YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

【ボーナス・給料は7割減】自治体が財政破綻すればどうなるのか

公務員は給料が安定しており一生安泰。このように思われている方が内外問わずおられます。 ・年功序列による給与体系 ・身分保障 この2点が主な理由ですね。公務員の仕事はノルマ等がないことが多く、仕事の成果を数値化して表すことが非常に難しいのですね…

【実際にはもっと少ない】資金循環統計の個人金融資産残高が2,115兆円を突破

日本銀行が9月20日に発表した2023年4月から6月期の資金循環統計によると、家計の金融資産が前年同月と比較すると4.6%増加して、2,115兆円になったということです。 資金循環統計というのは、日本銀行の調査統計局が作成しており、日本における金融機関、法…

【リスクコントロール】長期投資にメンタルコントロールは必要か

最近のYOHは短期投資についての書籍をよく読んでいます。 ・一からはじめる短期投資 ・デイトレード必勝法 ・知識ゼロの僕が元手10万円から1億円ができた理由 具体的な書籍については言及しませんが、おおよその書籍のタイトルはこのような感じですね。 私自…

【安全資産の一角】個人向け国債の特徴と実利回りについて

国債とは、国の発行する債券で、法律で定められた発行根拠に基づいて行われています。 ・利子は半年に一度支払われる ・元本は満期時に償還 このような特徴がある金融資産クラスです。そして、個人投資家向けに取り扱われているのが、個人向け国債です。 国…

【50歳以降】運用期間が長く取れない場合の新しいNISAの使い方

2024年から新しいNISAが開始されます。その使い方というのは、人それぞれ思うところがあるでしょうが、金融庁の意図というのは一貫しています。 ・入金力のある投資家であれば15年間で年間120万円積立をして欲しい このような意図が見受けられますね。 新し…

カバードコール戦略と高配当株投資はどちらがよいか

資産運用していく中で、一定の期間ごとにある程度のインカムを得たい場合に取る投資手法としてカバードコール戦略と高配当株投資があります。 ・カバードコール戦略・・・QYLD(Nasdaq10)、XYLD(S&P500)などのETF ・高配当株投資・・・SPYD、VYM、個別株…

【新NISAの使い方】全世界株式インデックスファンド推しに違和感がある

新NISAで非常によいとされているのが、「全世界株式インデックスファンド」で生涯投資枠を埋めるという使い方です。 ・全米株式インデックスファンドは長期的にリターンを生み出す可能性が極めて高い ・幅広く分散されている ・手数料が割安 このようなこと…

【金持ちしか勝たん!野村総合研究所の最新調査結果】2019年と2021年の世帯の純金融資産保有額比較

2023年3月1日に、野村総合研究所から2021年の日本における純金融資産額保有別の世帯数と資産規模を各種統計から推計された調査結果が公表されました。 ・国税庁統計年報書(国税庁) ・全国消費実態調査(総務省) ・人口動態調査(厚生労働省) 調査結果は…

米国株式投資の基本的な考え方について

株式投資に限ったことではありませんが、投資で資産を増やすためにするべきことは価値の上昇するものを買い集めることです。価値の上昇するものとは、売って良し、持って良しの優れた資産となります。 一方で、投資で価値の下がるものを買い集めてしまうと、…

【金融商品選択は重要ではない】新NISAで全世界・全米論争に欠けている思考とは

あと4カ月で2024年になり、新NISA制度の運用がはじまります。 新NISA制度は多くの投資家にとって株式投資の重要な部分を担うことになりますね。 ・生涯投資枠 1,800万円 ・投資枠が全額、生涯非課税 このような制度設計を考えると、新NISA制度だけで1億円を…

【86歳で内部収益率-1.02%】厚生年金は96歳まで生きてようやく元がとれる金融商品

老後生活の柱である年金は国民年金と厚生年金の2種類があります。自営業やフリーランス、扶養内で働いておられる方は国民年金、会社員や公務員として働いておられる方は厚生年金に加入しています。 ・国民年金・・・掛金は一律で厚生年金と比較して少額、受…

【金融格差は3,400万円】2022年の家計調査年報(貯蓄・負債編)について

2023年9月5日に総務省統計局から2022年版の家計調査年報(貯蓄・負債編)が公表されました。 総務省統計局は全国約9,000世帯を対象として、家計の収入、支出、貯蓄及び負債などの調査を毎月行っています。 2022年における毎月の調査結果のうち、貯蓄と負債に…

【祝】当ブログが2周年を迎えました

ブログ2周年 昨日、9月6日は「YOH消防士の資産運用・株式投資」のブログをはじめた日です。2021年にはじめたので、昨日で2周年を迎えたことになります。 1年前にも1周年を迎えた記事を書きましたが、早いものでそれからもう1年が経過しました。 皆様に見てい…

インデックス投資を数十年続けることは朝のラジオ体操を続けることと同じ

インデックス投資は非常に人気のある投資手法のひとつです。 ・手軽にはじめることができる ・投資にかける時間が他と比較すると少なくすることができる ・長期的にみてある程度のリターンが期待できる このようなメリットがあるからですね。前提条件として…

長期投資では目標を明確にした方がよいということ

資産運用をしている方にとって一番の目的は資産増加させることです。 ・給与所得だけでは資産形成が不十分 ・余裕のある資産を運用して効率よく増やしたい 理由は人によって様々ですが、このような思いから資産運用をしているということです。そして、資産運…

【リスクとリターンの考え方】投資のリスクと不安を混ぜてはいけないということ

株式投資には必ずリスクが存在します。ここで言うリスクとは株式投資で言うところの上下の振れ幅ではなく、一般的な意味でのリスクです。単純に危険と言ってよいですね。 しかし、この株式投資のリスクについて誤った認識をされている方というのは少なくあり…

個別株の高配当株投資が難しい2つの理由とその付き合い方とは

株式投資で非常に人気のある手法のひとつが個別株を使った高配当株投資です。 ・安定的に配当金を出す ・年々増配していく ・株価自体が右肩上がり このような株式を割安な時に購入してホールドしておく、というのが個別株の高配当株投資です。 個別株の高配…

【金の値段が過去最高を突破】金をポートフォリオに組み入れることについて

2023年8月末に金の値段が1万円を超えて、過去最高の高値がついていることが大きな話題となっています。 出典 田中貴金属工業株式会社|月次金価格推移 2018年に1グラム7,000円ほどだったのが、上下動を繰り返して2023年9月1日の価格は10,100円となっています…

【キングコング西野亮廣氏】貯金・投資・借金・どれが一番大切ですか?について

キングコング西野亮廣氏が自身のYouTubeチャンネル「親子で学ぶとっても大切なお金の話」で話した内容が話題になっています。 www.youtube.com ・子供に「貯金・投資・借金」でどれが一番大切だと伝えていますか? ・正解は投資か貯金 ・貯金という答えだけ…

【絶対に損をしなけば投資をするとの回答が30%】金融教育に関する意識調査2023からわかる投資をはじめることが難しい理由

2023年7月6日に野村アセットマネジメント資産運用研究所から「金融教育に関する意識調査2023」が公表されました。 ・投資の実態 ・金融教育の受講意欲、理由 ・金融教育の受講経験、内容等 ・家庭での金融教育 内容としては、このような金融教育に関する事項…

【4人に1人がマイナス運用】投資信託で運用益が出ない原因について

2023年8月23日の日本経済新聞の記事に非常に興味深いものがありました。 内容を要約すると、証券会社や銀行などを通じて投資信託を保有している顧客のうち、運用益をプラスにできている人の割合が76.9%であるというものです。 この調査は2018年からはじまり…

世帯での資産形成において支出コントロールよりも大事なこと

公務員や会社員が資産形成していく上で大事なことは支出のコントロールです。 ・支出を減らす ・投資をする 順番としては、投資をするよりも支出を減らす方が先の方がよいですね。公務員や会社員は収入が限られているので、投資をはじめても成果を実感できる…

【給料-生活費=余剰資金ではない】投資に使う余剰資金の考え方について

公務員や会社員が株式投資などを行う際に口酸っぱく言われるのが「投資は余剰資金で行うこと」ということです。 ・給料から余った分だけを投資に回す ・投資は余裕資金でしないと上手くいかない このようなことから投資は余剰資金で行うことがよいとされてい…

長期投資で金融商品を乗り換える際に抑えておくべきポイント

長期投資家にとって大きな決断のひとつが金融商品の乗り換えです。 ・現在積み立てている投資信託から別の投資信託へ乗り換える ・投資信託からETFに資産投下先を移す 具体的にはこのような決断です。長期投資を投資のコアに据えている投資家は金融商品を頻…

公務員が5,000万円の住宅を購入した場合のシミュレーション

人生で最も大きな買い物と言えば住宅と考える方は非常に多いですね。 ・保険 ・車 このあたりもトータルで考えると何千万円とかかりますが、借入金の状況がこの2つと比較すると桁が異なるということです。 ・何千万円という金額のローンを組む ・何十年と時…

児童手当をインデックス投資すると、こどもが社会人になるまでにいくらになるのか

こどもがいる世帯にとって大きな助けとなっているのが児童手当です。 ・中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)支給 ・3歳未満が1.5万円/月、3歳~中学校卒業までが1万円/月 ・第3子以降は小学校卒業までが1.5万円/月、それ以降は1万円/月 ・…

【家庭の金銭学・ジャックとジル】複利の力だけに頼った資産形成は危険

インデックス投資で言われることが「投資期間はできるだけ長くとる方がよい」ということです。 ・平均的な利回りに収束していく ・複利効果を受ける期間が長くなる 投資期間が長くなるとこのような恩恵を受けることができるからですね。 投資期間を長くとっ…

【救急隊長目線】救急車利用の有料化について

救急車の有料化については、一般の話題として度々取り上げられることがあります。最近話題になったのが、現役救急隊員がX(旧Twitter)で行った投稿です。 この記事に内容が要作されていますが、増え続ける救急要請に対する現状に対するいただちをぶつけてい…

資産形成は70点でよいということ

公務員や会社員世帯の資産形成で重要はことは2点だけです。 ・資産運用 ・支出コントロール この2つをすることによって、資産を増やすことができます。どちらか一方だけでは、資産形成することは難しいですね。

株式投資で重要なのは停滞期やボックス相場と言われる期間

株式投資をしていて感じることは、日々順調に資産が増加していくわけではないということです。 ・毎月決まった金額を入金している ・長期的にインデックス投資をしている このように日々何らかの形で株式投資に向き合っていても資産増加をそれほど感じること…