不労所得
株式投資などの資産運用をしていると手にすることができるのが不労所得です。
不労所得とは、文字どおり自分自身が働かずとも入ってくる収入のことで、株式の配当金や不動産の家賃収入などが当てはまります。
そして、資産形成をしていくにはこの不労所得をいかにして増やしていくか、ということが非常に大切です。
自身の労働の対価によって得ることができる資本所得には時間や体力的な制約がありますが、不労所得についてはそうではないからですね。
お金を生み出す資産を多く保有しているだけで時間や体力的な制約なく大きくなっていくということです。
そして、不労所得の最もよい使い方のひとつは再投資を行うと言うことです。
・資産を保有して不労所得を得る
・その不労所得で資産を購入する
・不労所得が増加する
このようなサイクルで資産を増やしていくことが最も効率の良い資産形成方法だということです。
一方で不労所得を浪費に使う、というのも非常に有意義な取り組みであることも確かです。
私自身は不労所得は再投資をする、というスタンスで資産形成をしていますが、今年は不労所得の一部を浪費に使ってみることにしました。
その浪費とは海外旅行です。
・不労所得で行った海外旅行
・不労所得を浪費に使うことについて
今回は不労所得についてこの2点を中心に触れてみたいと思います。
不労所得で行った海外旅行
私が不労所得を使って旅行に行こうと計画したのはタイです。
・旅行日程は10日間
・予算は10万円ほど
・一人旅
私の不労所得旅行はこのようなことをベースに計画しました。そして、タイの中で前々から行ってみたかった東北部へ行くことをメインに行くことにしました。
旅行のタイ国内の移動としてはこのような工程ですね。
・関空からバンコクへ
・バンコクから寝台列車でタイ東北部の中核都市（ウドンターニー）へ
・ウドンターニーから目的地の地方都市（ブンカーン）へ
タイ国内だけでも総移動距離が1,000キロを超える旅です。そして、タイ東北部でどうしても行きたかったのが、プー・シン・ヒン・サーム・ワン（クジラ岩）とワット・プートックです。
www.thailandtravel.or.jp
この2つを見に行くための旅行ということです。もちろん、10日間と余裕があるので、バンコクや近隣県での観光も行いました。
このような移動を繰り返してたどり着いたのがタイ東北部のブンカーン県。そして、そこからレンタルバイクを走らせてようやくたどり着いたワット・プートック。
この素晴らしい眺めを見るために来た甲斐があったと思える瞬間でした。そして、もうひとつの目的地であるプー・シン・ヒン・サーム・ワン（クジラ岩）も素晴らしいものでした。
受付でピックアップトラックをチャーターしてプー・シン・ヒン・サーム・ワン（クジラ岩）にたどり着くと、メコン川と対岸のラオスが見渡せるほどの絶景。
本当にお金と時間をかけてきた価値があったと感じる旅行でした。
不労所得を浪費に使うことについて
今年はコロナ禍の規制も緩和されて、数年前と変わらずパスポートひとつで海外旅行に行けるようになりました。
そのため、前々から行きたかったタイへ不労所得を使って旅行をしてみました。感想としては非常によいものだということです。
先述していますが、私は基本的に不労所得は再投資に充てた方がよいというスタンスで資産形成を行っています。
・配当金などを再投資することによって、資産形成の速度が速くなる
・浪費については給料で賄うもの
資産形成についてはこういった考え方を軸にしているからですね。しかし、今回のように旅行などの浪費に不労所得を充てることも、資産形成においては重要だと感じました。
・金銭的影響を家計に及ぼすことがない
・範囲内で自由にお金を使うことができる
不労所得を浪費に使うことはこのようなメリットがあるからですね。
実際に今回の旅行は私にとって非常に有意義なものとなりました。もちろん、この旅行をするには金銭的問題以外にも様々なハードルがありました。
・仕事の休みの調整
・妻への説明
・YOH3姉妹を実家に預けること
このような思い出したくもない調整を行うことによって実現できた旅行ですが、やってみて本当によかったと思っています。
そして、YOH3姉妹がもう少し大きくなれば一緒に行ってみたいですね。そのためには、不労所得を今よりも増やしておく必要があるということです。
資産形成を熱心にしておられる方ほど、効率を考えて不労所得は全て再投資に充てる、という方法を選択しがちです。
もちろん、それは間違いではありませんが、人生というのは道中は非常に長いものです。
・不労所得を浪費に充てる
・たまにはわがままを押し通してみる
このようなことも人生においては必要であると私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました
金銭的部分だけを見た場合、配当金というのは再投資することが効率がよいことは明らかです。
最もよくないお金の使い方は他人のためと言いつつ、自分の欲求を満たすためにお金を使うことですね。
配当金を得る投資手法として人気があるのが高配当株投資ですが、これは難易度が非常に高いですね。
