YOH消防士の資産運用・株式投資

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アクティブファンドでの資産形成は手数料がポイント

インデックスファンドとアクティブファンド

 投資信託とETFには大きく分けて2つのファンドがあります。ベンチマークに連動するパフォーマンスを出すことを目標としているインデックスファンドです。そして、ベンチマーク以上のパフォーマンスを出すことを目標としているのがアクティブファンドです。

 インデックスファンドとアクティブファンドを長期投資で比較した場合、90%のアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないと言われています。しかし、短期的に見れば、インデックスファンドを遥かに上回るパフォーマンスを出しているアクティブファンドがあることも事実です。

アクティブファンドが劣後する理由

 アクティブファンドがインデックスファンドに長期投資において劣後する理由は1つです。

 ・高い手数料

 劣後する理由はこれに尽きる、ということです。アクティブファンドは市場平均を上回るパフォーマンスを出すために、銘柄組み替えなどを積極的に行っています。そのため、どうしてもランニングコストがかかってしまう、ということです。

 アクティブファンドのランニングコストは1%~2%が主流です。インデックスファンドが0.1~0.3%であることを考えると、割高感は否めません。短期的になら気にならないコストでも、長期的に払い続けるのならば、パフォーマンスに差が出るのは必然ということですね。

ひふみ投信

 日本国内の株式アクティブファンドとして有名なのがレオル・キャピタルワークスが販売しているひふみ投信があります。

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出典 ひふみプラス目論見書

 日本国内の株式を中心として、ファンドマネージャーが銘柄構成をしています。その構成は非常に独特ですが、TOPIXを上回るパフォーマンスを維持しています。

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出典 ひふみプラス目論見書

 私も3年ほど前から少額だけ積み立て投資をしていますが、損益率は18.82%と非常に好成績ですね。

 つみたてNISAで購入できる点から考えても、ひふみ投信は優れたアクティブファンドだと言うことがわかります。

 ちなみに、同時期に積み立てを行っている日経ニッセイ225インデックスファンドの損益率は20.67%、ニッセイTOPIXインデックスファンドの損益率は20.83%です。手数料がいかに資産形成に影響を及ぼすかということですね。

アクティブファンドを投資のコアにはできない

 アクティブファンドの中には、ひふみ投信のような優れたファンドがあることも事実ですが、投資のコアにアクティブファンドを置くことはおすすめしません。その理由は、パフォーマンスが良い理由が分からないからですね。

 ・市場がよかったから高いパフォーマンスを出せた

 ・ファンドマネージャーの腕がよかったから高いパフォーマンスを出せた

 このどちらなのか判断がつかないからですね。ひふみ投信のパフォーマンスを見ても、コロナショックの際に日経平均やTOPIXと同様に大きくパフォーマンスが低下しています。

 もちろん、コロナショックの際、日経平均は17,000円まで下落し、日本株は等しく安値をつけているので、パフォーマンスを低下させることなく乗り切ることは不可能です。そして、その後のひふみ投信の立ち上がりは日経平均やTOPIXを上回っています。

 この高いパフォーマンスを出しているのが市場がよいからなのか、ファンドマネージャーの腕によるものなのかの判断がつかないのです。

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長期のパフォーマンスは不確定なもの。それならば、今わかっている数字だけで判断することが本質的であるということ。

分からないから手数料の低いものを

 アクティブファンドでファンドマネージャーの腕がよかったから、高いパフォーマンスを出せた、と判断できるのは、遠い未来なのです。短期的に判断することは極めて難しいのです。

 短期的に利益を出すことを目的としているのならば、アクティブファンドで運用することは理にかなっています。手数料の影響が少ないからですね。

 しかし、20年以上の長期で株式投資をする場合、手数料の差は小さくありません。保険会社や銀行で販売している投資信託を見れば、それは一目瞭然です。

 そして、アクティブファンドとインデックスファンド、どちらが長期的に見て高いパフォーマンスを出すのかは誰にもわかりません。アクティブファンドの中にはインデックスファンドを遥かに上回るパフォーマンスを出すファンドも存在するでしょう。

 しかし、そのアクティブファンドを見つけ出して資産投下するには、やはり専門的な知識が必要となります。アクティブファンドに資産投下する多くの人は、手数料負けしてしまうのです。

 アクティブファンドかインデックスファンドどちらが高いパフォーマンスを出すのかは分からない。それならば、手数料の安い方に投資しておく。こうすることによって、負けない株式投資ができるのです。