- SBIプレミアムチョイス
- 【全世界株式】野村トレンド発見ファンドBコース(為替ヘッジなし)
- 【日本株】ONE国内株オープン(自由演技)
- 【米国株】農林中金(パートナーズ)長期厳選投資おおぶね
- YOHの考え
SBIプレミアムチョイス
SBI証券の提供しているサービスのひとつにSBIプレミアムチョイスがあります。サービスのコンセプトとしては「アクティブファンドでの資産形成」です。
・長期保有に適している
・投資の中身がわかる
このようなファンドを厳選して集めているということです。2021年12月からサービス開始をしており、現在のところ11の投資信託がSBIプレミアムチョイスに指定されています。
指定られているのはこの11銘柄ですね。そして、SBIプレミアムチョイスに指定されている投資信託は投信マイレージサービスのポイント付与率が倍になるという特徴もあります。
・全世界株式 3銘柄
・国内株式 4銘柄
・米国株式 3銘柄
11銘柄の内訳はこのようになっています。今回はSBIプレミアムチョイスに指定されている銘柄のうち、全世界株式、国内株式、米国株式のそれぞれ1銘柄ずつについて、簡単に触れていきたいと思います。
【全世界株式】野村トレンド発見ファンドBコース(為替ヘッジなし)
野村トレンド発見ファンドBコース(為替ヘッジなし)は野村アセットマネジメントが販売する投資信託です。AコースとBコースの違いは為替ヘッジの有り無しですね。SBIプレミアムチョイスに指定されているBコースは為替ヘッジ無しとなっています。
・投資対象 新興国を含む全世界株式
・純資産額 441億円
・基準価格 19,416円
・直近分配金 600円(年1回)
・運用利回り 3.09%
・信託報酬手数料 1.705%
ベンチマークとしては、先進国株はMSCIコクサイ、日本株はTOPIX、新興国株はMSCIエマージング・マーケット・インデックスを採用しています。
運用利回りが3%、信託報酬手数料が1.7%、そこにその他の手数料が上乗せされることを考えると、実質的な利回りは1%ほどと考えておいた方がよいですね。
分配金で成果を出すのではなく、基準価格の上昇によって利益を出すことを目的とするアクティブファンドと捉えてよいですね。
【日本株】ONE国内株オープン(自由演技)
ONE国内株オープン(自由演技)はアセットマネジメントONE株式会社が販売する投資信託です。ファンドのコンセプトとしては、マクロの投資環境の成果に応じてその時々で最適とされる投資対象に資産投下するということです。
・投資対象 日本株
・純資産額 420億円
・基準価格 28,602円
・直近分配金 0円(年1回)
・運用利回り 0%
・信託報酬手数料 1.76%
構成銘柄の上位10銘柄と過去10年間のチャートはこのようになっています。ベンチマークをTOPIXとしていますが、チャートを見る限り、TOPIXを大きく上回るほどの成果を上げることはできていないことがわかります。
分配金を出していないことからも、基準価格の上昇によって利益を出すことを目的としているアクティブファンドということですね。
【米国株】農林中金(パートナーズ)長期厳選投資おおぶね
農林中金(パートナーズ)長期厳選投資おおぶねは農林中銀全共連アセットマネジメント株式会社が販売する投資信託です。米国株式を投資対象としているアクティブファンドの投資信託です。2020年の投信ファンドオブザイヤーで10位に選ばれているファンドです。
・投資対象 米国株
・純資産額 182億円
・基準価格 19,356円
・直近分配金 110円(年1回)
・運用利回り 0.5%
・信託報酬手数料 0.99%
構成銘柄の上位10銘柄と過去10年間のチャートはこのようになっています。構成銘柄に非常に特徴がありますね。分配金をほとんど出していないことからも、評価額の上昇によって利益を出すことを目的としている投資信託ということがわかります。
YOHの考え
SBIプレミアムチョイスに指定されている投資信託は全てがアクティブファンドです。そして、SBIプレミアムチョイスはアクティブファンドで長期的に資産増加することを目的としています。
今回は全世界株式、日本株、米国株の投資信託をそれぞれについて1つずつ触れましたが残りの8銘柄も概ね同様の投資信託と考えてよいですね。
指定されているファンドを確認していくと、コンセプトと合っていることがわかります。そのため、アクティブファンドに資産投下したい場合は、SBIプレミアムチョイスに指定されている投資信託に資産投下してもよいのでは、というのが私の考えです。
私自身はSBIプレミアムチョイスに指定されている投資信託に資産投下する予定はありません。
・長期的ではなく超長期的に資産増加させたい
・アクティブファンドはランニングコストが許容範囲を超えている
この2点が資産投下しない理由となります。私の資産運用スタイルとアクティブファンドは相性が悪いということが資産投下しない一番の理由ですね。
しかし、 「農林中金(パートナーズ)長期厳選投資おおぶね」などは構成銘柄などを確認すると面白い投資信託だと感じますね。ランニングコストもアクティブファンドとしては1%ほどと安く、興味をそそられます。
資産投下はしないが情報として頭に入れておく必要はある、SBIプレミアムチョイスについてはこのように考えておくことがよいと、私は考えています。ご覧いただきありがとうございました。
SBI証券から販売されているSBIラップについてはこちらで記事にしています。
アクティブファンド以外で資産増加のスピードを早めるのはレバレッジ商品ですね。
SBI証券の主力投資信託はSBI・Vシリーズです。