株式投資は確実性に欠ける
公務員や会社員で、資産形成のために株式投資などの資産運用を考えている方は少なくないですね。
・こどもの教育資金の捻出
・老後資金の捻出
・使う予定のないお金がある
・FIREするため
世帯によって理由は様々ですが、共通していることは「今よりもお金を増やしたい」ということです。そのために、リスクを取って行っているのが株式投資などの資産運用です。
長期的に見れば負ける確率が極めて少ないと言われている、長期のインデックス投資も確実に資産を増やせるわけではありません。
・資産増加しているのはあくまでも過去の統計データ
・今後も資産増加するのかはわからない
このような不安要素があるからですね。長期投資家の多くは長期投資のリスクとリターンを勘案して、長期的に見ればリターンが上回っていると判断して資産投下しているということです。
さらに、インデックス投資は長期的に見て資産を増やせるだけであって、短期的に見ればリスクに見合わないほど資産減少させることがあります。
・1年で40%資産が減少する
・5年間含み益が出ない
このようなことは十分に考えられるということです。そのため、長期のインデックス投資を続けることはそれなりに難易度が高いということです。
・長期的に資産投下し続ける必要がある
・積み立てた資産の取り崩しは行わない
指数の上昇局面においてはこのようなことは比較的容易にすることができますが、下落局面においてこのようなことを継続するのは簡単なことではないということです。
・長期のインデックス投資といえども確実に資産を増やせるわけではない
・長期のインデックス投資ははじめるのは簡単だが続けることは簡単ではない
このようなことから、結局のところ株式投資というのは安全性と確実性において問題がある資産形成方法だということです。
そのため、安全性と確実性が求められるようなお金については株式投資ではなく、別の方法を使って用立てる必要があるということです。
・株式投資よりも安全確実に資産形成する方法
・安全確実に資産形成することについて
今回は安全確実な資産形成についてこの2点を中心に触れてみたいと思います。
株式投資よりも安全確実に資産形成する方法
会社員・公務員世帯において株式投資というのは安全確実に資産を増やせる方法ではありません。しかし、安全確実に資産を増やすことができる方法は存在します。それは、「夫婦と共働き」をすることです。
夫と妻が働くことができれば世帯の収入が増加することは間違いないからですね。共働きと言っても夫婦でフルタイム働くことのみを指しているわけではありません。
・育児
・家事
・介護
このような事情は世帯によって様々です。そのため、全ての世帯が夫婦共にフルタイムで働くことができるわけではないことは当たり前といってよいですね。
しかし、このようなことが落ち着いてくれば、パートタイムジョブなどの共働きをすることは多くの世帯で可能となることがあるということです。
・こどもが中学生になった
・家事をこなしても時間がある
・デイサービスなどを利用して時間を空けることができる
このような状況になれば、パートタイムジョブなどをして共働きを考えてもよいということです。
YOHの考え
私は夫婦共働きでお金を貯めていくことが資産形成において最も安全確実だと考えています。
・iDeCo
・つみたてNISA
このような優れた金融制度よりも共働きのダブルインカムの方が優れていると考えています。その大きな理由は安定性と確実性ですね。
・安定したキャッシュフローを得ることができる
・就労形態によっては充実した保険機能を得ることができる
・能力や経験によって収入が上昇する可能性がある
配偶者が働くことにはこのようなメリットがあるからですね。一方でデメリットも存在します。
・家事の時間が無くなる
・余裕時間がなくなる
・日々のことができなくなり生活費が上昇する
共働きにはこのようなことになる可能性があります。これは大きなデメリットですね。しかし、子育てや家事などが一段落した場面では、多くの世帯で共働きを考えた方がよいということです。
・パートタイムジョブの負担が非常に大きい
・家事の時間を削った分に収入が見合わない
・夫の収入だけで問題なく資産形成ができる
このように感じればパートタイムジョブを辞めればよいということです。しかし、共働きを選択肢に入れないというのは避けた方がよいですね。
・パートタイムジョブをするのがめんどくさい
・夫のお小遣いを減らす
・支出を切り詰める
このようなことをしてしまうと、夫婦で資産形成をすることが難しくなってしまうのですね。
・夫が働いて得た収入
・妻が働いて得た収入
この2つがあれば金銭的には当然ですが、精神的にも資産形成の追い風となるのは間違いないということです。
株式に資産投下するにしても、お互いが自分で稼いだお金という特別な思いがあるからですね。
お金に困っている世帯の特徴のひとつとして挙げられるのが、「配偶者の労働意欲が低い」ということです。
夫(妻)の収入だけで生活が成り立たせるというのは多くの世帯で可能なことです。
しかし、そこから貯蓄や投資といった資産形成をしていくのであれば、配偶者の収入というのは欠かすことはできません。
共働きでダブルインカムであることは、株式投資よりも安全確実に資産形成することができると私は考えています。ご覧いただきありがとうございました。
となりの億万長者でも妻の金銭意識については取り上げられています。
夫婦での資産運用についてはこちらで記事にしています。
夫婦でも家計管理はこちらで記事にしています。