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【僕のお金返して( ;∀;)】ボーナスが2日で吹き飛ぶのがインデックス投資

公務員のボーナス支給

 12月は給与所得者にとってはボーナスが支給される時期です。公務員の2023年のボーナスは国家、地方、特別職ともに12月8日に支給されることとなりました。

 内閣人事局によると、国家公務員の今年の冬のボーナスは、管理職を除いた平均年齢33.4歳の職員で平均67.4万円となっています。

 去年は65万円ほどだったので、2万円ほど増加していることになります。

 私は地方公務員なので、国家公務員と同じではありませんが、地方公務員のボーナス額は国家公務員のボーナス額を準拠して決められるので、それほど違いが出ることはありません。

 ・年齢

 ・勤続年数

 この2つがボーナス査定においてウエイトを占める部分が極めて大きく、役職や人事評価が高くとも、それほど上がらないのが公務員のボーナス事情です。

 そして、誰しもに当てはまることですが、ボーナスが支給されるというのは非常に嬉しいものですね。

 ・欲しかったものを購入する

 ・浪費に充てることができる

 ・貯金額が増加する

 ボーナスが支給されれば、このようなことがあるからですね。私自身、ボーナスが銀行口座に振り込まれて、総資産額が増加するというのは気持ちの良いことです。

 しかし、私の2023年冬のボーナスは2日で吹き飛ぶことになりました。

 その理由は、「インデックス投資をしているから」です。

 ・ボーナスが2日で吹き飛んだ理由

 ・インデックス投資は安全確実な資産形成方法ではない

  今回は、私のボーナスが吹き飛んだことと、インデックス投資について触れてみたいと思います。

ボーナスが2日で吹き飛んだ理由

 私の冬のボーナスが2日で吹き飛んだ理由は「インデックス投資をしている」ことによるものです。

 わかりやすく言えば、株式部分の評価額がボーナス支給後のわずか2日間の間に大きく下がったということです。

 株式部分の評価額が大きく下がった主な理由は対ドル円の円高によるものですね。

出典 Googlefinance

 12月7日に1ドル147円付近だった対ドル円が、12月8日には143円、12月9日には144円と急激に円高に振れています。

 これは、様々な要因があるでしょうが、日本銀行総裁の植田和男氏の参議院財政金融委員会で「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」という発言によるところが非常に大きいですね。

 ・チャレンジング=異次元緩和からの脱却

 ・緩和修正が早期に実施されるのでは

 このような解釈がなされたため、対ドル円が円高に大きく触れたということです。

 そして、対ドル円が円高に振れることになると、米国株式を中心にポートフォリオを組んでる投資家は為替の影響を多分に受けることになります。

出典 Googlefinance

 直近5日間のS&P500のチャートを確認すると、評価額は上昇しています。

 しかし、今回のように急激に円高が進行することになれば、為替の影響によって、資産額が短期間のうちに大きく減少することがあるということです。

 これは基軸通貨を日本円として、外国株式に投資をする以上、避けることはできないものであるということです。

僕のボーナス返して・・・( ;∀;)

YOHの考え

 今回は私のボーナスが吹き飛んだことと、インデックス投資について触れてみました。

 私の冬のボーナスが2日で吹き飛んだ理由は、米国株式を中心にインデックス投資をしていたことによることが主な理由ですね。

 米国株式を中心にポートフォリオを組んでいたところに、急激な円高によって、2日間で大きく資産額が減少したということです。

 もちろん、この資産減少というのは長期的に見ればたいしたものではありません。

 加えて、日本銀行総裁の植田和男氏の発言についても、投資家が拡大解釈をした先走り感がありますね。

 しかし、インデックス投資にはこのようなリスクがあることは抑えておく必要があるということです。

 2024年から新しいNISAが開始されることもあって、外国株式を中心としたインデックス投資が大きな注目を浴びています。

 その中で、やや過剰な考え方や意見というのが散見されるようになっています。

 ・全世界株式インデックスファンドに長期投資をしておけば確実に資産が増加する

 ・日本円を多く持つなんて資産形成上、不利になるだけ

 ・100万円を残してあとは全額投資に回せばよい

 ・インデックス投資をしないなんて情報弱者

 このような考え方や意見を持つ方が増加しているということです。

 しかし、インデックス投資というのは、資産形成における必勝法ではないですし、安全確実に資産を増加させることができる方法でもありません。

 ボーナスがわずか2日で吹き飛ぶようなリスクが常にある投資手法であるということです。

 そして、インデックス投資の規模が大きくなればなるほど資産の動きというのも大きくなります。

 ・年収分が短期間で吹き飛ぶ

 ・時間が経ってもそれが回復しない

 このようなリスクが多分にあるのがインデックス投資であるということです。

 ・安全

 ・確実

 全ての株式投資にこのようなことはありえません。株式投資というのは、どのような手法であれ、リターンがある分だけリスクがあるということを心しておく必要があると、私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 インデックス投資で成果を上げるには、投資以外の部分を頑張る必要がありますね。

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 インデックス投資でも安全マージンをしっかりと確保しておく必要があります。安全マージンの考え方についてはこちらで記事にしています。

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 私のボーナスの使い方についてはこちらで記事にしています。

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