YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

マネックスカード投資信託積立を利用すべきかどうか

クレジットカード積立

 大手ネット証券会社は投資信託購入をクレジットカードと連携させて、ポイント付与するサービスに大変力をいれています。

 ・SBI証券 三井住友カード ポイント付与率0.5%(カードによって最大2%)

 ・楽天証券 楽天カード ポイント付与率1%

 SBI証券と楽天証券は積み立て額を上限5万円として、これだけのポイントを付与しています。

 ・SBI証券 年間60万円の積み立てでVポイントが3000ポイント

 ・楽天証券 年間60万円の積み立てで楽天ポイントが6000ポイント

 キャンペーンなどで倍率が上がる期間を除くとこれが年間で獲得できるポイントです。

 楽天ポイントは投資信託購入に使えるので、再投資の面から考えても非常に資産運用効率がよいですね。(SBI証券のVポイントは現在のところ投資信託購入には使用できません)

 そして、マネックス証券もSBI証券、楽天証券に追従して投資信託購入をクレジットカードと連携させてポイント付与させることになりました。

マネックス証券のクレジットカード投資信託積立

 ・開始時期は2022年2月下旬

 ・クレジットカードはマネックスカード

 ・月の上限金額は5万円

 ・ポイントはマネックスポイント

 ・付与率は1%(予定)

 おおまかにまとめるとこのような感じですね。昨年からマネックス証券はクレジットカード投資信託積立サービスを開始すると告知していましたが、今回、開始時期などが正式に決まったということです。(開始が遅れたのは、銀行のゴタゴタがあったからですね)

 気になるのは、ポイント付与率1%が予定ということです。ポイント付与率が1%なのであれば、楽天証券と全く同様のサービスと言ってよいですね。

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出典 マネックス証券

マネックスポイント

 クレジットカード投資信託積立で獲得できるポイントはマネックスポイントです。

 ・株式売買手数料

 ・暗号通貨購入

 ・他のポイントと交換

 マネックスポイントはこのようなことに使うことができます。ホームページを見た感じでは、再投資目的の投資信託購入に使うことはできないようです。

 株式売買手数料は国内株式のみに対応しています。

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出典 マネックス証券

 マネックス証券で国内個別株売買をされる方にとっては有益なサービスとなりそうですが、他の証券会社で国内個別株売買をしている投資家にとっては、これでポイントを使うことはないですね。

 しかし、他のポイント交換でAmazonギフト券などの使い勝手がよいポイントと交換できることを考えると、ポイントの使い道に困るということはなさそうです。

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出典 マネックス証券

マネックスカード

 投資信託積立でポイント獲得連携させるには、マネックスカードを使う必要があります。

 ・1%のポイント還元

 ・初年度年会費無料(次年度は年間1回の使用で年会費550円が無料になる)

 ・出金サービスが月5回まで無料(通常は1回330円)

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出典 マネックス証券

 カードの主な特徴なこのようになっています。投資信託積立だけで使用するにしても、無料ですることができるので、カードを作ることに大きなデメリットはないですね。

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大手ネット証券のサービスを比較して、自分に合ったサービスを利用しよう

YOHの考え

 ・年間投資額 60万円

 ・獲得ポイント 6000ポイント(現金と同様の使い勝手)

 ・カードなどの年間手数料はかからない

 マネックス証券の投資信託購入のクレジットカード連携サービスをまとめるとこのようになります。獲得できるポイントを考えると、使うことを検討してもよいサービスですね。

 私はマネックス証券の証券口座を持っていないので、このサービスを使うにはいくつかのデメリットがあります。

 ・口座開設の手間

 ・クレジットカード発行の手間

 ・管理口座の増加

 ・保有クレジットカードの増加

 このような点がデメリットとして挙げられます。資産運用はシンプルに行うのがよい、というのが私の考えです。

 そのため、年間6000ポイントのために、証券口座とクレジットカードを増やすのは少々めんどくさいかな、というのが私の印象です。クレジットカードは借金ということを考えるとなおさらですね。

 ポイント付与だけを考えると、楽天証券・マネックス証券がSBI証券に勝っています。

 ・資産運用を全くしていない

 ・すでにマネックス証券の口座とマネックスカードを保有している

 ・楽天証券で月5万円積立しており、さらに投資信託積立額に余裕がある

 ・口座やクレジットカードが増えることに抵抗がない

 ・手間と獲得できるポイントが釣り合っていると感じる

 このような方は、マネックス証券の連携サービスを使った方がよいですね。

 ・開始時期は予定

 ・ポイント付与率は予定

 私が気になるのは予定と書かれており、正式に決まっていないところです。そのため、急いですることはないと考えています。このサービスを使うか使わないかをしっかりと決めるのは、全てが正式に決まってからでよいかと考えています。

 ポイント付与というのは、現在の株式投資において考えなくてはいけない要素のひとつとなっています。大手ネット証券会社が力を入れていることからもその影響力がわかります。

 ・利回り

 ・資金投下対象

 このようなものと同様に考える必要があるということです。年間0.5~1%のポイント、年間にすると1万ポイント以上というのは、公務員や会社員投資家にとっては大きなものです。しかし、全てを使う必要があるかは個人の考え方しだいです。

 ・月15万円の投資信託積立(年間180万円)

 ・手間

 ・時間

 ポイントを獲得するには、このようなことを許容できるかを考える必要があるということです。資産運用で大切なことは、長く続けることです。そのためには、なるべく手間をかけずにストレスにならないようにすることだと、私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

資産運用で大切なのはコストと時間です。どちらにどの程度比重を置くかは人それぞれですね。

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 私の資産運用に対する考え方はこちらです。

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 投資信託で資産形成するには非常に時間がかかります。20年間は見ておく必要がありますね。

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