家計簿の締め
皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2023年という新たな年が始まりましたが、2023年最初にやるべきことのひとつが、2022年の家計簿の締めですね。
・2022年の支出額
・2022年の支出額を確認して2023年のお金の使い方を考える
資産形成において、支出の把握というのは何よりも大切で、正確にする必要があるからですね。
そのため、家計簿をつけて支出を管理している世帯であれば、2022年の支出合計を把握できることになります。
YOH世帯では夫婦それぞれが2つの家計簿をつけて支出を管理しています。
・夫婦共同で管理している家計簿
・個人の支出を管理している家計簿
これらを管理しています。夫婦共同で管理している家計簿は日々生活していく中で欠かすことができない支出の管理をするためのものですね。
・家賃
・食費
・光熱費
・こども関連費用
例を挙げれば、このような支出を管理しています。そして、この「夫婦共同で管理している家計簿」はそれほど見直すことがありません。
この生活にかかる支出というのは、それほど節約しないと決めているからですね。
・食料品の値上がり
・光熱費の値上がり
このようなことを受けても、節約するという意識は持たずに、今まで通り生活をするということです。
しかし、「個人の支出を管理している家計簿」は勝手が異なっています。
妻がどのようにしているのかは分かりませんが、YOHに関して言えば、節約できるところはとことん節約しています。
そして、一般的な世帯であれば年間20万円以上かかる支出を数万円に抑えています。
その大きな理由は家計簿で自分のストロングポイントを把握しているということです。
・YOHの個人的な家計簿の支出
・家計簿で自分のストロングポイントを把握すること
今回はこの2点について考えてみたいと思います。
YOHの個人的な家計簿の支出
YOHの2022年の個人的な支出合計額は40万円ほどです。
・友人と食事をする
・お菓子を買う
・携帯電話代
・漫画やゲームを購入
このような費用を全て含めた金額が年間40万円ほどかかっているということです。その中で、自分にとって不必要でほとんどお金をかけていない項目があります。
・衣料及び履物
・保健医療
この2つに関しては、平均的な世帯の支出と比較しても突出して低くなっています。
・衣料及び履物・・・10,000円
・保健医療・・・30,000円
それぞれの年間支出金額はこのようになっています。これらは、平均的な世帯であれば、総額で27万円ほどを費やしています。
総務省統計局の2019年全国家計構造調査関連情報によると、総世帯の支出の内訳は上のグラフのようになっています。
その中で、衣服代、保険代、通信費を抽出すると以下のようになります。
・衣料及び履物・・・11,415円(年間約13.7万円)
・保健医療・・・10,837円(年間約13万円)
それぞれを確認すると、年間合計26.7万円というのが平均的な支出となります。
この年間26.7万円かかる支出をYOHは年間3.7万円に抑えることができているということです。
それぞれをどのように抑えているのかについて触れていきます。
衣料及び履物
平均的な世帯であれば年間13.7万円かかる衣料及び履物の支出を1万円に抑えている理由については、非常に単純で「服を買わない」ということです。
服を買わないといっても、全く購入しないわけではありません。
・下着
・スポーツウェア
・ランニングシューズ
このような衣服や履物は必要なので購入します。
・ハイブランドの服
・流行りの服
このような服はもとから興味が無いことが大きいのですが、一切購入することはありません。
・着飾ってもしょうがない
・清潔感があればよい
衣服に関しては、このような割り切り方をしているため、お金をかけることはないということです。
そして、体型が変わらないということも大きな要因ですね。
・就職
・結婚
・こどもの誕生
このようなライフスタイルの変更があると、体型が変わってしまうという方は少なくないですね。多くの場合、太ってしまうということです。
太ってしまうということは悪いことばかりではないのでしょうが、衣服が合わなくなると、新たに購入する必要が出てきます。
私の場合、数十年体型が変わっていないということが衣服代削減に一役買っています。
保健医療
平均的な世帯であれば年間13万円かかる保健医療の支出を年間3万円に抑えている理由にいては、非常に単純で「保険に入らない、日々の体調管理に気を使っている」ということです。
・バイク保険・・・年間1万円
・自転車保険・・・年間0.3万円
・歯医者などの医療費・・・年間1.7万円
それぞれの内訳はこのようになっています。抑えることができている大きな要因は「生命保険や医療保険に加入していない」ということですね。
・高額医療費制度
・一時負担金制度
私がけがをしたり、大病を患った場合は、この2つの社会保障制度を使うことができます。これによって、月々の医療費は2.5万円ほどに抑えることが可能です。
そして、私に不幸があった場合は以下の2つの社会保障制度を家族が使うことができます。
・遺族厚生年金
・遺族障害年金
このような社会保障制度と合わせて、十分な預貯金があるので、民間生命保険や医療保険には加入しなくとも生活が立ち行かなくなることは無いということです。
そして、運動食事などで健康に気を使って、怪我や病気にならないように気を付けていることも、医療費がかからない大きな要因のひとつということです。
YOHの考え
今回は家計の支出ポイントについて考えてみました。
私の場合、衣服と保険(保健)、医療費にお金がかからないところが、個人的な支出を抑える大きなポイントだということです。
・衣服代 年間1万円
・保険代 年間1.3万円
・医療費 年間1.7万円
・合計 4万円
平均的な世帯であれば、年間27万円ほどかかっている支出を4万円に抑えることができているというのは、資産形成にとって、大きなアドバンテージになっていることは言うまでもないですね。
・株式投資に使う
・浪費として使う
浮いたお金はこのような形でどのように使ってもよい使い方ができるということです。
家計の支出を抑えるために大切なことは、自分や世帯のストロングポイントを把握することです。
・独身で家賃が高いところに住む必要がない・・・ストロングポイントは住居費
・米などを実家からもらうことができる・・・ストロングポイントは食費
このような形で属性や環境によって、支出を抑えるストロングポイントは異なります。
これをしっかりと把握して活かすことが家計の支出を抑えるには大切だということです。
・独身で家賃が高いところに住む必要がないが、見栄で高いところに住んでいる
・実家から米をもらえるので、その分余計に食材を購入する
このようなことをしては、せっかくのストロングポイントを活かすことができずに、支出を減らすことができないということです。
支出を減らすために大切なことは、生活の満足度を下げることなく、使うお金を削減することです。
・不便を感じながらも光熱費を削減する
・不健康だと感じつつ、安価な加工食品ばかりを食べる
このようなことは、よい支出の削減方法とは言い難いということです。
自分自身や世帯に合った支出の削減をすることが大切だと私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
私のおすすめする家計管理方法はこちらで記事にしています。この家計管理方法によって、YOH世帯は極めて順調に資産形成ができています。
資産形成で大切なのは、日々の家計簿よりも貸借対照表(BS)ですね。これを健全に保つことを目標に家計管理をする必要があります。
家計簿というのは、収支を把握することには向いていないですね。支出のみを管理することに使う方がよいですね。