YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

消防士は時間分散によって米国株式への集中投資ができる

分散投資について

 投資で重要なことは分散投資と言われます。

 マクロな視点で見れば、現金、預金、株式、債券、コモディティ、暗号通貨など様々なものに資産を分散した方が効率的だということです。ひとつのものが落ち込んでも別のもので資産が担保される、あるいは落ち込みをカバーするような上がりがあるからですね。

 そう考えると、公務員・消防士は現金、預金に偏った資産形成をしている方が多いですね。分散投資を株式というミクロな視点で見ると、日本株、日本債券、先進国株式、先進国株式など、国際分散をした方がいいということです。

 ・世界的な人口増加

 ・世界的な経済格差の縮小

 ・世界的な貧富の差の解消

 数少ない例外を除いて、これらのことは確実に起こっているからです。日本は今後どう経済発展するのかはわからないけど、世界的な経済成長は間違いない。こういった視点を持っていれば、世界的経済の中心である米国をコアとして分散投資をするのは当たり前のように感じます。

 今回は、消防士の株式投資についてミクロな視点で見て行きたいと思います。

消防士の分散投資について

 結論から言ってしまえば、消防士の株式投資については、世界的に均等に分散投資させるよりも米国をコアとして分散投資させることが最もよい株式投資方法です。

 ・世界分散は利回りが控えめ

 ・時間分散を効かせることができる

 ・世界分散はキャッシュフローが多くない

 これらのことから、消防士に向いているのはある程度の米国集中投資であると言えます。世界分散の最も代表的なものはVTですが、VTI、VOOと比較すると利回りは控えめです。VTは世界中の株式に幅広く分散しているため、低成長な国やセクターを享受しているからですね。

 VTIも低成長(成熟しきった)セクターを享受していますが、米国という限られた国の株式に絞って資金投下しているので、当然VTよりも利回りは高くなります。当然、資金投下先を絞っている分、ボラティリティはVITの方が高くなります。

 分散を効かせるのならVTの方が理にかなっているのですが、公務員・消防士の場合は事情が異なるのです。

 公務員・消防士のキャッシュフローは安定していますが、爆発力はありません。株式投資は知識よりも資産規模がものを言う世界です。

 必死に利回りを0.5%上げるよりも、投下資産を増やす方が効率がいいのですね。公務員・消防士は給料だけでは大きな金額を株式に資産投下することはできないのです。大きくない投下資産を分散させてしまうと、資産を増やすことができなくなってしまうのです。

公務員・消防士の時間分散の優位性

 公務員・消防士において、株式投資における最大のメリットは時間分散と安定したキャッシュフローです。

 株式投資の分散には大きく2種類があります。

 ・資金分散

 ・時間分散

 この2種類の分散を効率よく配分することが分散投資においては重要です。そして、公務員・消防士は時間分散において、非常に優位性があるのです。

 ・年功序列による給料制度

 ・病気、怪我に対する手厚い福利厚生

 ・身分保障

 これらのことを使えば、長期間安定的に株式投資を継続することは、他の投資家と比較しても圧倒的に優位性があるのです。

資産分散と時間分散

 公務員・消防士は時間分散を超長期にわたって効かせることができるので、資産を必要以上に分散させる必要はありません。

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出典 マネックス証券

 S&P500のパフォーマンスの推移を見ると、10年に1度は大きな落ち込みはありますが、5~8年ほどで元の水準に戻っています。

 2020年3月のコロナショックにいたっては半年で元の水準まで回復しています。(これは、アメリカ政府による営利企業への積極的な介入によるものですね。)

 正に、時間が経てば解決してくれるということですね。ただひたすらにホールドしておけば資産が増えて行く。時間分散のなせる技ですね。

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与えられたものをいかに上手く使うかが重要

時間分散ができているなら集中投資でもよい

 分散投資は上手く行えば、資産を毀損するリスクを軽減することができます。しかし、分散し過ぎると利回りは低下していきます。分散し過ぎることもまた、リスクとなり得るということです。

 公務員・消防士の株式投資において重要なのは時間分散の優位性です。これを最大限使うことによって、米国株への集中投資のリスクを軽減できるのです。

 時間分散をしっかりと使えるからこそ、米国株式のような利回りの高い金融商品に集中投資することができるのです。