体力と筋力の低下
生物学的に体力のピークは男性は17歳、女性は14歳、男女とも20歳を過ぎると緩やかに衰えていくと言われています。
一方で筋肉量のピークは20歳前後で25歳~30歳になると1%ずつ衰えていくと言われています。
1%の衰えというのはプロスポーツ選手のような専門的な職業であれば顕著に感じることもあるでしょうが、普通に生活している多くの方にとってはそれほど感じることはありません。
しかし、5%ほど減少した35歳あたりであれば普通に生活している方でも体力、筋力の衰えを感じるということはありますね。
・身体が疲れやすい
・疲れが抜けない
・体調不良が起こりやすくなる
・普通に生活していると体重が増加してしまう
体力や筋力が落ちてくるとこのようなことが身体に起こるということです。そして、これはどのようにしても避けようがないということです。
体力と筋力が落ちるままにしておくのはよくない
20歳から体力、30歳からは筋力が落ちていきますが、これらが落ちることに身を任せてしまうことはよいことではないですね。
多くの方がそうであったように、10~20代の時というのは心身ともにエネルギーが有り余っています。
・救急出動が立て込んで全く寝ていなくとも翌日の非番に遊ぶ
・仕事前日に夜更かし
・多少の暴飲暴食
私が20代であった時を振り返ると、このようなことをしていました。
しかし、仕事に影響することはありませんでしたし、体重が増えるということもありませんでした。
しかし、35歳を過ぎてからはこのようなことはしなくなったと言うよりも、できなくなったと言った方がよいですね。
・夜勤明けは昼間に寝るようにする
・仕事前日の睡眠時間は必ず確保する
・身体に気を付けた食事をして過食にならない
このようなことをしないと、身体がもたなくなったり、知らず知らずのうちに体重が増加してしまうことがあるということです。
・疲れやすくなる
・体重が増加する
このようなことは日常生活や仕事においてデメリットが非常に大きいのですね。
そのため、このようなことは対処する必要があるということです。体力や筋力の低下は避けることができませんが、低下を緩やかにすることは可能です。
体力と筋力の低下を緩やかにする
35歳から如実に感じる体力と筋力の低下を少しでも食い止めるために必要なことは、特別なことではありません。
・十分な睡眠
・適度な運動
・バランスのよい食事
教科書通りですが、これらを意識して生活する必要があるということです。そして、この3つを生活に取り入れるには時間が必要です。
・十分な睡眠(7~9時間)
・適度な運動(1~2時間)
・バランスのよい食事(1~2時間)
生活環境や身体の状態によって個人差はありますが、1日の内に概ねこれぐらいの時間が体力や筋力を維持するためには必要であると私は考えています。
・睡眠時間 8時間
・運動時間 1~2時間
・食事 1~2時間(買い物や調理、洗い物を含む)
私の場合であれば、1週間平均で考えると、1日にこれぐらいの時間を費やしています。合計で10~12時間ですね。
・仕事
・通勤
・家事
そして、このような日々生活していく上で必要な時間を考えると、自分にとって本当に自由な時間というのは非常に限られてくるということです。
一般的な公務員や会社員であれば平日で1~2時間、休日なら6~8時間とほどが目安になるということです。
YOHの考え
私は健康オタクというほどではありませんが、身体のメンテナンスと健康維持にはある程度時間とお金をかけるようにしています。
・十分な睡眠
・適度な運動
・バランスのよい食事
先にも記載しましたが、この3つが身体のメンテナンスと健康維持の基本ですね。この3つについてはある程度気を使っているということです。
・夜更かしをする
・運動をしない
・ジャンクフードを食べる
このようなことをなるべくしないように心がけているということです。しかし、過剰なまでにこだわる必要はないとも考えています。
・家族の予定を差し置いてでも睡眠を優先する
・毎日スポーツジムに行って半日ハードワークをする
・食品添加物などの自然以外のものを一切口にしない
ここまではする必要は無いと考えているということです。
このようなことをするには、時間とお金が非常にかかるからですね。ある程度自分が納得できる範囲で心がけてすることが大切だということです。
・仕事中とにかく眠い
・太ってしまい、少し歩くと息切れする
・肌が荒れる
・健康診断で異常な数値が出る
・病気を発症する
身体のメンテナンスや健康維持に時間を使わなければ、このようなことになってしまうということです。
これは日常生活の質を低下させてしまう要因になりますね。そして、身体のメンテナンスや健康維持を怠ると、そこから抜け出すことが非常に難しくなります。
・太る → 運動するとしんどい → 運動をしなくなる → 時間を持て余して間食が増える → 太る
体重増加で見るとこのような負のループに陥ってしまうということです。
このようなことにならないためには、身体のメンテナンスや健康維持にある程度の時間をかける必要があるということです。
一定の年齢を過ぎると身体のメンテナンスや健康維持にはある程度の時間をかける必要があるということです。
そして、日常生活を送る上でかける時間も必要です。そのように考えると、自分にとって自由な時間とは非常に限られており貴重な時間です。
・嫌々仕事の付き合いに行く
・職場内でも評価を上げるため嫌々残業をする
その貴重な時間をこのようなことに使ってよいのかは、よく考える必要があるということです。
このようなことを否定はしませんが、私自身は自分の貴重な時間を自分にとって無駄だと感じることに使うことはなるべくしないようにと考えています。
・仕事の付き合いのために身体のメンテナンス時間を削る
・残業のために健康維持の時間を削る
そして、時間が無いからと言ってこのようなことはすべきではないですね。個人差はありますが、時間の使い方には優先順位が存在します。
・家族との時間
・身体のメンテナンスや健康維持の時間
・仕事の時間
・趣味の時間
私の場合、時間の優先順位は大まかにこのように考えています。これは年齢によって変化しているので、数年後には変化しているかもしれませんね。
しかし、身体のメンテナンスや健康維持の時間はある程度高いところに置いておく必要があると、私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
人生の優先順は健康>お金であることは間違いありません。
長生きというのは非常に喜ばしいことですが、金銭的に考えなければならないことが増えるということです。
健康維持には過剰なお金は必要ありません。誰にでも支出可能な金額である場合が多いですね。