YOH消防士の資産運用・株式投資

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高齢になってからの資産運用はした方がよいか

高齢者になってもお金の心配は尽きない

 高齢というのは何歳からといった明確な適宜つけはされておらず、人の捉え方によって様々ですが、ひとつの目安が60歳ですね。

 ・定年退職

 ・年金受給可能

 このようなことを踏まえると60歳からが高齢者というのが適切だと捉えてよいですね。そして、現代では高齢者になったからといって何もせずに余生を送ることが難しい時代になっています。

 ・年金受給は65歳がスタンダート(今後は70歳になるのでは・・・)

 ・年金受給金額だけでは生活を送ることが難しい世帯が多い

 ・年金受給の所得代替率は右肩下がり

 ・平均寿命の上昇

 このようなことから考えると、60歳でお金の心配をしなくてもよいという世帯は非常に少数で、多くの高齢者世帯では定年退職後もお金について考える必要があるということです。

 その中で選択肢として挙がるのが、高齢になってからの資産運用です。今回は高齢になってからの資産運用について考えてみたいと思います。

出典 厚生労働省 平均寿命の推移

高齢になってからお金が必要な世帯

 高齢者になってもお金の心配をしなければならないことを最も適切に表していたのが「老後2,000万円」問題です。

 ・夫は厚生年金加入

 ・妻は専業主婦で国民年金加入

 この世帯で一般的な支出で生活を送って平均寿命まで生きた場合、約2,000万円が不足するというのが老後2,000万円問題です。

 これは、金融庁の金融調査会議で試算されたもので、全ての世帯に当てはまるわけではありませんが、多くの人に老後のお金に対する警鐘を鳴らしました。(今ではすでに話題にならなくなっていますが・・・)

 ・普通に40年間働いて

 ・普通に社会保険料を払って

 ・普通に生活をして

 ・普通に貯蓄をして

 ・普通に浪費をして

 ・普通に住宅ローンを組んで

 老後に2,000万円が足りないというのはやや極端というか非常に限定的ですが、こういった世間一般での普通の生活をすれば、それまでの貯蓄や年金受給だけでは老後生活が送れないというのは避けられないということです。

 老後にお金を作るのに最も簡単な方法は「働いて給料を得る」ことです。

 ・現在の就職先で再雇用として働く

 ・パートタイムジョブをする

 このようなことでお金を稼げばよいのですが、これをしたくないという方は非常に多いですね。そのため、次に考えるのが資産運用です。

出典 日本経済新聞 「老後資産2000万円」金融庁報告書の波紋 まとめ読み

高齢になってからの資産運用はした方がよいか

 高齢になってからの資産運用については、リスクを抑えた投資がしっかりとできるのであればした方がよいというのが私の考えです。

 ・退職金ではじめて株式投資をする

 ・退職金が無ければ年金受給まで乗り切ることができない

 ・貯金が全くない

 ・短期的な売買を軸にして株式投資をする

 このような状況や考え方であれば、高齢になってからは資産運用はしない方がよいですね。それまでに築いた資産と年金、足りない分は労働による収入でお金を工面する方がよいということです。

 ・若年の時から株式投資などをして資産を増やしている

 ・長期投資を実践している

 ・貯蓄が十分にある

 逆に、このような方は高齢になっても資産運用をした方がよいですね。株式投資に対する自分のリスク耐性を把握することができており、資産を大きく減らすことがあっても貯蓄でカバーできる環境が整っているからですね。

年老いてからもお金は必要。ある程度持っておくに越したことはない。

YOHの考え

 私は高齢になっても資産運用はした方がよいと考えています。した方がよい、というよりは続けた方がよい、という表現の方が正しいかもしれません。

 ・iDeCo

 ・NISA制度

 このような国が用意している制度も年齢や投資可能期間が伸びていることからも、高齢になってからも資産運用については国が後押ししていることは明らかです。お金を効率よく工面するには、国の政策に乗っかるのは効率の良い方法のひとつであることに間違いはありません。

 しかし、iDeCoやNISA制度は高齢になってからはじめることを想定して作られた制度ではないことも明らかです。

 ・年間投資額

 ・運用期間

 このようなことからも、遅くとも40~50歳時点ではじめることを目的として制度設計されているということです。そのような金融制度を利用していれば、高齢者になっても資産運用を続けることは問題ないということです。

 しかし、お金が足りなくなることを不安に思って、高齢になってからいきなり資産運用をすることは避けた方がよいですね。失敗して元本毀損する可能性が極めて高いからです。

 失敗して元本毀損する可能性が高いのは、投資をする方の金融知識の問題ではなく、資産投下する金融商品に問題がある場合や、長期的な資産増加といった観点から資産運用をすることが難しいからです。

 資産運用というのは全ての人にとって必要なものではありません。高齢になってお金が足りないと感じるのであれば、お金を工面する方法はいくらでもあります。

 ・労働して収入を得る

 ・生活費を見直して慎ましく暮らす

 このような方法をとれば老後生活が成り立たなくなることはありません。高齢になってからの資産運用ははじめるというよりも、続けるといったスタンスで取り組むことが大切だと、私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

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