YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

固定費の見直しよりも効果の高い節約方法について

固定費の見直し

 資産形成でよく言われるのが、固定費の見直しを行うということです。固定費とは日々の生活によって欠かせない支出のことですね。

 ・住居費

 ・食費

 ・光熱費

 ・通信費

 このような支出が固定費の代表的なものですね。これらは生活していく上で絶対にかかる支出なので、安く抑えるほど効果が高いということです。しかし、これらを極限まで減らす必要も無いですね。

 ・過剰なまでに節電を行う

 ・ガス契約しない

 ・通信速度に不満がある状態で使い続ける

 このようなことは固定費自体は抑えることができるのでしょうが、その分不便を感じてしまうということです。多くの世帯にとってはここまでする必要性は無いということです。

 ・品質が同じであればより安い方を選択する

 ・多少の不便を感じるが価格と価値が合っている

 固定費の削減はこのようなスタンスで向き合うのがよいということです。

 しかし、固定費の見直しをしたからと言って必ずしも資産形成ができるかと言えばそうでは無いですね。人生においては固定費の見直しと同様に大切な支出管理があるからです。

 ・固定費の見直しよりも効果の高い節約方法について

 ・その支出を適切に管理するために大切なこと

 今回はこの2点について考えてみたいと思います。

固定費の見直しよりも効果の高い節約方法について

 固定費の見直しよりも効果の高い節約方法とは、「一括でキャッシュアウトする支出を抑える」ということです。

 ・冠婚葬祭

 ・住宅の頭金

 ・車両購入費

 このような、一回での持ち出しが非常に大きな金額となる支出です。この支出に対して、しっかりとした考えを持っていないと資産形成において大きく手間取ってしまう可能性があるということです。

 そして、資産形成が順調に進んでいない世帯の特徴として挙げられるのが、固定費の見直しは過剰に行っているが、大きな支出に関しては非常に寛容であるということです。

 ・少しでも安い食材を求めてスーパーを何件も回る

 ・夏場でもエアコンを入れない

 このようなことをしているにも関わらず、大きな支出には寛容になります。

 ・結婚式は派手に挙げる

 ・車両購入は相見積もりを取ることなく即決

 ・住宅は欲しいという理由だけで新築一戸建て

 このように、数百万円単位の支出に関しては驚くほど寛容になってお金を使うということです。これらの一括でキャッシュアウトする支出というのは、固定費の見直しで作ったお金を一瞬にして吹き飛ばしてしまうだけの力があります。

 ・固定費を見直して月々3万円(年間36万円)浮かせることができた

 ・欲しいからという理由だけで500万円の新車を購入した

 このようにしていると、せっかく創意工夫して固定費を見直したにも関わらず、それを上回る支出によって、いつまで経っても資産形成が進まないということになっていまうということです。

出典 

新車と中古車はどっちがお得?メリット・デメリットと気になる8項目を徹底比較 | カーライゼーション

一括でキャッシュアウトする支出を適切に管理するために大切なこと

 一括でキャッシュアウトする支出を適切に管理するために大切なことは、その支出に対してもしっかりと見直しを行うことです。

 ・結婚式はそれほど派手にする必要があるのか

 ・車は本当にそのような車が必要なのか

 ・住宅は新築でなければいけないのか

 このようなことをしっかりと考えて固定費の見直しと同様に、安く抑えることができるのであれば、安くする方法を取る必要があるということです。

 一括でキャッシュアウトする金額を抑えることは、固定費の見直しよりも大きな効果を生むことは多々あります。固定費は創意工夫をして見直しても一項目数千円ですが、一括でキャッシュアウトする金額は一項目で数百万円の効果があるからですね。

 日々の固定費の見直しと同様のスタンスで大きな支出に対しても寛容になることなく、しっかりと向き合う必要があるということです。

お金をかけることはその時の満足度を高めてくれるが、本当に必要かを考える必要がある。

YOHの考え

 私の世帯では夫婦で資産形成に取り組んでいますが、最も気を付けていることは一括でキャッシュアウトする支出を少なくすることです。

 そして、そこを抑えることができているのであれば、日々の固定費の削減に関してはそれほど過剰にする必要は無いという考えです。

 ・ガスや電気はガンガン使う

 ・食料品はスーパーで購入すればOK

 ・こどもには好きなように習い事をさせる

 ・旅行は国内外好きなように行く

 家計の支出に関してはこのようなスタンスでいます。一方で一括でキャッシュアウトする支出に関しては非常に気を付けています。例を挙げるなら、YOH夫婦は結婚式を挙げていませんし、結婚指輪も購入していません。

 ・結婚式はお金がかかり過ぎる、親族への挨拶だけでよい

 ・結婚指輪は使わないから不要

 YOH夫婦は結婚前から妻が金銭関係に関しては決定権を持っており、結婚に関してはこのようなスタンスだったからですね。

 このような例はかなり極端で、どの世帯でも取り組むべきことではありませんが、言いたいことは、大きな支出はしっかりと抑える必要があるということです。

 前述しましたが、資産形成が順調でない世帯は大きな支出に関して寛容過ぎることが多い傾向にあります。

 ・人生に一度のことだから

 ・大きな買い物だから失敗しないためにお金をかける

 このような考え方は理解はできますが、考えることなくお金を使ってしまうことは避けなければなりません。大切なのは価値のあるものに対してお金をしっかりと使うことです。

 ・自分にとって価値のあるものにはお金をかける

 ・自分にとって価値の無いものにはお金を使わない

 このようなスタンスでいることが資産形成では非常に大切です。普段使わないような大きな金額を前にすると、人は支出関して寛容になりがちです。

 ・500万円から5万円ディスカウントされてもしょうがない

 このように考えてしまっては資産形成を順調に進めることは難しくなってしまいます。固定費の見直しも大切ですが、大きな支出を見直すことも資産形成においては大切だと私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 YOH世帯は夫婦で資産形成に取り組んでいますが、考え方は異なります。

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