YOH消防士の資産運用・株式投資

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米国株式投資の基本的な考え方について

株式投資の基本

 株式投資に限ったことではありませんが、投資で資産を増やすためにするべきことは価値の上昇するものを買い集めることです。

 価値の上昇するものとは、売って良し、持って良しの優れた資産となります。

 一方で、投資で価値の下がるものを買い集めてしまうと、それは資産と呼べるものではなくなってしまいます。お金という資産を負債と交換しているということですね。

 そして、投資の世界において価値が上がるものというのは非常に少数です。

 それは、株式や不動産を見ても明らかです。

 SNSなどを見ていると、株式投資や不動産投資で資産を大きく増やしたということはありふれていますが、これは株式投資や不動産投資に興味があるからこそ入ってくる情報であって、一般的には縁遠い出来事だということです。

 投資をしている多くの人は、価値が上昇するものとそうではないものの識別をすることなく購入して、一喜一憂しているというのが投資の世界の現状です。

経済発展を遂げていく世界

 そんな株式投資の世界の中で、はっきりと価値が上昇していくものとして挙げられるのが、全米株式インデックスファンドです。もちろん、価値が上昇していくには前提条件があります。

 ・今後も世界的に見て世の中が豊かになっていく

 ・生活を豊かにするためのものがどんどん生み出されていく

 ・ものが生み出されていく中心は米国である

 このような前提条件が継続されるのであるならば、全米株式インデックスファンドは長期的に見て価値が上昇していくということです。そして、現在の経済的な環境化を考えても、あと数十年はそれが覆ることは無いですね。

 ・パソコン

 ・スマートフォン

 このような生活に無くてはならないものが発明されたのが米国で、今後も私たちが考えもしないような発明が生み出されて普及されていくということです。

 このような世界の経済発展の先頭にいる米国の株式チャートは非常にきれいな右肩上がりです。これは世界的に見ても極めて異質で得意です。

出典 

初心者コーナー 米国株 | マネックス証券

 1993年を100とした場合のNYダウ30種平均株価と日経平均株価を比較しても、どちらが株式市場において経済的発展の恩恵を受けてきたかは明らかです。

 このように、長期的に見て成長していくような国全体に資産投下することによって、経済発展の恩恵を株主が享受できるということです。

経済発展する国は他にもある

 米国株式について言われるのが、経済発展がここ数年は鈍化しているということです。そして、長期的に右肩上がりの国に投資をするのであれば、経済的に未発展であったり、発展途上の国や地域に資産投下すればよいという意見もあります。

 ・アフリカ地域

 ・東南アジア地域

 このような国を資産投下対象とすればよいということです。これは、世界経済の発展という点においては正しいのですが、発展途上の国に資産投下することはそれ相応、もしくはリターン以上のリスクがあるのですね。

 ・為替リスク

 ・未発達の法整備リスク

 発展途上の国には少なくともこの2つのリスクがあるもとは抑えておく必要があります。米国というのは、株主主体の法整備が世界一と言ってよいほど進んでいます。

 ・連続増配

 ・減配をしない

 このような企業で有名なコカ・コーラやジョンソンエンドジョンソンはその典型例ですね。これが他の国ではありようが大きく異なっています。それは日本を見ても明らかです。そして、経済的に発展途上の国ではそのようなことがさらに顕著であるということです。

 ・株主ではなく企業主体の法律

 ・株主が権利を主張しにくい法律

 発展途上の国においてはこのような法整備がなされていることが圧倒的に多いということです。

米国株式に長期投資していれば資産減少することは考えにくい。

YOHの考え

 私の資産形成の中心は米国株式です。それが自分にとって最も資産増加させる方法として適しているからですね。

 ・今後も世界的に見て世の中が豊かになっていく

 ・生活を豊かにするためのものがどんどん生み出されていく

 ・ものが生み出されていく中心は米国である

 その根底にあるのは、このような考え方です。このような前提条件を信じるのであれば、米国株式投資が最もよいということです。

 そして、米国株式投資が優れていることのひとつとして、投資環境が整っていることも挙げられます。

 ・豊富な商品ラインナップ

 ・手軽に購入できる操作性

 ・割安な手数料

 ネット証券などでは、このような誰でも米国株式投資がしやすい環境が整備されているということです。発展途上の国に個別に株式投資する、というのは大きなリターンを得ることができる可能性もありますが、手間と時間、そしてランニングコストがかかります。

出典 

外国株式・海外ETF|SBI証券

 私は一時期タイの株式に資産投下しようかと考えた時期もありましたが、取引銘柄の少なさやこのような手数料の高さという点から割に合わないと考えて断念しました。

 株式投資に安全確実ということは絶対になく、損をする可能性もありますが、長期的に見て勝つ可能性が極めて高いのが長期の米国株式投資です。

 長期的に資産投下し続けることによって、米国経済発展の恩恵を受けることができるからですね。

 ・今後も世界的に見て世の中が豊かになっていく

 ・生活を豊かにするためのものがどんどん生み出されていく

 ・ものが生み出されていく中心は米国である

 この3つの前提条件を信じることが米国株式投資の基本的な考え方です。これを信じているのであれば、長期の米国株式投資は難しくないと私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 米国株式投資でも全ての場面においてリターンを得ることができるわけではありません。大きく値を下げることは多々ありますね。

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