YOH消防士の資産運用・株式投資

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【救急隊長目線で見る】優秀な部下の特徴とは

誰しもが優秀な仕事人として認められたい

 会社組織に中で働いて感じることは、周囲から優秀な仕事人として認められたいということです。

 これは、私のような出世レースから距離を置いている職員であっても当てはまります。

 ・上司から優秀な仕事人であると認識されたい

 ・後輩から頼りになる先輩だと思われたい

 程度の差こそあれ、このような感情は誰しもが抱くものです。そして、そのような感情が特に出るのが人事異動後ですね。

 ・働いたことのない上司や部下と仕事をする

 ・新しい環境下で仕事をする

 人事異動後はこのような環境下で働くことになるからです。そのため、ここで短期間で結果を出すことができれば上司や後輩から優秀な仕事人として認識されることになるということです。

 私自身、ここ数年人事異動はしていませんが、異動してきた新たなメンバーとともに仕事をしています。

 救急隊長という立場なので新しい部下とともに救急車に乗って活動をする、ということが主な仕事となるのですが、その中で非常に優秀だと感じる方は何人かおられますね。

 そして、優秀な部下というのはある程度の共通点があるということです。

 ・非常に優秀な部下の特徴

 ・優秀というのは状況によって変化する

 今回はこの2点を中心に優秀な部下になるために必要なことについて考えてみたいと思います。

非常に優秀な部下の特徴

 私が感じる部下として優秀な方の特徴は以下の点全てが該当する方です。

 ・現場では対等、雑用では下

 ・最終決定権は上司にゆだねる

 この2点を満たしている方は非常に優秀な部下であると感じます。順番に触れていきます。

現場では対等、雑用では下

 私が感じる部下として優秀な方の特徴ひとつ目は「現場では対等、雑用は下」ということです。

 消防組織というのは基本的に上下関係が非常に強い職場環境にあります。

 ・1期だけ先輩であっても口答えができない

 ・階級が2つ違えば扱いに天地ほどの差がある

 自治体によって差はあるでしょうが、このような傾向が非常に強いということです。そして、これは現場活動でも当てはまる場合が非常に多いですね。

 ・上司が間違っていそうでも意見を言うことが憚られる

 ・正しいかわからない上司の命令に従う

 このようなことが往々にしてあるということです。私自身も若い時を振り返ると、そのようにして仕事をしていたと感じます。

 しかし、優秀な部下は現場活動では上司や先輩とある程度対等な立場で物事を捉えて意見を出してくれます。

 ・YOHさん、この事案はドクターカーを初動要請したほうがいいですよ

 ・こうゆう疾患が疑われるので慎重に病院選定しましょう

 このような意見をズバズバと言ってくれるということです。

 これは、現場においては傷病者を第一に考えて、上司であろうが対等に活動をするからこそ生まれてくる言葉だということです。

 これだけであれば扱いにくそうに感じますが、雑用では明確に下の位置で構えてくれているのが大きなポイントです。

 例を挙げると、私の昼食が遅くなり、食堂の後片付けをしていると、「YOHさん、そんなことは僕に任せて休んでおいてくださいよ。」という感じで、雑用などに関しては気を遣い過ぎるほどに気を遣ってくれるということです。

最終決定権は上司にゆだねる

 私が感じる部下として優秀な方の特徴2つ目は「最終決定権は上司にゆだねる」ということです。

 優秀な部下というのは上司に対して階級など関係なく積極的に自分の意見を出してくれます。

 しかし、決してそれ以上前には出てこないということです。

 ・ドクターカー呼んでおきます

 ・病院選定を勝手に行う

 このように自分の意見を押し通すことはせず、最終的な決定は上司に任せて一歩引いてくれるということです。

 これは、現場では上司も部下も対等であろうと考えており、組織の構造や自分の役割をしっかりと意識していなければできないことだということです。

仕事と資産形成の相関関係は高い。

YOHの考え

 今回は優秀な部下とはどうゆう方なのか、ということについて考えてみました。

 ・現場では対等、雑用では下

 ・最終決定権は上司にゆだねる

 私はこの2点を満たしているのが優秀な部下であると感じています。特に、現場では対等であろうと考えることは非常に大切です。

 消防の活動においては、経験のある上司の方が絶対に正しいということは無いといってよいからですね。

 ・判断に迷う

 ・誰かの後押しが欲しい

 私自身、救急現場に行って、このようなことは往々にしてあるからですね。そんな時に誰かからの意見をもらうことは非常にありがたいということです。

 しかし、私が思う優秀な部下が全ての上司にとって優秀な部下であるかと言えばそうではないですね。

 ・意見を言ってくるなんて生意気だ

 ・判断を惑わされる

 私が優秀だと感じている部下に対してこのように思う救急隊長さんも少なからずおられるということです。

 これは部下自体の能力の問題ではなく、ずばり言ってしまえば、相性の問題だということです。

 そのように考えると、優秀な部下というのは上司によって異なるのが当たり前だということです。

 資産形成を無理なく進めるためには仕事の状況をよりよいものにしておく必要があります。

 ・仕事に行くのが嫌だ

 ・休みの日に仕事のことばかり考えてしまう

 このような状態で働いていれば、ストレスが溜まり浪費をしたり、運用している資産管理で冷静な判断ができなくなってしまうということです。

 仕事をよりよい環境にするための方法のひとつが、自分自身の能力を上げて職場内で一定の評価を得ることです。

 これを若いうちにすることができれば、仕事というのは非常にやりやすいものとなります。

 そのための有効な手段のひとつが優秀な部下になること、なろうと努力することだと私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

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