YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

【成果と感謝】2023年の振り返りと思い

2023年も今日で終わろうとしています。 私の中では、2023年中には様々なことがありましたが、概ね順調に物事が推移したという印象です。 しかし、振り返ってみると、順風満帆だったとはっきりと言えるような感じでもないですね。各項目別に見ると、様々なこ…

個人金融資産2121兆円に到達、個人の金融資産は増加し続けている

日本銀行が行っている資金循環統計の2023年第3四半期速報によると、個人の家計の金融資産が2121兆円に到達しました。 この資金循環統計は日本銀行調査統計局が1954年から作成しており、四半期をひとつの期間として、調査の3カ月後に速報、6カ月後に確報が公…

富裕層に到達するための資産形成初期段階を早く抜け出す方法について

お金とは誰しもが一生涯付き合っていくもので、資産を管理することは誰しもが考えなければならないことのひとつです。できれば、多くの人は富裕層(金融資産1億円以上)に到達したいと考えています。 金融資産が1億円あれば、無茶な使い方をしない限りは、人…

【アセットアロケーションが全て】1,000万円を低リスクで運用する方法とは

資産運用をする際に多くの人が考えるのが、どの金融商品を購入して運用していくかとということです。そして、なるべく低いリスクでリターンを得たいと考えています。 ・VTとVTIの比率をどのようにするか ・S&P500のほかにNasdaq100を購入するか このような…

【来年の総資産額目標は設定しない方がよい】資産形成における目標設定のポイント

資産形成が趣味となっている方というのは、私生活においてもきっちりとされている方が多いですね。 ・部屋が整理整頓されている ・時間をしっかりと守る ・体調管理に気を付けている 私の周囲を思い返しても、資産形成を順調にされている方というのはこのよ…

年金制度とiDeCoの関係性について

iDeCoは2001年からはじまった制度で誕生から21年になります。以前は個人型確定拠出年金、日本版401Kと呼ばれていましたが、2016年からiDeCoという愛称で呼ばれることになりました。 愛称は「individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字の…

【SPYD・VYM】新しいSBI・Vシリーズ!積立投資には向かないが分配金を重視する投資家に最適

米国高配当ETF(SPYD&VYM)投資信託 2023年12月22日にSBIアセットマネジメント株式会社から2本の新しい国内投資信託が発表されました。 ・SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックスファンド(年4回決算型) ・SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファン…

【昨年から+900万円】これがインデックス投資と節約の力

インデックス投資というのは優れた投資手法のひとつですが、大きなデメリットとして挙げられるのが、資産増加を実感するのに時間がかかるという点です。 ・1年間で資産を倍にする ・元手100万円を1,000万円にする このような投資手法ではないということです…

【キーワードは透明性】夫婦での家計管理をどのようにするべきか

結婚すると、それまでひとりで行っていた家計管理を夫婦で行う必要があります。 ・夫が働き、妻が専業主婦(逆パターンもあり) ・共働き 社会人同士が結婚する場合、結婚前はお互いが働いており、結婚を機にどちらかを選択する必要があります。消防士の世帯…

自己責任で資産形成!令和6年度税制改正のポイントは賃上げと子育て支援

2023年12月14日に令和6年度の税制改正大綱が公表されました。 税制改正大綱は毎年12月に政府から公表され、来年度以降の税制の改正ポイントについて大まかに記載されています。 ・個人所得税 ・資産課税 ・法人課税 ・国際課税 ・消費課税 ・納税環境整備 ・…

【数字でわかりやすく解説】学生納付特例制度を利用した場合の年金は追納した方がよいのか

国民年金の加入期間は20歳~60歳までの40年間です。10年以上加入して掛金を納付していれば受給することができます。また、加入期間が10年未満でも追納することによって、用件を満たせば受給することができます。 現在の国民年金保険料は16,610円です。高卒な…

【ディフェンシブな金融商品】財形貯蓄と共済貯金について

公務員が資産形成をする方法として人気があるのが共済貯金と財形貯蓄です。 この2つは混同されがちですが、仕組みは明確に異なっています。 ・財形貯蓄とは ・共済貯金とは ・資産形成においてどちらが優れているか 今回は公務員の資産形成についてこの2点を…

【大切なのは規模感】米国株式の割合がポートフォリオ内で多いことがよい理由とは

資産運用をはじめた当初は色々な金融商品に目が行ってしまいます。 ・新興国株式市場 ・中国株式市場 ・インド株式市場 このような形で様々なマーケットの株式を少しだけ購入してみる、という方は非常に多いですね。例に漏れず私もそうでした。今でこそ運用…

【超重要・これさえ守れば誰でも成功する】株式投資で失敗しないための大切な3つの要素

資産形成において欠かすことができないのが株式投資です。 富裕層で証券口座を保有していない人はいないと言ってよいほど、お金を増やすためには株式投資が大切だということです。 しかし、株式投資をしさえすれば資産が増加していくか、と考えるとそうはい…

【確定申告の超基本】ふるさと納税の控除額について

公務員が取り組める節税として大変人気があるのがふるさと納税です。 ・税金の還付、控除を受けることができる ・実質2000円負担で返礼品を受け取ることができる この2点から大変人気がありますね。返礼品は食品や日用品、地域の特産品など様々なものから自…

【税金面で考える】現行のNISA口座を課税口座に移すか売却するか

2024年から新しいNISAがスタートすることに伴い、現行のNISA制度は廃止されることになります。 ・現在のNISA口座の金融資産を新しいNISA口座へ移管する ・ロールオーバーして非課税期間を延長する このようなことができないということです。NISA口座の金融資…

【NISA・iDeCoは不要】資産形成の第一歩は100万円の貯金を作ること

現在、資産が500万円の方も3,000万円の方もスタートラインというのは同じです。全く資産が無いところからスタートしているということですね。 そして、株式などのリスク資産で資産形成をはじめるという方は少なく、多くの場合は銀行などに貯金をすることから…

【教育費はインフレしやすい】学資保険は教育費を捻出することには向いていない理由

人生の三大支出の教育資金の備えとして大変人気があるのが学資保険です。 ・先取貯蓄 ・元本割れしない ・銀行預金よりも利回りがよい ・一定の保険機能 このような理由から、契約されている方は非常に多いですね。 保険会社にとっては、旨みのある金融商品…

【人生最大の買い物】住宅購入はこの2つのバランス感覚が重要

会社員や公務員にとって人生で最大の買い物と言えば住宅です。 ・数千万円 ・超長期的なローンを組む 住宅購入にはこのような特徴があるからですね。自身の収入を遥かに上回るだけの借金をして、正に一生をかけて返していくことになります。 そして、このよ…

【僕のお金返して( ;∀;)】ボーナスが2日で吹き飛ぶのがインデックス投資

12月は給与所得者にとってはボーナスが支給される時期です。公務員は国家、地方、特別職ともに12月8日に支給されることとなりました。 内閣人事局によると、国家公務員の今年の冬のボーナスは、管理職を除いた平均年齢33.4歳の職員で平均67.4万円となってい…

新しいNISAで老後の金銭的問題は解決することができるか

多くの方は貯金や投資などで資産形成に取り組んでいます。その理由のひとつとして挙げられるのが「老後のための資産形成」ですね。 ・年収の増加が見込めない ・社会保険料、税負担の増加 ・退職金の減額 ・定年延長 今、現役で働いている会社員や公務員とい…

多子世帯の大学無償化によって資産形成が楽になるわけではない

12月5日に子育て世帯にとって非常に大きなニュースがありました。 政府が少子化、子育て政策として、多子世帯の大学費用無償化を「こども未来戦略」に盛り込むというものです。 ・開始は2025年度から ・こども3人以上の世帯が対象 ・全てのこどもが対象 ・短…

アセットアロケーションを最適化する方法について

アセットアロケーション 投資のリターンを決める要素については、一定の答えが出ています。 ・購入する時期 ・購入する銘柄 このようなものが投資のリターンを決める要素ではありますが、投資のリターンの大部分を決めるのはアセットアロケーションです。 資…

【平均的世帯で手取りが約7万円増加】児童手当拡充と扶養控除縮小について

12月と言えば、来年度の税制改正大綱が閣議決定され公表される時期です。 その内容の一部がマスメディアによって、先行報道されており、先日報道されたのが、「児童手当の拡充と扶養控除の縮小」です。 岸田内閣は政権発足当初から、異次元の少子化対策とい…

【わかりやすく解説】日本のリスクフリーレートと資産投下対象の考え方

資産運用をはじめて金融の知識が付いてくると、やや極端な思考に陥ることがあります。 ・生命保険会社の投資型保険商品は詐欺に等しい ・生命保険の投資型保険商品を購入しているなんて情報弱者だ その保険商品の概要を見ることなくこのように断じるというこ…

何故、保険販売員の勧める金融商品を購入してはいけないのか

個人投資家が金融商品にアプローチする方法としては主に3つのケースがあります。 ・自分自身で情報収集をして購入する ・専門家のアドバイスを聞いて購入する ・販売員の勧誘によって購入する 細かく分ければもっとあるのでしょうが、大きくはこの3つです。…

優良な家計管理ができている世帯の真似をしても上手くいかない理由とは

一般的な公務員や会社員世帯で資産形成をするのに最も効果的なのは家計を見直して支出を抑えることです。 ・月1万円配当金で得る(年間12万円) ・月1万円支出を減らす この場合、多くの世帯で用意なのは「月1万円支出を減らす」方ですね。月1万円(年間12万…

【普通にしていれば難しい】新しいNISAを積立投資に使うことは、万人が取れる選択ではない

新しいNISAの使い方については様々なことが言われており、これまで堅実に資産形成をしてきた層に人気があるのが、「投資信託を積み立てる」という使い方ですね。 つみたて投資枠、成長投資枠で個別に金融商品を買う、というのではなく、生涯非課税保有額の1,…

【解決法有り】会社員・公務員は資産形成上不利であることを自覚しよう

資産形成というのは、基本的にはお金があればあるほど優位な立場で進めることができますね。 ・毎年10万円を株式投資に充てる ・毎年1,000万円を株式投資に充てる この2つの場合、資産形成が順調に進むのは1,000万円の方だということです。中には株式投資の…

【総額1,000万円以上】住宅手当と住宅購入の考え方について

住宅事情で意見が分かれるのが住宅事情です。 ・賃貸派 ・持ち家派 この2つに分かれますが、どちらが優れているかという問題は決着がつきません。どちらにも一長一短があり、自分の価値観や属性によって、賃貸と持ち家どちらがいいのかは異なってくるからで…