増税・物価高・社会保険料増加
今年に入ってから、世帯の支出に対して3つの重しがのしかかってきています。
・増税
・物価高
・社会保険料増加
この3つの重しですね。特にマスメディアで連日のように報道されているのは物価高ですね。
・ガソリン
・食料品
・光熱費
このような生活になくてはならないものの値段が目に見えて上昇しているということです。
ガソリンの値上がりは一服感がありますが、それでも高いですね。
そして、私自身、食料品の値段はそれほど気にしないのですが、それでも上昇していると感じます。
また、社会保険料に関しても今年は雇用保険料、児童手当、国民健康保険の3つで大きな増税がありました。
さらに、国民年金納付額の上限額増加が決まっており、税制調査会においては、今後の消費税負担増加の話も出ています。
これらの話は毎年のように話題になっていますが、着々と進められています。つまり、増税・物価高・社会保険料増加というのは今後も止まることはないということです。
日本の現状を考えると避けることができないトレンド
増税・物価高・社会保険料増加の3つは今後止まることはない、と言いましたが、もちろんいつかは止まる時がきます。それは、日本の人口が増加に転じてからですね。
・高齢者人口の減少
・生産者人口の増加
・こどもの増加
日本がこのような人口動態に転じればこの増税・物価高・社会保険料増加は収まるでしょうが、これは少なくとも数十年は先のことです。
日本の人口増加率は下落の一途をたどっていますが、永遠に下がり続けるということはありません。いつかは上昇するということです。
しかし、そのいつかは遠い未来です。少なくとも、今の生産者が主役の時代には訪れないということです。
そのため、現在の生産者、特に20~40代というのは、増税・物価高・社会保険料増加のトレンドを受け入れた人生を送る必要があるということです。
昔の人生設計は通用しなくなっている
増税・物価高・社会保険料増加のトレンドを受け入れた人生を送るというのは、労働による収入の増加が見込めない中で日々生活するお金の工面をする必要があるということです。これは、今の60代以降、つまり私達の親世代ではないような感覚ですね。
・安定した給料をもらえる仕事に就く
・定年退職まで仕事を勤め上げる
・コツコツを貯金をしてお金を貯めていく
・老後は退職金と年金で慎ましく生活する
このようなモデルケースのような人生設計は通用しなくなっているということです。ずばり言ってしまえば、このような人生を送っていれば、お金に対して非常に危うい人生を送る可能性があるということです。
・頑張って働いていたのに給料が減らされている
・定年退職が伸びているし、退職金は減っている
・コツコツと貯金をしていたのに老後資金が足りない
・死ぬまで働き続ける必要がある
このような人生を送る可能性があるということです。それほど、「増税・物価高・社会保険料増加」のトレンドというのは強烈なものだということです。
対抗手段のひとつが株式投資
このような収入が増加せずに支出が増加する社会においては、無防備でいることはあまりにも危険だということです。自分自身で行動を起こす必要があるということです。
そのひとつの手段が株式投資だと私は考えています。
・株式投資なんてギャンブルだ
・株式投資よりも貯金の方が確実
これは見方によっては正しい意見ですが、意見を言うだけで行動しないことは正しいことでは無いということです。何よりも、株式投資に関しては国が後押しをしています。
・金融庁・・・NISA制度
・厚生労働省・・・iDeCo
この2つの株式投資の税制優遇制度を見ても、現役時の資産形成、老後の自分年金を作っておくことを推奨していることは明らかだということです。
YOHの考え
私は毎月ある程度の金額を株式投資に充てていますが、その主な目的は老後の資産形成のためです。
・株式投資で一発当てたい
・株式投資でFIREしたい
このようには考えていないということです。今後数十年は「増税・物価高・社会保険料増加」のトレンドが続くことは間違いがありません。
私が老後を迎える30年後に消費税が何パーセントになっているか、社会保険料がどれだけ増加しているかというのは想像がつきません。おそらくはとんでもない額になっているでしょう。
そのとんでもない額に対処するためには、ある程度のお金を持っておく必要があると考えています。そのある程度のお金を持っておく手段として、私が選んでいるのが株式投資だということです。
・時間をかけてお金を増やすことができる
・専門的な知識や考えが必要無い
・自分の資金規模にあった状況で続けることができる
・国からの後押しがある
このような理由から株式投資を選んでいるということです。このような株式投資の特性というのは、私のような給与所得者と相性がよいからですね。そして、支出増加に対抗する手段はひとつではありません。
・とにかく収入を増やす
・とにかく支出を減らす
・余ったお金を貯金し続ける
極端に言ってしまえば、このような方法でもよいということです。大切なことは、状況を正しく理解して行動を起こすことです。
・増税
・物価高
・社会保険料増加
この3つに不平不満を言うだけや、他人事と考えて何もしないことは非常に危うい人生を歩むことになるということです。
支出増加に対抗するだけの手段を前もって用意しておくことが必要だと私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
国民年金の納付年齢引き上げについても議論されていますが、引き上げられることは避けられないと考えておいてよいですね。
老後生活の柱となるのが年金ですが、年金はけっして利回りのよい投資先とは言い難いですね。特に厚生年金は元本割れの可能性が高いです。
お金の不安が一気に解消するということはありますね。その最たる例が遺産相続です。私の後輩が大金を相続した話はこちらで記事にしています。