YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

資産形成途上でも削減するべきではない支出とは

資産形成をしていくこと

 資産形成とは、自分にとって資産が足りない状態から資産を築いていくことです。

 ・マイホーム資金

 ・こどもの学費

 ・老後資金

 主にこのようなお金のかかることに対して、前もって時間をかけながら資産を構築していくということです。

 そして、資産形成をしていくと誰しもが分かることですが、資産形成において最も大切なことは、支出を削減することです。

 ・年収3,000万円

 ・不労所得が年間で500万円ある

 このような収入面で高属性の方であっても、支出のコントロールをすることができなければ、資産形成をすることは非常に難しいということです。

 さらに、平均的な年収の世帯にとっては、なおさらです。

出典 

図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省

 厚生労働省によると、給与所得者の平均給与は450万円前後です。給与というのは、会社から受け取る全ての収入のことなので、手取りでいえば、350万円ほどと考えておいてよいですね。

 そう考えると、個人の資産形成の目標にもよりますが、平均的な世帯が資産形成をしていくということは何かしらの我慢が必要となってくるということです。

 しかし、資産形成を重視するあまりに、本当に必要な支出に対してもお金を使わないというのは、本末転倒であると私は考えています。

 ・資産形成中でも削減するべきではない支出

 ・何故、その支出を削減するべきではないのか

 今回は資産形成中の支出の削減について、この2点を中心に考えてみたいと思います。

資産形成中でも削減するべきではない支出

 私の考える資産形成中でも削減するべきではない支出とは、「思い出を作る支出」です。

 ・自分

 ・家族

 ・友人

 このような自分の時間や自分とって大切な人と共有する時間のための支出ですね。

 ・旅行

 ・プレゼント

 ・イベント参加

 具体的には、このようなことに対する支出に関してはある程度寛容になる方がよいということです。

 よく言われているのが、モノではなく、経験に対してお金を使う方がよいということです。

 これは、私も家族を持つようになって確実にそのように感じています。

 ・高価な電化製品を購入する

 ・スペックの高いパソコンを購入する

 このようなことで満足感を得るのは間違いがないですが、それよりも家族旅行の方が後々の満足度が高いということです。

 ・数年前の家族旅行を思い出すだけで楽しい気分になる

 ・写真を見返すだけで頑張る意欲が湧いてくる

 私にとって家族旅行はこのような効果があるということです。お金をかけた分の元は十分に取れているということです。

 しかし、資産形成に熱心になればなるほど、このような思い出に支出をかけることに躊躇ってしまいがちになります。

 ・形ないものにお金をかけるのであれば、その分を証券口座に入金する

 ・目標達成のために資産形成にかけるお金を第一とする

 このようにしてしまいがちだということです。

 しかし、無理や我慢をして資産形成した先に何が待っているのかと言えば、大きな達成感ではないですね。

 ・5,000万円形成できたのであれば次は1億円

 ・1億円形成できたのであれば、次は3億円

 このように資産形成に終わりはなく、次から次へと大きな目標が生まれてくるということです。

思い出にかけるお金は削減するべきではない。

YOHの考え

 今回は資産形成中でも削減するべきではない支出に関して考えてみました。

 ・自分

 ・家族

 ・友人

 このようなことに対する思い出にかけるお金というのは資産形成中でも削減するべきではないと私は考えています。

 もちろん、青天井にお金をかけても良いというわけではありません。

 ・貯金が全く無いにも関わらず100万円かけて海外旅行へ行く

 ・思い出作りにお金をかけ過ぎて貯金が全くできない

 このようなことはするべきではないということです。要はバランスの問題だということです。

 ・資産形成が順調に進んでいるが、家族旅行のグレードを下げる

 ・家族旅行よりも最新の電化製品購入を優先する

 私はこのようなことはするべきではないと考えています。収入や構築している資産状況に見合った贅沢はするべきだと考えているということです。

 その中で、思い出にかける優先順位を上げた方がよいということです。

 私自身、今までにお金を使ってよかったと思うことは家族旅行です。

 そして、これからもやりたいことは家族旅行ですね。

 ・小学生の娘と新日本プロレスの試合観戦に行く

 ・娘が中学生になったら2人で海外旅行に行く

 このようなことを日々計画しながら資産形成をしているということです。もちろん、これが全ての人に当てはまるわけではありません。

 ・貯金することを何よりも優先する

 ・とにかく支出を減らす

 資産形成の時期においては、このようなことが重要なタイミングというのがあることは確かです。

 しかし、軌道に乗り始めたのであれば、お金を思い出に使ってみるということが大切だということです。

 ・思い出にお金を使う

 ・貯金や株式投資にもお金を使う

 このようにしていくことによって、資産形成というのは順調に進んで行くものだと私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 資産形成の第一歩は貯金を100万円にすることです。これがスタートラインとなりますね。

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 資産形成において最初の大きな目標となるのは1,000万円ですね。これに到達する方法についてはこちらで記事にしています。

 

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 金融資産5,000万円というのは一般的な給与所得者でも不可能ではないですね。私は誰しもが到達できると考えています。

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