじまる新しいNISA開始を意識して、インデックス型投資信託の信託報酬引き下げ合戦が続いています。 ・eMAXIS slim全世界株式 0.05775% ・Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス 0.05775% ・はじめてのNISA・全世界株式インデックス 0.…

【長期的な利回りは0.093%】PayPay証券が還元率0.7%のクレジットつみたてを開始

2023年10月16日からPayPay証券がクレジットつみたてを開始することになりました。 ・PayPayでクレジットカード登録(PayPayカードのみ) ・毎月100円~5万円の間で投資信託を積立 ・積立額の0.7%をポイント還元 詳細についてはこのようになっています。 既…

【増税・物価高・社会保険料増加】支出増加に対抗する手段のひとつが株式投資

今年に入ってから、世帯の支出に対して3つの重しがのしかかってきています。 ・増税 ・物価高 ・社会保険料増加 この3つの重しですね。特にマスメディアで連日のように報道されているのは物価高ですね。 ・ガソリン ・食料品 ・光熱費 このような生活になく…

【救急隊長目線で見る】優秀な部下の特徴とは

会社組織に中で働いて感じることは、周囲から優秀な仕事人として認められたいということです。 これは、私のような出世レースから距離を置いている職員であっても当てはまります。 ・上司から優秀な仕事人であると認識されたい ・後輩から頼りになる先輩だと…

運用資産1,000万円が最初の目標となる3つの理由

資産運用をはじめた時に言われるのが、資産1,000万円を最初の目標としなさいということです。 ・キリのよい数字 ・誰にとっても大金 ・やりかた次第で誰にでも達成可能 資産1,000万円とは、このような金額です。1,000万円というのは、誰にとっても大金であり…

【上がり続ける社会保険料負担】社会保険制度は加入する価値のある制度なのか

社会保険 日本では社会保険制度が非常に充実しています。 社会保険とは、日常生活を送る中で発生する、様々なリスクに備えるための公的保険制度です。 公務員で言えば、国や地方公共団体、共済組合などが保険者となり、病気や怪我などのリスクに応じて保障を…

【国民年金任意加入制度】国民年金は60歳以降に追納すると金銭的に損をすることになる理由とは

国民年金(老齢基礎年金)で抑えておきたいポイントは大きく2つあります。 ・10年間納付しないと受給資格を得ることができない ・満額受給するには40年間納付する必要がある 抑えておきたいポイントはこの2つですね。 仮に、9年間11カ月しか国民年金を納めて…

分散・低コストを意識するならeMAXIS Slim全世界株式という考え方は正しいのか

現代における投資の基本とは以下の4つを抑えておくことです。 ・長期 ・積立 ・分散 ・低コスト この4つを抑えた投資ができることが投資で資産を増やすことができる鍵になります。 そして、この4つを意識した場合、最もよいとされるのが、「全世界株式インデ…

【65歳時点で貯蓄0円でも大丈夫】老後2,000万円問題は1日1,700円の捻出で解決できる

老後のための資産形成としてよく使われるキーワードが「老後2,000万円問題」です。 ・月20万円の年金受給(夫は40年間厚生年金に加入、妻は専業主婦) ・月25万円の支出(夫、妻の2人世帯) ・30年間生きると1,800万円、それ以上生きると2,000万円が老後資金…

【勘違いに注意!】最適な積立投資が将来の資産を守ることとイコールではない

多くの会社員や公務員の資産形成において相性がよいのが積立投資ですね。 ・毎月決まった金額で投資信託やETFを購入する ・それを長期的に継続する 株価などを気にすることなく、これをするだけで、将来にまとまった金額の資産を形成することができる可能性…

【明確な意図がある】金融庁としては新NISAをどのように使って欲しいのか

新しいNISAの開始まであと3カ月を切りました。 新しいNISAは人生の金銭的な部分に大きな影響を及ぼすほどの制度です。 ・年間投資可能枠 360万円 ・生涯投資可能枠 1,800万円 これだけの投資可能枠を有効に使うことができれば、人生における金銭的な問題をク…

【傷病手当金は対象?】医療費控除で抑えておきたい5つのポイント

会社員や公務員にとって確定申告は馴染みのあるものではありません。 ・会社の年末調整で済ませることができる ・ふるさと納税はワンストップ特例内で収めることができる このようにしている方が多いので、わざわざする必要が無いというのが大半です。 そし…

【35年間継続できますか?】住宅ローンを組む際に考えておくべきこと

住宅購入をする際、ほぼ全ての人はローンを組むことになります。 ・年収を遥かに超える金額 ・一括で用立てることが難しい 住宅購入にかかるお金というのは、このような特性があるためですね。 そして、住宅ローンでよく言われるのが、年収の○倍までなら返済…

【増加も減少もしない】インデックス投資における90%の期間は停滞期

インデックス投資をしている方が感じることのひとつが、資産が増加しない時期があるということです。 ・淡々と入金をしている ・毎月決まった金額で同じ銘柄を購入している このようにコツコツとインデックス投資をしているにも関わらず、資産の増加をそれほ…

【3,700万円の損害賠償請求に対応可能】公務員損害賠償責任保険について

公務員として働いている立場として非常に気になる事例が報道されていました。 news.yahoo.co.jp 概要としては、東京都練馬区の職員に支給されるボーナスの源泉徴収税の納付漏れが発覚し、3,700万円の追徴課税が生じ、自治体として、その賠償を担当職員に求め…

こどもの金融教育をどのように考えるか

日本の金融教育は他の先進国として比較して遅れていると言われています。 アメリカ、イギリス、ドイツなどでは昔から金融教育が教育機関のカリキュラムとして組み込まれています。 そして、日本でも2020年度に小学校、2021年度に中学校の学習指導要領で家庭…

【実際の目安は5,200万円】老後にどれだけのリスク資産を用意して取り崩していけばよいか

資産運用をしている方の目的は様々ですが、私が資産運用をしている一番の目的は老後資金の捻出です。 ・今の暮らしを豊かにしたい ・FIREしたい このような目的で資産運用をしていないということです。 ・少子高齢化 ・社会保険料の増加 ・年金制度の改正 こ…

【年間20万円の負担増加】公的年金の第3号被保険者制度の見直しについて

厚生労働大臣の武見敬三氏がテレビ番組で公的年金の第3号被保険者制度の将来的な見直しについて言及したことが注目されています。 ・働く人の割合が現在の半数程度から7~8割に増えると見直しの議論がしやすくなる ・現時点で制度改正することについては消極…

【確実に右肩上がりで元本割れなし】誰でも安全確実に資産2,000万円を作る方法

2,000万円という資産 確実に2,000万円を作る方法 YOHの考え 2,000万円という資産 2,000万円というのは、誰にとっても大金で途方もない金額です。 ・何かあっても生活に困ることはない ・老後生活の金銭問題を解決できる 資産2,000万円と聞けば、このような印…

なぜ株式投資は少額からはじめた方がよいのか

株式投資をはじめる年齢として最も多いのは30代と言われています。これは私の周囲を見てもそのように感じます。 ・仕事が忙しい ・休日は遊びや趣味を満喫したい ・お金がそれほどない 20代で働きはじめる会社員や公務員の多くはこのような状態です。そして…

【全世界・全米・S&P500】YOHの新NISAの使い方について

新NISAの開始が4カ月後に迫っています。投資家にとって、新NISAの使い方は非常に悩ましい問題です。 ・年間投資上限額 360万円 ・生涯投資可能枠 1,800万円 新NISAで使うことのできるこの金額というのは、平均的な給与所得者にとっては、とてつもない大金で…

【税金の基本】節税を意識した生命保険料控除について

公務員は節税の範囲が非常に限られています。そのため、生命保険料控除目的で民間保険加入をしている方もおられます。 しかし、生命保険料控除を正確に理解していないために、保険料を払い過ぎて結局損をしているという方がおられます。 今回は、節税を意識…

【抑えておきたい年金の基礎知識】年金の所得代替率とは

年金は多くの労働者にとって老後生活の金銭的な柱となります。 ・働かずともお金が入ってくる ・死ぬまでもらい続けることができる 年金にはこのような特徴があるからですね。 人間の身体というのはある年を過ぎると、年齢を重ねるごとに能力が低下していき…

【住宅展示場に行ってきました】住宅営業のあるある営業トークに違和感があった話

先日、住宅展示場に行く機会がありました。実際にいくつかの住宅を見て回ったのですが、モデルルームというのは非常に洗練されていますね。 そして、住宅販売をする不動産業者の方の営業トークも同様に洗練されています。 ・住宅関連の法律改正 ・住宅関連の…