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【給料-生活費=余剰資金ではない】投資に使う余剰資金の考え方について

投資に使うお金

 公務員や会社員が株式投資などを行う際に口酸っぱく言われるのが「投資は余剰資金で行うこと」ということです。

 ・給料から余った分だけを投資に回す

 ・投資は余裕資金でしないと上手くいかない

 このようなことから投資は余剰資金で行うことがよいとされています。しかし、この「余剰資金」というのは実に曖昧な表現ですね。

 ・給料から生活費を差し引いた金額

 ・給料から生活費と決めた貯金額を差し引いた金額

 ・切り詰めた生活費で捻出した金額

 ・10年以上使う予定のない金額

 余剰資金と言うのはこのような金額のことで、捉え方は人それぞれだということです。

 そして、この余剰資金の考え方は他人によって決められるものではありません。自分自身で答えを出して投資に使う必要があるということです。

 ・余剰資金の考え方

 ・生活費と浪費の区別

 今回はこの2点を中心に投資に使う余剰資金の考え方について触れてみたいと思います。

余剰資金の考え方

 私の場合、投資に回す余剰資金とは給料から生活費を引いた金額ではありません。そこに浪費を加えた金額を余剰資金としています。

 ・給料 - 生活費 - 浪費 = 投資の余剰資金

 式にするとこのようになりますね。ザックリと言ってしまえば、給料から好きなだけ使った残りを資産運用に回しているということです。

 ・投資資金捻出のために浪費をしない

 ・投資資金捻出のために生活費を切り詰める

 このようなことはしないということです。使う分はしっかりと使っているということです。余剰資金捻出で大切なことは、生活費と浪費について線引きができているかどうかです。

 ・普通に生活していても余剰資金が捻出できない

 ・浪費をしていなくても余剰資金が捻出できない

 このような世帯は生活費と浪費のラインが不明確になっていることが多々あるということです。

生活費と浪費の区別

 平均的な年収の公務員や会社員が投資の余剰資金を捻出するには、生活費と浪費をある程度区別する必要があります。

 余剰資金が捻出できない世帯というのは、生活費だと考えているものの中に浪費が多分に含まれている場合があるということです。

 ・お酒やたばこなどの嗜好品

 ・値の張るブランドものの衣服

 ・毎朝コンビニで購入しているコーヒーとお菓子

 ・趣味のゲーム代

 ・仕事で必要と言いつつ購入する腕時計

 普通に生活していると言いつつ、余剰資金が捻出できない世帯というのは、このような支出を生活費の一部と考えている場合が非常に多いということです。

 ・食費

 ・家賃

 ・日用品費

 ・通信費

 ・交通費

 生活費というのはこのような費用です。本質的に収入に見合った生活を送ることができる最低限費用が生活費だということです。

 ・月20万円の食費

 ・家賃30万円のマンション

 ・日用品は成城石井やいかりスーパーで購入する

 一般的な感覚で言えば、このようなこと贅沢と感じますが、一概には言えないということです。

 ・年収800万円なら身の丈に合わない浪費

 ・年収2,000万円なら収入に見合った生活

 ・年収5,000万円なら非常に慎ましく生活している

 各年収ごとに考えるとこのようになるということです。

 家賃30万円のマンションに住んでいると言ってもそれが浪費になる人もいれば、倹約生活している人にもなるということです。

 しかし、嗜好品やブランド物の衣類や装飾品は年収に関係なく浪費と考えてよいですね。

 ・それがなくても生活に支障がない

 ・本当にお金が無ければ我慢できる

 このようなものは浪費と考えてよいということです。

 しかし、普通に生活していて余剰資金が捻出できない世帯というのは、このような本当にお金が無ければ我慢できるような支出を生活に必要なものと考えて生活費として捉えているということです。

生活費を慎ましくしないと余剰資金の捻出は難しい。

YOHの考え

 私は年収に合った生活を送るためにかかる費用以外の多くは浪費だと考えています。

 ・Amazonプライムなどのサブスクリプション代

 ・日々購入するお菓子代

 このようなものは完全に浪費だということです。これらを生活費だと捉えてしまうと、私のような平均から逸脱することがない年収の公務員はいつまで経っても、投資に使う余剰資金を捻出することができないということです。

 多くの世帯では年収に比例して生活水準が上がっていきます。そして、それは悪いことではありません。

 ・年収が上がったから立地のよい広い家に引っ越しをする

 ・年収が上がったから家電を便利な新しいものに買い替える

 ・年収が上がったから家族旅行の回数を増やす

 このようなことは浪費ではないのですね。年収に見合った範囲で生活に必要な支出を上げることは自然なお金の使い方といってよいということです。しかし、浪費には気を付ける必要がありますね。

 ・たばこ

 ・お酒

 ・装飾品

 ・趣味の費用

 このような支出は明確な浪費であって、年収が上がっても留めておく必要があるということです。

 そして、一般的な年収の世帯であればこのような浪費とはある程度距離をおいて、必要最低限に留めておいた方がよいということです。

 このような浪費にお金を使ってしまうと、投資の余剰資金の捻出が非常に難しくなります。これはどれだけ高収入であっても同じです。人の欲望と同じで浪費には天井がないからですね。

 そして、最もやってはいけないのは、このような浪費を生活費として考えることです。

 ・たばこは日々必要なものだから

 ・お酒は毎日飲むものだから

 ・毎朝コンビニによって買い物するのが日課だから

 このような考えで明確な浪費を生活費として捉えていると、どれだけ他の生活費を切り詰めても余剰資金は捻出できません。

 ・食費はスーパーをはしごして少しでも安いところで購入

 ・交通費を節約するために電車で10分のところを1時間かけて歩いて行く

 浪費を生活費として考えなければ、このような過剰な節約をすることなく普通に生活しているだけで余剰資金というのは十分に捻出することができるということです。

 ・生活費は年収に見合った支出

 ・浪費を生活費に入れない

 これを意識するだけで一般的な年収であっても、投資に使う余剰資金は捻出できると私は考えています。ご覧いただきありがとうございました。

 銀行の手数料なども気にする必要がありますね。無駄な支出は少額でも敏感になる必要があります。

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