YOHのお小遣いは0円
私は結婚して10年以上経ちますが、妻からお小遣いをもらったことがありません。
・夫婦共にフルタイムで働いている
・お金の管理は各自が行っている
このような生活をしているということも、お小遣いをもらっていない理由のひとつですが、自分の給料からも月々○万円はお小遣いとして自由に使おう、という金額はありません。言わばお小遣い0円生活です。
・うちはお小遣い制ではない
・適当にやりくりしているのでお小遣いは必要無い
同僚などにこのように言うとかなり奇妙な目で見られることがあります。私自身は特段浪費家ではありませんが、月々必要最低限の支出だけで生活しているわけではありません。
・漫画
・ゲーム
・お菓子
・サブスク
・スポーツ
このようなことにいくらかのお金は使っています。(並び立ててみると中学生のような支出ですね・・・)しかし、YOHのお小遣いは0円です。
今回は、世間一般との比較を踏まえて、YOHのお小遣い0円生活について紹介したいと思います。
会社員のお小遣い
会社員や公務員でお小遣い制を取っている世帯は少なくありません。特に結婚して妻が専業主婦の世帯ではその傾向が強いですね。
・夫の給料を妻が管理する
・夫は妻から毎月決められたお小遣いをもらう
このような形で夫は月々決められた額を手にしているということです。お小遣い制を取り入れる理由は世帯での生活や資産形成を成り立たせるためですね。
・お金を際限なく使ってしまう
・貯蓄が全く進まない
支出に一定の制限を設けないと、このようにお金の管理が全くできなくなってしまう可能性があるということです。
会社員のお小遣い事情
新生銀行が20~50代の有職者を対象にした「2021年サラリーマンのお小遣い調査」によると、男性会社員は3.871万円/月、女性会社員は3.4398万円/月となっています。
グラフを確認すると、男女ともに20~30代のお小遣いは平均よりも多く、40~50代が平均よりも少ない傾向にあります。この原因のひとつがお小遣いの使う内訳によるところにあります。
男性で見てみると、お小遣いの使い道で最も多いのは昼食代、続いて携帯電話代となっています。
・昼食代 9,444円
・携帯電話第 6,230円
このような支出は仕事や日常生活を送るために欠かせないもので、サラリーマンの平均お小遣い額が3.8万円がであることを勘案すると、実際にサラリーマンが自由に使える金額は2.5万円/月となることがわかります。
40~50代でお小遣い額が少ないのは、主に昼食代によろところが大きいですね。
・妻にお弁当を作ってもらっている
・自分でお弁当を作る
このようにしていればその分のお小遣いを減らした額をもらっているということです。
月2.5万円のお小遣いは少ないのか
昼食費や携帯電話代を除いて純粋に自由に使えるお金が月2.5万円を多いか少ないか、どちらに感じるかは人それぞれですが、私の周囲の意見を聞くともの足りないと感じている方が多い印象です。
・洋服
・嗜好品
・趣味費用
・ギャンブル費用
・飲み代
このようなものを月2.5万円でやりくりするのは難しいと感じている方が非常に多いということです。
YOHのお小遣い0円生活
私がお小遣い0円生活を送れているのには、支出が少ないことも理由のひとつですが、最大の理由は給料以外で使えるお金を捻出していることです。
・不要なものを売る(メルカリやヤフオク)
・ポイント
・キャッシュバック
・クーポン
このようなことで得た金額をお小遣いに充てているということです。「不要なものを売る」を例に挙げれば、ニンテンドースイッチのゲームを5,000円で購入しても、値下がりしていなければメルカリで4,000~4,500円で売ることができます。
手数料や送料を勘案しても差引1,000円ほどで遊べることになるのですね。私は年間20本ほどゲームを購入しますが、実際にゲームにかけている金額は2万円ほどということになります。売らなければ10万円以上かかることになるので、これは大きいですね。
そして、ポイントやキャッシュバックで得るお金も少なくないですね。キャッシュバックで言えば、YOH家は毎年電力会社を乗り換えています。エネチェンジなどの比較サイトから申し込めば1万円~2万円ほどがキャッシュバックされるからです。
・電力乗り換えの作業はYOHがする
・その代わり、キャッシュバック分はもらう
このようなことをして給料以外からお金を得ているということです。
YOHの考え
私は結婚してから10年以上お小遣い0円生活を続けていますが、不満に思ったことはありません。
・昼食はお弁当を交代で作っている
・携帯電話代などの通信費は生活費から捻出している
このような支出はお小遣いから捻出しているわけではないという違いはありますが、それでもお小遣いは月々1万円ほどあれば十分にやっていけますね。
・お酒
・たばこ
・ギャンブル
・惰性での浪費
このようなことをしていないのが、少ないお小遣いでやっていけている理由としては大きいですね。そして、月1万円、年間12万円ほどであれば給料から捻出しなくとも、工夫次第でどうにかなるということです。
・不用品を売る
・ポイント
・キャッシュバック
・クーポン
周囲から見ればケチくさい細々としたことをしていると感じるでしょうが、これと極端な浪費癖を抑えるだけで月3.8万円を30年以上削減できることになります。
・月3.8万円(年間45.6万円)
・30年間で1368万円
サラリーマンの平均的なお小遣いを30年間使い続けるとこれだけの金額になります。1368万円というのは誰から見ても大金であることに間違いがありません。その金額を惰性で使ってしまうのは非常にもったいないですね。
もちろん、会社員や公務員として働いている方に息抜きは欠かせません。しかし、平均的なお小遣いを使い続けていれば、息抜きで1,000万円以上のお金を使っているということを頭に入れておく必要はあるということです。
私のようなお小遣い0円というのは極端ですが、工夫によってお小遣いに使う金額を削減することは、誰にでもできるということです。
・月3.8万円のお小遣いの内、工夫によって1万円を捻出する
・捻出した1万円は貯金し続ける
これを30年間続けるだけで360万円になります。このようにしていれば、将来お金がかかる場面で役に立つことがあるということです。
お小遣いは本来浪費に使うもので、節約などを考えるべきではありません。しかし、捻出方法を工夫することによって、お小遣いの額を調整することは大切だと、私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
YOH家の家計管理は夫婦別々で行っています。
資産運用についても別々ですね。
妻の節約エピソードについてはこちらで記事にしています。