- 資産形成
- 資産形成を進める3つの基本手順
- フロー収入を確保して支出を抑える
- フロー収入の余りでストックを購入する
- ストックで得た収入でさらにストックを購入する
- 最も躓きやすいポイント
- フロー収入で余りが出ない
- 偽物のストックを購入してしまう
- YOHの考え
資産形成
人生においてお金は非常に重要なものですね。もちろん、お金が全てだとは言いませんが、ある程度のお金が無ければ人生を非常に難しいものにしてしまう可能性が高いということです。
お金で全てのものを手に入れることはできませんが、多くのことにはお金がかかるということです。そして、ある程度のお金があるということは精神的にも肉体的にも日々の生活を楽にしてくれます。
・今日は疲れているから外食をしよう
・十分な貯えがあるから無理に仕事量を増やさなくてもよい
・思わぬ出費に対して簡単に対応することができる
このようなことは、お金が無ければすることができないということです。しかし、お金に困っている世帯というのは少なくありません。
・給料だけでは生活できずボーナスで生活費を補填している
・カードの引き落としができないのでリボ払いを使う
・急な出費に対してカードローンを使う
このような世帯は少なくないということです。そして、このような世帯に言えることは、資産形成を行う基本手順を行えていないということです。
・資産形成を進める3つの基本手順
・最も躓きやすいポイント
今回は世帯の資産形成について、この2つを中心に触れていきたいと思います。
資産形成を進める3つの基本手順
資産形成を進める基本手順とは以下の3項目です。
・フロー収入を確保する
・フロー収入の余りでストックを購入する
・ストックで得た収入でさらにストックを購入する
この3つが資産形成を進める3つの基本手順となります。順番に触れていきます。
フロー収入を確保して支出を抑える
資産形成を進める3つの基本手順のひとつ目は「フロー収入を確保する」ということです。
フロー収入とは、自分自身で生み出す収入のことです。代表的なものは働いて得る給料ですね。
・アフィリエイト報酬
・グーグルアドセンス収入
このような収入もフロー収入と言ってよいですね。この収入の特徴は、自身の行動が伴うということです。そのため、自分自身に何かトラブルがあるとフロー収入は減少したり途絶えてしまったりするということです。
・怪我
・病気
・モチベーションの低下
フロー収入はこのようなことで上下動があるということですね。そのため、自分自身が行動し続けて作っていく収入であるといえます。
このフロー収入を継続的に作り出すことが資産形成の第一のステップで核になる部分だということです。
フロー収入の余りでストックを購入する
資産形成を進める3つの基本手順の2つ目は「フロー収入の余りでストックを購入する」ということです。
フロー収入を得た後に大切なことは、得た収入を全て使ってしまわないことです。その一部を使わずに、ストックを購入することが資産形成においては欠かせません。
ストックとは、何もしなくてもお金を生み出してくれる資産です。このストックを持っているだけで得ることができるのがストックによる収入です。
・株式の配当金
・銀行預金や債券の利息
・不動産収入
・書籍などの印税
このようなものがストックによる収入の代表的なものですね。これらを生み出すストックをフロー収入の余りで購入することが資産形成の2つ目のステップです。
ストックで得た収入でさらにストックを購入する
資産形成を進める3つの基本手順の3つ目は「ストックで得た収入でさらにストックを購入する」ということです。
ストックの例として株式を挙げると、株式は保有数に応じて年間配当金を得ることができます。この配当金でさらに株式を購入することによって、年々ストック収入を増加させていくということです。
・1年目 100万円の株式から3万円の配当を得る
・2年目 103万円の株式から3.9万円の配当を得る
このようにしてストック収入によって、ストックを増やしていくことによって、資産形成を増加させていくことが資産形成を進める3つ目のステップです。
最も躓きやすいポイント
この資産形成を進める3つの基本手順で最も躓きやすいポイントは2番目の「フロー収入の余りでストックを購入する」という箇所ですね。
・フロー収入で余りが出ない
・偽物のストックを購入してしまう
この2つから抜け出すことができずにストック収入を得ることができないということです。
フロー収入で余りが出ない
フロー収入で余りが出ないというのは、ずばり言ってしまえば、家計管理がきっちりと出来ていないということです。日常生活においてお金がかかり過ぎている可能性が非常に高いということです。
・手取りが月15万円であるなら、月12万円で生活するようにする
・手取りが月30万円であるなら、月25万円で生活するようにする
このように、フロー収入の金額によって、自分自身の生活レベルを変えてフロー収入の余りを作り出す必要があるということです。
・周囲はもっとよい暮らしをしているから、フロー収入を全て使ってしまう
・フロー収入の増加に合わせて生活レベルを際限なく上げる
このようなことをしていては、いつまでフロー収入で余りを作ることはできないということです。
偽物のストックを購入してしまう
自分で働いて得たフロー収入をやりくりして余りを出して、ストックを購入する段階になっても、偽物のストックを購入してしまえば、資産形成は順調なものになり得ないですね。
・財務状況が安定しない企業の株式
・手数料が割高な投資信託
・保険一体型の金融商品
このようなものをストックだと思って購入続けてしまっていると、ストック収入でストックを購入するという3つ目のステップに到達することができないのですね。
・ストックを購入しているのに思ったほどストック収入を得ることができない
・ストック収入が安定しない
偽物のストックを購入してしまうと、このようになり、資産形成が進まないということになってしまうということです。
YOHの考え
資産形成を進める3つの基本手順について触れてみました。
・フロー収入を確保する
・フロー収入の余りでストックを購入する
・ストックで得た収入でさらにストックを購入する
誰しもがこの3つの手順を踏むことによって、お金を増やしています。これはお金持ちでもそうではない人でも同じです。
・100億円の不動産から年間10億円のストック収入を得る
・100万円の株式を保有して3万円の配当を得る
投資対象やスケールの違いこそありますが、やっていることは同じだということです。そして、誰しもが最初は小さい規模からスタートさせているということです。
現実的に言えば、ストックで得た収入でさらにストックを購入するというのは、それなりのお金が必要です。個人差はあるでしょうが、実感できるのは1,000万円ほどのストックを保有しておく必要があります。
1,000万円のストックを保有するというのは簡単なことではありません。しかし、誰しもが最初から用意できるわけではないのです。
・働いてフロー収入を得る
・生活費を見直してフロー収入の余りを作る
・少しずつストックを購入していく
この3つをコツコツと継続することによって、徐々に資産が増えていくということです。このコツコツと継続することが資産形成においては非常に大切だということです。
資産形成を進める3つの基本手順は取り組みことは誰にでもすることができます。躓くこともあるでしょうが、失敗したらやり直せばよいだけです。
この基本的なことを続けることによって、資産形成していくことがお金に困らない人生を歩むために最も大切だと私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
資産形成で非常に参考になる書籍は「となりの億万長者」ですね。この中でもさらに大切な箇所については、こちらで記事にしています。
フロー収入で余りを作るためには、お金の価値を考えて使うことが必要です。同じ1万円でも価値が違っているということです。
フロー収入で余りを作る際に陥りがちなのは、贅沢費を極限まで絞るということですが、これはおすすめできる方法ではないですね。お金を粗末に扱うことはしてはいけませんが、浪費はしてもよいものです。