YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

【レバレッジ・高配当株は不要】YOH的資産運用について

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資産運用

 資産運用とは、人によって捉え方は様々ですが、大まかに言えば、自分の財産をリスクを取って運用することです。

 ・株式

 ・債券

 ・FX取引

 ・外貨預金

 ・先物取引

 ・コモディティ

 ・暗号通貨

 パッと思いつくだけでも、これだけの種類があります。そして、株式投資を例に挙げると、さらに細分化することができますね。

 ・日本個別株

 ・米国株

 ・先進国株式

 ・新興国株式

 これをさらに、投資信託、ETFのようによりミクロに細分化すると、その数は膨大です。

 資産運用を行うには、マクロな視点で大まかに自分の方向性を決めて、そこからミクロな視点で投資先を決定していくことが求められます。

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出典 ほけんのぜんぶ

資産運用は人それぞれ

 資産運用は無数にある金融用品の中から、自分の方向性に合わせたものを選ぶ必要があります。

 同じ年齢、同じ職業、同じ年収の方でも、考え方や設定しているゴールが異なれば、選択する金融商品が全く違ってくるのが資産運用の面白いところですね。

 資産運用に関する著名人やインフルエンサーの意見を鵜呑みにして、全く同じように資産運用をしても上手く行かない。このようなことは、資産運用の世界ではありふれています。

 ・資産規模

 ・属性

 ・考え方

 ・お金に対する価値観

 ・お金に対する目標

 これらが、1つでも異なれば、資産運用方法は全く違ってきます。そして、全く同じ人間が存在しないように、これらのことが全てが同じという人は、存在しないのですね。

YOHの資産運用について

 私の資産運用に対する基本的な考え方は、老後資金の捻出です。ずばり言ってしまえば、今の社会保障制度、年金制度を数字で見た場合、30年以上先を考えると不安があるということです。

 ・厚生年金

 ・退職金

 ・共済退職給付

 私は公務員なので、老後資金として考えられるのはこの3つです。この3つの内で老後生活の柱になるのは、厚生年金です。

 ・年金は払い損

 ・年金制度は破綻する

 このような考えを持つ方もおられますが、私は年金制度が無くなることについては考えていません。

 ・マクロ経済スライド

 ・GPIF

 ・現在の年金運用状況

 この3つの数字を見ると、年金制度が破綻することは考えられないからですね。しかし、受給できる年金額は低下して、受給年齢は引き上げられることは避けられないと考えています。

 ・基本は70歳から受給

 ・満額納めて厚生年金は月に10~12万円

 私が年金受給するころには、このような状況になっていると考えています。月に10~12万円では、老後生活は非常に厳しいものになります。そこに上乗せする資金を捻出する必要があるため、資産運用をしているということです。

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出典 楽天生命

レバレッジを用いた資産運用

 私の資産運用の目的は老後資金の捻出なので、レバレッジを用いた中短期的な投資は行っていません。

 レバレッジを用いた投資で最も人気があるのがFX取引ですね。外貨の交換で利益を狙う取引は、短期間で大きな利益を得ることができるのが、人気の理由です。

 ・少ない元手で大きく利益を獲得したい

 ・短期間で大きく資産を増やしたい

 このよう場合、FX取引は非常に効果的です。しかし、大きく短期間で大きく資産を減らしてしまう可能性があります。そういった資産運用は老後資金の捻出に適していません。

 また、投資信託でレバレッジをかけた商品も大変人気がありますが、私は資産投下していません。

 ・ボックス相場での元本毀損

 ・大きな値動き

 これらのことから、長期投資向きの金融商品ではないと考えているからですね。

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高配当株投資

 資産運用としてインデックス投資と並んで人気がある高配当株投資ですが、私は老後の資産形成には向かないと考えているため、資産運用として行っていません。

 高配当株投資は、配当利回りの高い企業やETFに資産投下して、毎年定期的なキャッシュフローを得ることを目的としてます。

 ・労働収入以外のキャッシュフロー

 ・年利4%ほど

 ・銘柄選定を慎重にすれば、手間がかからない

 高配当株投資にはこのような利点がありますが、老後資金の捻出という視点から考えれば、デメリットも存在します。

 ・配当の高い企業は成長性が低い(ビジネスモデルが確立しており、成熟している)

 ・現役時に配当金をもらっても意味が無い(配当金によって、今の生活水準が変わることはない)

 ・税金がかかり非効率的

 私は、高配当株投資にはこのようなデメリットがあり、私の考える老後資金の捻出には向かないと考えています。

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出典 ITmediaビジネス

 自分が退職し、キャッシュフローが年金だけになった時は、高配当株投資は非常に有効な投資方法だと思います。しかし、働いていて給料がもらえるという一定のキャッシュフローがあり、それで十分に生活が成り立っているのであれば、配当金というキャッシュフローはそれほど必要ありません。

 それよりも、成長する企業に資産投下して、企業の成長による資産増加を求める方が、老後資金の捻出方法としては、本質的だと考えています。

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時期が来れば自然と咲くことを待てばよい。急がず焦らずが自分には合っている。

資産運用は軸を決めることが大切

 資産運用で重要なことは、自分の目標を決めて軸を持つことだと、私は考えています。

 ・早期退職したい

 ・FIREにしたい

 私のような属性でこのような考え方を持っていれば、私の資産運用方法は不正解となります。

 ・老後に金銭的に困窮する

 ・定年退職後に働かなければならない

 私は、このようなことにならないために、資産運用をしているのですね。そのため、嫌な言い方をしてしまえば、資産運用に関して過度な期待は持っていません。

 ・金銭的に人生が変わる

 ・生活が一変するほど金銭的に豊かになる

 資産運用に関してこのようなことは望んでいないのですね。

 ・生活費の余剰資金を価値の上昇するものに淡々と資産投下していく

 ・時間分散、銘柄分散し、ローリスクローリターンを心がける

 ・他人の資産状況は気にしない

 このようなことを心がけて少しずつ資産を増やしていく。これができるのは、確かな目標と自分の軸があるからです。

 凡人は少しずつ資産を増やしていく。これでよいと考えてます。ご覧いただきありがとうございました。

レバレッジについての考え方はこちらです。

fire-money.hatenablog.com

資産運用の基本戦略はこちらです。

fire-money.hatenablog.com