YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

資産運用しない人は情報弱者ではない

資産運用がブーム

 今は資産運用がかつてないほどのブームになっています。

 ・国からの後押し

 ・投資環境が整ってきている

 資産運用がブームになっているのは、主にこのような理由が挙げられますね。

 ・NISA

 ・iDeCo 

 国からの後押しとしてはこの2点が挙げられます。投資手法を問わず、まずは非課税枠を使い切ることからはじめることが資産運用のスタンダードと言えますね。

 また、確定申告が電子化され、配当控除や外国税額控除が格段にしやすくなっていることが、さらに資産運用の裾野をひろげています。

 ・ネット証券

 ・スマートフォンの普及

 ネット証券会社とスマートフォンの普及によって、投資環境は大きな変貌を遂げています。

 ・SBI証券

 ・楽天証券

 この2つがネット証券会社の最大手ですが、インターフェイスは直感的な操作に対応しており、非常に使いやすいですね。

 また、投資信託やETFの手数料も引き下げが加速しています。優良は投資信託やETFは運用手数料が1%を超えることがないような商品設計がされていることも、誰でも投資をすることができる環境を後押ししています。

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出典 ITmediaビジネス

 そのような環境下ではやや極端とも言えるような意見も挙がっています。

 ・資産運用をしないなんて情報弱者

 ・銀行預金のみでは老後に困窮することになる

 主張としては、利回りの低い銀行預金ではなく、高利回りが期待できる株式投資をした方がよい、ということですね。

働いて得ることのできるお金

 人生において資産形成は非常に大切です。特に公務員や会社員は働いて得ることのできるお金の額がある程度決まっています。年収と働く年数によって簡単に計算することができます。

 ・650万円(生涯平均年収) × 38年 = 2億4700万円

 私が60歳まで働いた場合はこの辺りに落ち着くということです。数千万円単位でずれることはありますが、まあ、半分の1億円になったり、倍の5億円になることはないということです。

 ここから手取り額もおおよそ把握することができますね。税金と社会保険料をざっくりと引くと、私の場合手取り平均は500万円前後に落ち着きます。

 ・500万円 × 38年 = 1億9000万円

 これが22歳から60歳まで消防職員として働いて得ることのできる金額となります。これをベースにして生活を考える必要があるということです。

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出典 北陸銀行

資産形成

 私は、この1億9000万円という金額で人生を乗り切ることは困難を伴うという考えから、資産運用をしています。しかし、これは個人の価値観によるところが非常に大きいですね。

 ・1億9000万円あれば老後も含めて十分生活できる

 ・金銭的な予期せぬトラブルがあっても大丈夫

 同じ属性でこのように考える方もいるということです。そのように考える方にとっては、人生おいて資産運用をして資産形成することは必要ないですね。

 ・自分の仕事の能力を高める

 ・金銭的に日々安定した生活を送る

 このようなことに注力すればよいということです。

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様々な情報に振り回されないようにすることが大切。

YOHの考え

 私自身は資産運用をしており、妻も資産運用をしています。そして、株式投資などの資産運用を積極的行ったことはよい選択だったと考えています。しかし、公務員や会社員全ての方が資産運用をする必要はないとも考えています。

 ・NISA

 ・iDeCo

 このような非課税制度を含めて全ての資産運用をする必要がないということですね。人には向き不向きというものが必ず存在します。そして、資産運用に全く向いていないという方が一定数おられるということです。

 そういった方が無理に資産運用をすると、仕事やプライベートに支障をきたすことになりかねないということです。

 ・株式チャートの値動きが気になって仕事が手につかない

 ・休日も資産運用のことばかり考えてしまう

 このようなことになると、増える資産以上に大切なものを失ってしまう可能性があるということです。人生においてはお金以上に大切なものは必ず存在します。

 ・趣味

 ・健康

 ・家族との時間

 このようなものはお金で得ることが極めて難しいものだと私は考えています。このようなものを犠牲にするのであれば、資産運用はしない方がよい、というのが私の考えです。

 資産運用をしないことは情報弱者というわけではありません。しっかりと調べた結果、自分の人生に資産運用は必要無い、と考えるのは素晴らしい選択だということです。

 しかし、はなから資産運用に否定的になることも避ける必要がありますね。自分自身で資産運用に関して調べて触れてみる必要があるということです。その結果、合う合わないを判断する必要があるということです。

 ・節約

 ・仕事の給料を増やす

 このようなことをすれば、資産運用をしなくとも金銭的にそれほど困窮することはありません。公務員や会社員でお金が足りない人の多くは浪費に多額のお金を使っているなど、どこかネックとなる箇所がある場合が多いということです。

 そのネックを解消して大切なことに使うお金が確保できるのであれば、全ての人に資産運用は必要無いと私は考えています。ご覧いただきありがとうございました。

 私は資産運用をはじめてよかったと考えています。それについてはこちらで記事にしています。

fire-money.hatenablog.com

 資産運用は必要無くとも、年金や社会保障制度については知っておく必要がありますね。

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