YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

公務員や会社員のアセットアロケーションの修正は売らずに行う

アセットアロケーション

 投資のリターンを決める要素については、一定の答えが出ています。

 ・購入する時期

 ・購入する銘柄

 このようなものが投資のリターンを決める要素ではありますが、投資のリターンの大部分を決めるのはアセットアロケーションです。

 資産運用で言うアセットアロケーションとは、資産配分のことです。自分の資産をどのような割合で保有しているかということです。

 ・現金

 ・株式(国内、先進国、新興国など)

 ・不動産

 ・保険

 ・債券

 ・コモディティ

 ・暗号通貨

 このような金融商品をどのような配分で組み合わせるかというものです。そして、資産運用で大切なことは、自分に合わせたアセットアロケーションを組むことです。

 ・年齢

 ・職業

 ・目標

 ・投資歴

 ・考え方

 ・リスク耐性

 同じような属性でもこれらのことが1つでも異なれば、個人によって全く別のものになるのが、アセットアロケーションです。資産運用の成績は自分の資産をどんな割合で保有しているかが非常に大切なのです。

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出典 NEXT FUNDS

 

資産運用を続けているとアセットアロケーションは崩れてくる

 投資のリターンを決めるのはアセットアロケーションですが、資産運用をしていると、当初の配分から崩れてきます。

 ・現金 50%(500万円)

 ・米国株式 50%(500万円)

 このようなアセットアロケーションを組んで長期投資をしていた場合、米国株式が時間と共に値上がりしてくると、何もしていなくても資産配分が崩れてきます。

 ・現金 30%(600万円・運用当初から100万円積立)

 ・米国株式 67%(1,000万円・運用当初から100万円積立、運用益400万円増加)

 このようなリスク資産の増減によって、アセットアロケーションのバランスが崩れてしまうことは、資産運用をしている方なら誰もが経験することです。

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出典 SBI証券

アセットアロケーションの調整

 当初決めていたアセットアロケーションから大きく変わったアセットアロケーションをそのままにしておくことはよくありません。投資のリターンを決める大きな要素がアセットアロケーションだからですね。

 変化したアセットアロケーションを調整する方法は主に2つあります。

 ・大きくなった資産を減らす

 ・小さくなった資産を増やす

 この2つの方法によって、アセットアロケーションを調整します。大きくなった資産を減らす方法としては、売却や積立額を減らすことです。

 ・米国株式の割合が大きくなったから、売却して他の資産比率を高める(即効性有)

 ・米国株式の割合が大きくなったから、月々の積立額を減らす(即効性無)

 また、小さくなった資産を増やす方法としては、買い増しや積立額を増やすことで対応することができます。

 ・新興国株式の割合が小さくなったので、ETFを買い増しする(即効性有)

 ・新興国株式の割合が小さくなったので、月々の積立額を増やす(即効性無)

 アセットアロケーションを調整するにはこのような方法がありますが、公務員や会社員におすすめなのは、即効性の無い調整方法です。

時間をかけて調整していく

 公務員や会社員がアセットアロケーションを調整する際は、ゆっくりと積み立てによる買い増しをして調整した方がよいですね。求められる判断が少なく、ストレスがかからないからです。大きくなった資産を減らして調整するよりも、小さくなった資産を増やして調整する方が簡単ということです。

 現金と米国株式50%ずつのアセットアロケーションを組んでいて、時間と共に米国株式の割合が増えた場合で考えてみます。

 ・現金 33% 500万円

 ・米国株式 67% 1000万円

 時間経過によって、このようにアセットアロケーションが崩れた場合、公務員や会社員は現金比率を高めることに注力することで徐々にアセットアロケーションを調整していくということです。

 ・貯金額を月5万円から10万円に増やす、ボーナスを貯金してで現金比率を高める

 ・米国株式の積立額は減らさない

 売買して調整することは、投資判断が必要とされ難しいからですね。それよりも、小さくなった資産を増やす方が遥かに簡単だということです。

 そして、大きくなった資産の積立を止めるのではなく、小さくなった資産をそれ以上に増やすことによって、調整することが大切です。

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アセットアロケーションを上手に調整することによって、資産増加を効率よく行うことができる

YOHの考え

 私がアセットアロケーションを調整する際、大きくなった資産を売却して調整することはしないようにしています。

 ・売却の手間

 ・買付の手間

 このような手間がかかるからですね。売却して小さくなった資産を購入することは、アセットアロケーションの調整において即効性がありますが、私のような投資家には難易度が高いのですね。

 それよりも、小さくなった資産の積立額を増やすことによって、時間がかかってもよいので、徐々に調整をしていく方がよいと考えています。

 アセットアロケーションは投資リターンを決める大切な要素ですが、資産規模が小さい間は気にしすぎるものではありません。私の感覚になってしまいますが、総資産3,000万円ほどから、調整を意識する必要があるのではと考えています。

 資産規模が1,000万円以下の場合、頻繁にアセットアロケーションを調整しても、手間とリターンを勘案した場合、割に合わないことが多いのですね。

 公務員や会社員のアセットアロケーションの調整は、大きくなった資産を売らずに、小さくなった資産を増やすことによってすることがよいと私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 バランスファンドに対する考えはこちらで記事にしています。

fire-money.hatenablog.com

 公務員のポートフォリオは不動産に偏る傾向があります。

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適切なアセットアロケーションを組むにはよい金融商品を選ぶ必要があります。

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