YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【長期投資の原則と考え方】インデックス投資家は値の下がったQQQを購入すべきか

2022年から米国株式市場は我慢の展開が続いています。 昨年を振り返れば、ダウ平均株価は8週連続で値を下げることが起こっており、これは歴史の長い米国株式市場を振り返ってみても1度、1932年の世界恐慌の時だけです。 今年に入ってからはいくぶんか相場環…

【元本割れ無し・最高で3億3,000万円】新しいNISAを年間120万円積立で運用した場合の30年後のリターンについて

新しいNISAをS&P500に資産投下した場合のシミュレーションをした際に結果として出たのが、最低でも6,000万円、最高で5億円になるというものです。 ・新しいNISAで年間360万円を5年間積立(合計1,800万円) ・積立期間を含めて30年間ほったらかし ・30年後の…

【VDC・VHT・セクター別ETF】ディフェンシブなETFはポートフォリオに組み込んだ方がよいのか

2022年4月時点で米国株投資をしている方にとって、相場環境は決してよいものではありません。2020年のコロナショックから一本調子で上昇を続けていた米国株式市場が停滞しており、下落局面とも見られる状況になっているということです。 現在は円安の恩恵か…

【30年間ほったらかしで最低6,000万円・最大で5億円】新しいNISAを過去のS&P500に当てはめた検証

2024年から新しいNISA制度が開始される中で考えておく必要があるのが、非課税保有限度額1,800万円の使い方です。 ・積立投資枠 120万円 ・成長投資枠 240万円 ・合計 360万円 この1年間でこれだけ使うことができるので、最速で使うのであれば、5年間で非課税…

株式投資よりも先にするのは「守りのさらに守りの資産形成」

資産形成には主に2つの方法があります。 ・攻めの資産形成 ・守りの資産形成 この2つですね。株式投資や不動産投資、暗号通貨取引などは攻めの資産形成の代表的なものと言ってよいですね。 一方で、預貯金や日本国債などは守りの資産形成と言ってよいですね…

【全額還付】楽天生命「スーパー医療保険戻るんです」はおすすめできるのか

生命保険で一定の人気があるのが、健康還付給付金付きの商品です。 健康還付給付金とは、健康還付給付金支払基準日の前日までに主契約の給付金の受取りがなかった場合、それまで支払っていた保険料が還付される仕組みです。 ・40歳 ・月々の保険料 5,000円 …

金(GOLD)をポートフォリオに組み込む必要性について

金(GOLD) 2020年頃から金の値段が非常に高騰しています。2023年1月21日時点で買取価格が1グラム7,800円ほどになっており、過去に例がないほど高値で取引されています。5年前が1グラム5,000円付近だったことを考えると、1.6倍ほどになっているということで…

【1,000万円が60億円に】S&P500の各年代別のパフォーマンスと投資リターンについて

株式投資の世界で最も有名な指数の1つがS&P500です。 アメリカのNY証券取引所、Nasdaqなどに上場している代表的な500銘柄を時価総額で加重平均して数値化したものです。 ・アメリカ企業であること ・時価総額が53億ドル異常 ・浮動株が50%以上 ・4四半期連…

4%ルールでFIREできない3つの理由【トリニティスタディ】

トリニティスタディとは、アメリカのトリニティ大学の研究者が資産の取り崩しについて、取り崩す金額と期間について研究したものです。 そして、その中で言われているのが、資産を1年間定額4パーセントで取り崩すと非常に高い確率で30年後も資産が残っている…

救急車の横転事故に対して救急隊長が思うこと

消防関連のニュースとして先日から大きな話題となっているのが、東京都で発生した救急車の横転事故です。 news.yahoo.co.jp 概要としては、昨年末に東京消防庁の救急車が病院搬送後の帰署途上、中央分離帯に衝突して横転したという交通事故です。 幸い、救急…

【米国不動産ETF】iシェアーズ米国不動産ETF【IYR】について

資産形成に取り組んできると興味が出てくるのが不動産投資です。 ・株式以外の資産クラスを保有したい ・まとまった資金があるので、不動産をアセットアロケーションに組み込みたい 資産規模が膨らんでくると、このようなことを考えるのは自然なことだと言っ…

【一括投資VS積立投資】数字で確認する積立投資最強マンに欠けている思考とは

株式投資で対象に資産投下する場合、2つの方法のうちどちらかを選択することになります。 ・一括投資 ・積立投資 この2つのどちらかですね。もちろん、人によって金額は異なるので、あくまでも自分が株式投資にかけることができる範囲内で資産投下することに…

株式80%・現金20%のアセットアロケーションを組むことができる投資家の条件とは

資産運用で最も大切なもののひとつがアセットアロケーションです。自分の資産をどのようなものにどれだけ配分するか、ということです。 ・株式 ・債券 ・現金 ・不動産 ・コモディティ ・暗号通貨 パッと思いつくだけでこのようなものがありますが、これらを…

【連続増配25年以上】グローバルX S&P500配当貴族ETF(2236)は投資対象になり得るか

2023年1月13日から、Global X Japan株式会社から新しいETFとして、「グローバルX S&P500配当貴族ETF(2236)」が販売されています。 Global X Japan株式会社は革新的なETFを積極的に販売している、日本唯一のETF専門資産運用会社です。 ・グローバルX S&…

【資産額の問題ではない】金銭的に確実に不幸になる方法とは

世界各国を見ても社会保障制度が日本ほど整っている国は非常に少ないです。 ・医療 ・介護 ・福祉 このようなことが最低限は保証されています。そして、治安維持の面でも非常にコストパフォーマンスに優れています。 ・警察 ・消防 ・自衛隊 消防組織に属し…

【本日から販売開始】eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックスファンドは投資対象になり得るか

2023年1月12日に三菱UFJ投信株式会社から新たな投資信託として、「eMAXIS S&P500クオリティ高配当インデックスファンド」が販売されることになります。 このファンドはS&P500クオリティ高配当指数に連動することを投資目標して運用を行います。 S&P500ク…

【お金の使い方に変化あり】続・6,000万円を遺産相続した後輩の話

私の職場で親から6,000万円を遺産相続した後輩がいます。 その後輩とは月に1回ほど2人で食事をしており、昨年の9月に遺産相続したことを打ち明けられました。 fire-money.hatenablog.com その後輩はギャンブルなどが好きであるものの、生活は質素と言ってよ…

VTI・VOOよりもSBI・Vシリーズが優れている理由とは

SBI証券が投資信託で最も力をいれているひとつが、SBI・Vシリーズです。 ・SBI・V・S&P500 ・SBI・V・全米株式 ・SBI・V・米国高配当株式 ・SBI・V・全世界株式インデックスファンド 2022年1月末にSBI・V・全世界株式インデックスファンドが積み立て可能に…

東京都のこどもに月5,000円支給を不十分と言う人に欠けている思考とは

1月4日に東京都の小池知事が新年の挨拶の中で言われたのが、「チルドレンファースト」というフレーズを用いた少子化対策です。 その少子化対策として、東京都の0歳から18歳のこどもに対して親の所得に関係なく、月5,000円の支給を行うなどの取り組みを考えて…

【確定申告の基本】公務員や会社員の還付申告は1月1日から

確定申告とは、個人の税金に関することです。個人の税金でメインの税金は所得税です。所得税は個人が国に治めるものです。一方で住民税は都道府県や市区町村に納めるものです。そして、確定申告は主に所得税に関することです。 個人事業主などは、所得税を計…

【無理なく年間20万円以上の削減可能】家計簿で自分のストロングポイントを把握しよう

今年もあとわずかで終わろうとしています。 この時期になれば、家計簿をつけて支出を管理している世帯であれば、年間支出が把握できることになります。 YOH世帯では夫婦それぞれが2つの家計簿をつけて支出を管理しています。 ・夫婦共同で管理している家計簿…