YOH家の食費管理
YOH家は夫婦共同で支出の管理を行っています。お互いがフルタイムで働いているので、毎月決まった額を出し合って生活費に充てているお金を共同で管理していることになります。
しかし、お互いがきちっと管理しているかと言えばそうではないですね。支出項目についてはお互い、得意不得意があるということです。
・住居費
・食費
例を挙げると、このような支出は妻の方が得意でYOHは言われるがままに従っていることになります。
そして、食費に関して言えば妻の食費管理方法は非常に優れていると感じています。
・毎日違った料理が提供される
・野菜、肉、魚とバランスの良い内容
・毎食後にフルーツが出る
・お菓子も購入する
育ち盛りのこども3人を抱えている世帯ですが、このような食事内容で食費はかなり抑えられています。
・妻の食費管理方法
・食費を抑えるために大切なこと
今回は家計の食費管理について、この2点を中心に触れてみたいと思います。
妻の食費管理方法
まず、前提条件として、YOH家では食料はほとんどをスーパーマーケットで購入しています。
・米や野菜を実家からもらっている
・ふるさと納税で肉を10㎏もらっている
このようなことはなく、普通に消費する分と同じ金額の食費がかかっているということです。
それにも関わらず食費を抑えることができている管理方法は、以下のような方法です。
・ひと月を5週に分けて考える
・1週間で月の食費の5分の1を使う
・1週目は米や調味料
・2週目から5週目は定番食材を購入して余りで異なった食材を購入する
このような方法で食費を管理しています。
少しわかりにくいので、例を挙げて説明していきます。
食費がひと月6万円とすると・・・
食費の予算がひと月万6円とすると、この方法で1週間に使うことができるのは1.5万円になります。
・1週目・・・米や調味料を1.5万円分購入
・2週目~5週目・・・定番食材を購入する
この定番食材というのは、家庭によって毎日食べるような食材です。
・卵
・牛乳
・豆腐
・トマト
・バナナ
・鳥胸肉
・鳥モモ肉
・豚肉
・野菜類(玉ねぎ、にんじん、ピーマン、レタスなど)
YOH家の定番食材はこのような食材ですね。月の食費が6万円であれば、このような食材で大体1万円~1.2万円ほどを使います。
そして、余ったお金(3,000円~5,000円)で魚や牛肉、フルーツやお菓子などを購入しています。
ポイントとしては、定番食材を購入して余った金額で週によって違った食材を購入するようにしているということです。
そのようにすることによって、毎日同じ料理が出ることを避けることができ、お菓子なども購入することができるということです。
YOHの考え
今回は食費の管理方法について考えてみました。
YOHの妻はこの食費管理方法を独身の時からしており、一人暮らしで月2万円以下に抑えていたと言っています。
・米や調味料に5分の1を充てる
・定番食材を購入して、余ったお金で別の食材やお菓子を購入する
そして、この食費管理方法は結婚してからも継続しているということです。
さすがに独身時と同じというわけにはいきませんが、育ち盛りのYOH3姉妹を養っていることを考えると、食費は最適化できていると感じています。
もちろん、この食費管理方法が全ての世帯にとって最も適している方法になるかと言えばそうではないですね。
・食費にはお金をかけることにしている
・毎日思いついたものを食べるようにしている
このような考えの世帯もあるということです。食費というのは世帯によって考え方が大きく異なるのは自然と言ってよいということです。
しかし、収入に対する食費の占める割合が高過ぎれば資産形成が思うように進まないことは頭に入れておく必要がありますね。
・手取り20万円の一人暮らしで月の食費が5万円
このようなケースであれば、他の支出に気を配って見直しをしても、その効果が得にくくなってしまう可能性があるということです。
食費というのはかけようと思えばいくらでもかけることができますし、削減しようと思えば限界まで削減することもできます。
・毎日カップラーメンを食べる
・炭水化物中心の食生活
このようにすれば食費は大きく減らすことが可能です。しかし、このような食事を続けていれば健康を害してしまう可能性も高くなるということです。
かといって、保存料などが全く入っていない食材ばかりを追い求めると食費は青天井に高騰してしまいます。
世帯の食費で大切なことはバランス感覚です。
・栄養価のある食事を心がける
・その上でできる限り金額をコントロールすることを心がける
このようにして、世帯に合った食費管理方法に取り組むことが大切だと私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
支出管理の基本は家計簿ですね。これなくしては資産形成をすることはできません。
家計簿は収支管理には向いていないと私は考えています。支出を管理することだけに絞った方がよいですね。
食材費が高騰している中で、食費と上手に付き合う方法についてはこちらで記事にしています。