YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

仕事や資産運用で判断よりも大切なこと

仕事や資産運用で求められること

 仕事をはじめてそれなりに経験を積んでいくと自分で判断する機会が非常に増えてきます。

 ・傷病者にとって適切な病院

 ・傷病者にとって適切な処置

 ・隊員の疲労度を確認して休憩を取る

 私のような救急隊員で一例を挙げればこのようなことですね。新人や経験の浅い時は上司や先輩の指示に従っていればよいのですが、隊の中で自分が最も階級や年齢が高くなると自分の判断によって仕事をこなしていく必要が出てきます。

 そして、これは資産運用でも同様です。資産規模や投下資産が小さいうちはそれほどやることが無いのですが、資産規模や投下資産が大きくなるとひとつの判断によって、大きく資産が増減する可能性があるのですね。

 ・購入した個別株の含み益が10万円出ている

 ・積立投資している投資信託の成績がイマイチ

 このような場合、利確や乗り換えを検討して判断する必要があるということです。

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判断回数

 仕事や資産運用で必要なことは判断することですが、判断することは非常にエネルギーを使います。そのため大切なことを判断するためには、判断エネルギーを使わないことが重要です。

 ・毎朝の朝食

 ・仕事に着ていく服

 ・仕事に行くまでの工程

 私の場合、このようなことはテンプレート化しています。同じような工程をすることによって、そこに判断エネルギーを使わないように心がけています。そして、使わなかった判断エネルギーは仕事で使うということですね。

 仕事において判断を迫られる立場になって分かったことですが、1日で人が適切な判断を選択することができる回数には限りがあるということです。個人差や判断する物事の大きさによって変わりますが、無限に適切な判断をこなして行くというのは不可能ということです。

 ・住宅購入する

 ・車を買う

 ・家電を揃える

 ・1,000万円単位の株式購入をする

 やや極端な例ですが、このようなことを1日でするのは多くの人にとっては難しいということです。特に、年収が400~700万円ほどの公務員や会社員にとっては不可能といってよい判断だということです。

判断よりも大切なのは決断

 仕事や資産運用において判断は非常に大切ですが、それ以上に大切なことは決断することです。

 ・判断・・・物事を理解して考えを決めること。

 ・決断・・・きっぱりと心を決めること

 辞書的に言うと判断と決断の意味はこのようになっています。私は判断と決断の違いは「未来に身を委ねることができるかどうか」ということだと考えています。

 判断とは、過去の統計や経験から考えを決めることで、根拠や理論によって再現可能な物事と認識することです。そのため、他人でも同じような答えを出すことができるということです。

 しかし、決断とは価値観や感覚に基づいて考えを決めることで、根拠や理論での裏打ちがなされていない物事に対して挑戦することです。その答えは自分自身でしか出すことができず、結果がどのようになるかは保障されていないということです。

 これが自分自身の人生においては非常に大切なことなのですね。

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判断よりも決断が大切。判断ばかりしていては事態は好転しない。

YOHの考え

 私は仕事や資産運用では判断よりも決断が大切だと考えています。大きく言ってしまえば人生においても判断ではなく決断が大切だということです。

 判断というのは日々過ごしていく中で迫られますが、決断というのは避けて通ることが可能です。

 ・株式投資をする

 ・仕事で出世をするかしないかを選択する

 このようなことは判断ではなく決断によってもたらされるものです。他人の意見や考えによって考えをまとめることはできますが、最終的に決定するのは自分自身だということです。

 もし、このような事柄を判断によって決定するのであれば、他人の人生を生きていることになるということです。

 そして、人によっては自分自身での決断を一度たりともしないまま人生を終えることもあります。

 ・周りがこのようにしている

 ・親がこのように言っている

 ・平均や世間一般に合わせる

 このように何も考えなくても人生を送ることは十分に可能です。そして、このように他人の価値観で生きることは楽でもありますね。

 ・判断回数は必要最低限

 ・決断は一度もしない

 このようにしていれば、判断や決断によって疲労することはありません。他人の人生を生きるとは楽でもあるということです。

 総理大臣の岸田文雄氏は「判断」という言葉をよく使います。

 ・国民の声を聴き、冷静に判断していく

 ・各関係機関の意見を聞いて、適切に判断していく

 これは日本の総理大臣としては適切な受け答えで、誤っている答弁や意見ではありません。しかし、今の日本において必要なのは判断ではなく、決断をできる人が舵取りを行うことだと考えてしまいます。

 私自身は日々判断をして、大切な場面では決断を下せるようになりたいと考えています。ご覧いただきありがとうございました。

 仕事で大切なことは人それぞれです。私の場合は地方都市への出向によって大切なものに気付きました。

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