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【むしろ食費は下がっている】食料品価格高騰と上手に付き合う方法について

物価高と食料品価格高騰

 2022年からトレンドになっているのが、物価高、特に食料品価格の高騰です。

 ・円安

 ・ガソリン価格の高騰

 ・人件費の増加

 ・光熱費の上昇

 このような事象が重なっているため、物の値段が上がっているということです。

 その物の値段が上がっている中で、庶民に大きな影響を与えているのが、食料品価格の値上げです。

 民間会社の調査によると、8割の世帯で食料品の価格上昇を感じているということです。

 しかし、YOH家の家計簿を確認してみると、食費は前年と比較してもそれほど変わっていません。

 むしろ、減っている月もあり、相対的に見ると食費は減少傾向です。

 ・全ての食料品価格が上昇しているわけではない

 ・YOH家が食料品価格高騰の影響を受けていない要因

 今回はこの2点について触れてみたいと思います。

全ての食料品価格が上昇しているわけではない

 食料品の値上げは連日のようにマスメディアで報道されています。

 ・マクドナルドのハンバーガーが170円になった

 ・各社とも食パンの値段を上げている

 このような報道ですね。実際に農林水産省のホームページを見てみると、前月、平年年と比較しても食料品の価格は大きく上昇しています。

出典 食品価格動向調査(加工食品):農林水産省 以下の表も同様のリンクから引用

 加工品を見てみると、全ての品目が上昇していることがわかります。

 特に、小麦粉(23.8%)や食用油(55.2%)のような価格上昇は家計に与える影響は小さいものではないですね。

 このように見ると、食費が20~30%ほど上昇してしまうことは避けられないと感じるかもしれませんが、実際にはそうではないですね。

 価格上昇していない食料品も少なからずあるからです。

 野菜の価格推移を確認すると、ほとんど変化が無いことがわかります。それどころか、平年比は下がっている項目があることが数字で確認することができますね。

 食肉、鶏卵などを見ても平年比とそれほど変化が無いことがわかります。

 価格は上昇していますが、驚くほど大きな価格変動ではないですね。普通に食肉や鶏卵を購入する分には、10%ほどの食費の上昇で抑えることができるということです。

 ・加工品・・・大きく上昇

 ・野菜・・・減少

 ・食肉・鶏卵・・・小幅な上昇

 ザックリとまとめるとこのようになるということです。

YOH家が食料品価格高騰の影響を受けていない要因

 先にも触れましたが、現在の食料品価格の高騰の中でYOH家の食費は上昇していません。

 その要因は主に2つの理由があるからですね。

 ・加工食品をそれほど食べない

 ・外食をそれほどしない

 この2点が食費上昇していない要因だと私は考えています。順番に触れていきます。

加工食品をそれほど食べない

 YOH家の食費が上昇していない理由のひとつが「加工食品をそれほど食べない」ということです。

 農林水産省のデータを見て分かるとおり、食料品の中で特に値上がり幅が大きいのが加工食品です。

 加工食品とは、食品に何らかの加工を施したものですね。

 ・冷凍食品

 ・インスタント食品

 ・清涼飲料水

 加工食品の代表的なものと言えばこのようなものが挙げられます。

 そして、このような食品の比率が高い世帯であれば、現在の食料品価格高騰の影響をまともに受けることになります。

 しかし、このような食料品を購入する比率が少なければ、それほど影響を受けることはないということです。

外食をそれほどしない

 YOH家の食費が上昇していない理由の2つ目が「それほど外食をしない」ということです。

 YOH家が外食をしない最も大きな理由はYOH3姉妹の三女がまだ小さいからですね。

 ・じっとしていられない

 ・騒ぎ出す

 外食をすれば、このようなことで周囲に迷惑をかけてしまうということが一番の理由です。

 そのため、食事はほとんどが自炊で賄っているということです。

 食料品がこれだけ高騰しているのであれば、外食費はさらに高騰しています。

出典 

値上げ忘備録 ガストの値上げ情報

 これは、外食チェーン大手のファミリーレストランガストのハンバーグステーキの値段推移ですが、2022年4月から10月の半年間の間に10~20%近く価格上昇していることがわかります。

 ・原材料費の高騰

 ・人件費の高騰

 ・コロナウイルス関連による設備投資

 このようなことを考えると、外食の値段は最も大きく上がっているともののひとつだということです。

 そのため、頻繁に外食をするのであれば、食費に与える影響は非常に大きなものになります。

 しかし、それほど外食をしないのであれば、その影響は非常に小さいということです。

食料品価格高騰=食費が上がる、ということではない。

YOHの考え

 今回は食料品価格の高騰と食費について触れてみました。

 食料品価格の値上げはマスメディアで報道されていますが、それに伴って、全ての世帯で食費が上昇するわけではありません。

 YOH家のように、それほど影響を受けていない世帯も少なからずある、というのが私の印象です。
 YOH家の食費は平均的な世帯と比較すると高めです。

 ・食料品を節約して購入する

 ・安い時を狙って買い物に行く

 食費に関してはこのような概念はありません。そして、育ち盛りのYOH3姉妹は華奢であるにも関わらず、驚くほどよく食べます。

 そのため、食費に関しては普通に使う分にはどれだけ使おうが気にしない、というのがYOH家の考えです。

 しかし、このような食料品の値上げが続いている状況でYOH家食費が上がっていない理由は「すべての食料品の値段が上がっているわけではない」からですね。

 ・加工食品

 ・外食料金

 このようなものの値段が大きく上昇している一方で、野菜や食肉、鶏卵といった食料品の値段はそれほど上がっていないということです。

出典 

「食品主要105社」価格改定動向調査―2022年動向・23年見通し| 株式会社 帝国データバンク[TDB]

 帝国データバンクが出しているデータから見ても、加工食品や嗜好食品の値上がり示されていますが、肉や野菜の値上がりはそれほど記載されていません。

 そして、そのような食品を中心に自炊をしていれば、現時点で食費がそれほど上がることはない世帯もあるということです。(もちろん、地域によっては避けられないケースもありますね)

 ・食費が前年比で30%上がった

 ・高すぎて購入できない

 このように感じる世帯は加工食品や外食を中心に食事を構成している可能性があるということです。

 そして、普段から加工食品をそれほど買わない世帯では、加工食品の値上がりによって、さらに買わなくなっているということです。

 ・今まで200円のインスタントラーメンが250円になっている

 普段買わないのであれば、このような値上がりを見れば、一層買わなくなるということです。

 現在のYOH家がそのような感じになっています。

 もちろん、加工食品や外食がダメなものというわけではありません。

 ・手軽に用意することができる

 ・誰が調理しても同じ味

 加工食品に関して言えば、このようなメリットがあり、私も恩恵に与ることはありますね。特に忙しい子育て世帯にとっては、無くてはならない存在であることも事実です。

 しかし、現在は加工食品の値段が著しく上昇していることを押さえておく必要があります。

 そして、食料品の値段が上がっているといっても、全ての食料品の値段が上がっているわけではないということです。

 ・安い冷凍食品を探すためにスーパーマーケットを何軒も回る

 ・値上がりしていない野菜や食肉を適当に購入して自炊する

 この2つを考えた場合、どちらが世帯にとって有意義であるかは疑いようがないですね。

 食費というのは生きていくうえで欠かすことができない出費で、取り組み方を変えるだけで大きく変えることができます。

 食費を適切に管理することができれば、資産形成が進むことは間違いありません。

 そのために必要なことは、何が安いのか、どんなものの値段が上がっているのか、ということを考えて、世帯にとって適切な管理をすることが大切だと、私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 資産形成で大切なことは家計管理ですね。自分にとって強みを見つけることが家計管理を上手にするポイントです。

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