YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

【2558MAXIS米国株式上場投信】円建てETFを保有する意味はあるか

私は資産運用の中心を米国株投資に置いています。その多くが投資信託で購入しています。 ・購入を自動ですることができる ・管理の手間がかからない 主な理由はこの2つですね。しかし、米国株投資をしている方の中には、ETFをドル建てで購入していくのがよい…

資産1億円は夢ではないのが長期のインデックス投資

職場での休憩時間に「1億円あったら何をするか」という話は誰しもがしとことがあるのではないでしょうか。 ・1億円あったら今すぐ会社を辞めますよ ・1億円では人生逃げ切れないので働きますが、残業はしませんね 多くの場合、このような話になるということ…

リスク資産の比率を考えた資産形成術

資産形成において大切なことのひとつは、リスク資産と無リスク資産の割合です。株式投資などをしてリスク資産が順調に増加していけば、貯金などの無リスク資産を軽視してしまいがちですが、資産形成においてそれはよいことではありません。 ・元本毀損は避け…

【これをコントロールできれば必ず資産増加する】資産形成の3要素とは

資産形成の方法は数多くありますが、基本的に押さえておきたい要素は3つです。 ・収入 ・支出 ・投資 この3要素をコントロールすることが資産形成には欠かせないということです。どれかが欠けていると、資産形成においては後手に回ってしまうということです…

【実質52%】年金の84%割増は税金と社会保険料を考える必要がある

年金受給のタイミングについて 年金制度改正法は年を重ねるごとに改正がされており、今年の4月にも大きな改正がなされて施行されています。 ・被用保険者の範囲拡大 ・在職中の年金受給の見直し ・受給開始時期の範囲拡大 ・確定拠出年金の加入要件の見直し …

貯金と節約だけで資産形成することは贅沢なものになってきている

資産形成というのは誰しもが取り組むべきものです。資産形成と言えば株式投資やFX取引などリスクの高いことを思い浮かべがちですが、そうではありません。 ・貯金 ・節約 このような堅実なお金の貯め方も立派な資産形成方法のひとつです。 しかし、このよう…

【住民税はミスが多い】住民税決定通知書の確認するべきポイント

6月になると住民税決定通知書を受け取ることになります。会社員や公務員は職場の総務課などから受け取ることになるケースが多いですね。 ・見てもしょうがないから机にしまっておく ・見ることなく捨てる 会社員や公務員のような給与所得者は税金のコントロ…

【NISAの満足度に関する調査】有価証券を300万円以上保有していれば上位何パーセントに入るのか

4月11日に金融庁から「NISAの満足度に関する調査」の調査結果が公表されました。 調査の概要としては、金融庁から委託を受けた野村総合研究所が昨年の6月から7月にNISA口座を保有している方を対象として行われました。 設問は9問あり、回答サンプル数は96,03…

【癖が強い金融商品】外貨預金の仕組みとリスクについて

外貨預金は会社員や公務員の資産運用として一定の人気があります。人気の理由としては、保険営業の方の影響力が非常に強いですね。はじめる場合の大半のケースは、生命保険や傷害保険に加入していて、資産運用として進められて資産投下するケースです。 仕組…

インデックス投資だけではFIREすることはできない

今FIREが非常にブームになっています。FIREは経済的自立と早期退職を合わせた造語ですが、若いうちに経済的に自立して仕事に縛られることなく生きるというものですね。 ひと昔前までは高所得者のみが達成可能なこととされていましたが、現在では少し勝手が違…

【大切なのは規模感】米国株式の割合がポートフォリオ内で多いことがよい理由とは

資産運用をはじめた当初は色々な金融商品に目が行ってしまいます。 ・新興国株式市場 ・中国株式市場 ・インド株式市場 このような形で様々なマーケットの株式を少しだけ購入してみる、という方は非常に多いですね。例に漏れず私もそうでした。今でこそ運用…

誰にでもできるお金の増やし方について

公務員として働いていて思うことは、属性が似通っているにも関わらず、お金に困っている世帯が少なくないということです。お金に困っていると言っても、「今日食べるものを買うお金が無い」というようなことではありません。 ・貯金が全くない ・ボーナスが…

生命保険の災害割増特約(交通事故死亡特約)は必要か

民間の生命保険と言うのは人によっては、人生に安心感をもたらしてくれます。 ・自分が事故で亡くなった後の家族の生活 ・住宅ローンの残債 このようなものは非常に高額になるため、公的保険では賄いきれないケースがあるからですね。 例を挙げると、自分が…

つみたてNISAの売れ筋ランキングから見る資産投下対象とは

SBI証券は毎月、つみたてNISAの投資信託の積立設定件数と積立買付金額のランキングを公表しています。 そして、積立設定件数と積立買付ランキングには明確な相関関係があります。 積立設定件数が多ければ積立買付ランキングも上位にきているということです。…

年金制度とiDeCoの関係性について

iDeCoは2001年からはじまった制度で誕生から21年になります。以前は個人型確定拠出年金、日本版401Kと呼ばれていましたが、2016年からiDeCoという愛称で呼ばれることになりました。 愛称は「individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字の…

【課金型教育】勉強とは贅沢なものであるということ

YOH家では3人のこどもを育てています。このブログでも何度か登場しているYOH3姉妹ですね。 子育てをしている世帯にとって最も大きな関心ごとのひとつはこどもがどのように育つか、ということです。 そして、現在の学習環境でよく用いられる言葉が「課金型教…

【配当金再投資を数字で確認】インカムゲインの再投資はどれほど効率がよいのか

株式が資産形成において優れているところは、保有しているだけでお金を生み出してくれるところです。 ・インカムゲイン・・・配当金や利子などによって得ることができる利益 ・キャピタルゲイン・・・売買益によって得ることのできる利益 株式で得ることの利…

【一人暮らしで月2万円以下】YOHの妻による食費管理方法について

YOH家は夫婦共同で支出の管理を行っています。お互いがフルタイムで働いているので、毎月決まった額を出し合って生活費に充てているお金を共同で管理していることになります。 しかし、お互いがきちっと管理しているかと言えばそうではないですね。支出項目…

【叩かれても仕方がない】公務員の給料は何故叩かれるのか

日本は過去20年間を見ても給料が上昇していないと言われています。厚生労働省が出している平均給与の推移を見ても、1993年の470万円ほどをピークとして、下落していることがわかります。 しかし、これは働けど働けど給料が上昇しないということではありませ…

公務員や会社員世帯では支出管理が資産形成の基本

世帯の年間の資産増加額は非常に単純な数式で表すことができます。 ・年収-年間支出=年間資産増加額 ・収入-(支出+運用益)×運用期間=資産増加額 一般的にはこのように言われています。年収1,000万円でも、年間支出が多ければ年間資産増加額は小さくなり…

【わかりやすく解説】マクロ経済スライドによって年金は減額されるのか

会社員や公務員は厚生年金と健康保険といった社会保障制度に加入しています。そのため、給料から控除される形で社会保障費を納めており、全ての人が納付しています。 ・標準月額報酬 ・社会保険料率(約18.3%) これを掛け合わした金額が社会保険料となりま…

【VIG・VWO】SBI・Vシリーズに追加された5つのファンドは投資対象になり得るか

SBIグローバルマネジメント株式会社は、子会社であるSBIアセットマネジメント株式会社から、SBI・Vシリーズに新たな5つのファンドを設定することを発表しました。新たに追加されるファンドはこの5つですね。2023年5月25日から募集を開始して、6月8日から設定…

長期投資において、ひとつの銘柄がポートフォリオに占める適正割合とは

株式投資には大きく分けて長期投資と短期投資があります。どちらにもメリットとデメリットがあり、どちらがより優れているというわけではありません。 しかし、万人が資産を増やすことができるのは長期のインデックス投資であることは明らかです。 ・時間分…

日本の1人当たりGDPが2位から28位になっていることに、それほど悲観的にならなくてもよい

2021年のIMFの調査によると、日本の国民1人当たり3万9430ドルでGDPは28位となっています。2000年には世界2位であったのが、どんどんと下降を続けて、現在では先進国の中でも下位に属することになっています。 国の経済状態を表す指標としては様々なものがあ…

【公務員の年金が恵まれていたのは過去の話】公務員の退職等給付年金について

日本は国民皆保険制度を掲げており、20歳以上になると、年金制度に加入することになります。自営業者なら国民年金、会社員、公務員なら厚生年金に加入することになります。会社員や公務員であれば掛金は社会保険料として、健康保険料と同様に給料から毎月天…

【円安進行時の対応策】債券はポートフォリオに組み入れるべきか

債券とは、国や企業が投資家から資金を集めるために発行する有価証券です。 ・償還日が決まっている ・安全性の高い国債は利回りが低い ・株式と逆相関の関係にある このような特徴があります。債券ファンドとしてポピュラーなのがeMAXISSlim先進国債券イン…

iDeCoで納税を先送りにすることが資産形成上有利になる理由

iDeCoで最も優れている点は2つの税制優遇措置がある点です。 ・運用益が非課税になる ・掛金が控除対象となる iDeCoの税制優遇措置には、ザックリと言ってこの2つがありますが、効果が大きいのは「掛金が控除対象となる」という方ですね。 運用益が非課税に…

【REITの影響を受やすい】eMAXISSlim バランス(8資産均等型)ファンド購入時の注意点

資産運用ファンドとして人気のあるファンドのひとつがバランスファンドです。 バランスファンドというのは、ざっくりと言ってしまえば、多くの金融商品を混ぜ合わせたファンドです。 ・債券 ・株式 ・不動産 このような金融資産クラスに一括で資産投下できる…

資産形成が順調な世帯は支出を減らすポイントを把握している

資産形成をするために行うことは非常にシンプルです。 ・収入を増やす ・支出を減らす ・残金を貯蓄や投資に充てる この3つを行うだけだということです。資産形成といえば、どうしても「投資をする」の部分にリソースを注いでしまいがちですが、この部分のリ…

【それだけでは解決しない】iDeCoとつみたてNISAで老後2,000万円問題を解決する前提条件とは

老後の資産形成でよく言われるのが老後2,000万円問題です。 ・月20万円の年金受給(夫は40年間厚生年金に加入、妻は専業主婦) ・月25万円の支出(夫、妻の2人世帯) ・30年間生きると1,800万円、それ以上生きると2,000万円が老後資金として不足する このケ…