ボーナス
公務員には毎年6月30日に夏のボーナスが支給されることになります。国家公務員の今年の夏のボーナスの平均額は63万円と昨年よりも9%の増加となりました。
私のような地方公務員も同様に昨年から9%ほど増加したボーナスが支給されました。
公務員のボーナスは一部の管理職を除いて、勤務評定を考慮されることがないので、支給額というのは年齢と勤務年数によって決まります。
そのため、私のような特に仕事においてめざましい成果を残していない職員であっても、昨年よりもかなり増加した金額が支給されました。
YOH世帯は月々支給される給料だけで生活費、贅沢費、貯金、投資などを全て賄うことができており、ボーナスが無くても生活に支障をきたすことはありません。
そのため、ボーナスを贅沢に使ってもよいのでしょうが、それが難しい状況になっています。
その最も大きな原因は物欲がなくなっているということです。
・資産運用をしていると物欲がなくなる
・ボーナスを貯蓄や投資に充てることについて
今回はお金の使い方についてこの2点を中心に触れてみたいと思います。
資産運用をしていると物欲がなくなる
私が今感じていることは、「資産運用をしていると物欲がなくなってくる」ということです。
・高価な服が欲しい
・家電を新しいものに買い替えたい
・高い外食をしたい
このような物欲がなくなってくるということです。もちろん、全てにおいて無いというわけではありませんが、自分自身があれが欲しい、これが欲しいというのは非常に少なくなっているのですね。
【2023年】ボーナスの使い道ランキング!面白い使い方や内訳、平均支給額を紹介 | マネカツ~女性のための資産運用入門セミナー~
民間企業が調査を行ったボーナスの使い道ランキングによると、ボーナスの使い道というのは、貯蓄、旅行が毎回のように上位にきています。
YOH世帯もこどもの夏休みに合わせて旅行を計画してはいますが、費用はボーナスを当て込むのではなく、月々の給料で贅沢費として貯めていた予算を使うため、ボーナスに手を付けることはありません。
このようなボーナスを特に使う予定がない、という世帯は少なからず存在しているということです。
そして、このようにボーナスを使う予定がない、という世帯は資産運用をしているケースが往々にしてあるということです。
・月々の赤字をボーナスで補填する
・住宅ローンの支払いに充てている
・月々の生活では貯金ができないのでボーナスは全額貯金
このようなケースであればボーナスの使い道というのは考える必要はないのでしょうが、そうではない場合、ボーナスの使い道は特にはない、ということになるのですね。
ボーナスを貯蓄や投資に充てることについて
ボーナスの使い道がなく、物欲がない、というのは資産形成において非常によいことかと思われる方もおられるでしょうが、必ずしもそうではないですね。
・資産を順調に増やすことができる
・資産形成の速度が増加する
ボーナスの使い道がない場合、なんとなくの貯金や積立投資の予備費用になっているケースが多く、確かにこれは資産形成において非常によい状態であると言えます。
特に、現在のような株式を保有していればどんどんと資産が増加していくような状況であればなおさらですね。
現在の日経平均株価を見ても5月に3万円を超えてからも順調に上昇しており、6月30日時点で3.3万円を超えています。
そして、S&P500も年初来16.38%の増加と資産運用をしている方にとって今は資産が増加傾向にある状況だということです。
しかし、このような状況が永久に続くかと言えばそうではないですね。
・日経平均が3万円を割れこむ
・S&P500がマイナスのパフォーマンスになる
このようなことは近しい未来には必ず訪れるということです。そして、このような時に備えて資産を構築しておく必要があります。
しかし、このような資産減少フェーズに備えて構築しておく資産というのは月々の給料から捻出するのがよいということです。
YOHの考え
今回はボーナスの使い道と物欲がなくなることについて触れてみました。
資産運用を熱心にされている方の中には物欲がなくなっており、ボーナスの使い道というのは不透明という方は少なくない、というのが私の印象です。
これは金銭的な面からみれば贅沢な悩みと思われるかもしれませんが、決してよいことではないですね。
・使うべき時にお金を使うことができない
・日々の生活で過剰な節約をしてしまう
物欲がなく、お金の使い道がないということはこのようなことになりかねないということです。
私自身は収入に見合った贅沢というのはしてもよいと考えています。しかし、現在はお金を使うことよりも、貯蓄や投資を優先しがちになっていますね。
・こどもの教育資金
・老後資金の捻出
このような先々のことをどうしても考えてしまうからです。しかし、このような人生における必要資金というのはどれだけかかるのかはわかりません。
・5,000万円で見積もっていたが足りない
・3,000万円で見積もっていたが余る
このようなことは往々にしてあるということです。そして、どれだけ必要であるかわからない資金に対しては余裕を持って準備しておくことが大切ですが、過剰になり過ぎるのも良くないということです。
・日々の浪費にお金を使う
・自分自身の贅沢
このようなことにある程度お金を使っていくことが必要だということです。
日々の生活にお金が足りなければ、人生をお金に支配されてしまいます。しかし、貯金や資産運用だけにお金を費やすということも、また、お金に支配された人生になる可能性があるということです。
・貯金や資産運用で資産形成をしておく
・収入に見合った趣味や浪費をする
お金に支配されない人生を送るためには、この2つのバランスが大切だと私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
今年は一人旅にお金を使いましたが、非常に有意義でした。
資産形成をするにはお金の価値を考える必要がありますね。
資産運用にかかすことができないのが仕事です。