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【金銭的格差が広がる原因】漫然と生活をしていれば、お金を受け取れるポジションに就くことができない

日本のメガトレンドについて

 日本のメガトレンドと言えば、人口減少と少子高齢化です。

 この2つが急速に進んでおり、歯止めがかからない状況です。

 総務省統計局の調査によると、2021年の日本の人口は64.4万人減少しており、今後も減少傾向であることが予測されています。

出典 

統計局ホームページ/人口推計/人口推計(2021年(令和3年)10月1日現在)‐全国:年齢(各歳)、男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級)、男女別人口‐

 一方で、日本の平均寿命は右肩上がりで上昇しています。

 ・男性 81歳

 ・女性 87歳

 厚生労働省の調査によると、2021年の平均寿命はこのようになっています。

 そして、日本総研の2022年調査では、出生数が77万人と過去最低水準になっていることが予想されています。

 ・人口減少によって、生産者人口が減少する

 ・平均寿命の上昇によって、高齢化が進む

 ・出生数の減少でこどもの人口が減少する

 この3つのループから抜け出すことができずにいるということです。

お金を受け取れるポジションにいることが大切

 そんな中で、現在の日本政府の対応策として行っているのが「増税」と「バラまき」です。

 こういった政府のもとで、自分がよりよい生活を送るためにするべきことは、上手に社会の変化に対応していくことです。

 時代に流されるままに、ただただ漫然と生活をしているだけでは、お金を受け取れるポジションに立つことはできません。

 それは、資産形成の方法を考えても明らかですね。私の親世代において、資産形成で最もよいとされていたのは定期預金でした。

出典 

はじめての資産運用|投資信託|資産運用|宮崎銀行

 1990年代に定期預金の金利は6%ほどであったのが、現在では0.001%ほどになっています。

 定期預金のような無リスク資産で年利6%もあれば、リスクを取って資産運用をする必要性は無いといってよいですね。

 ・仕事を頑張って給料をもらう

 ・生活費の余りを貯金していく

 このような方法で十分に資産形成が成り立っていたということです。

 それが、現在のような金利が0.001%のような環境下では、定期預金だけで資産形成することはできなくなっているということです。

 しかし、未だに1990年代と同様に預貯金だけで資産形成をしている方がマジョリティですね。

 そして、政府としては、そのように漫然と生活しているだけでは今後の生活が成り立たなくなることを把握しており、救済策を用意しています。

 ・NISA制度

 ・iDeCo

 他にも多々ありますが、誰もが使うことができる税制優遇措置で言えば、このような制度ですね。そして、昨年12月に発表された税制改正大綱では、NISA制度が大きく変わることが明記されました。

 しかし、これらの救済策を使うかどうかということは、個人の判断に任されています。

 ・大きな税制優遇措置

 ・将来の資産形成のための制度

 ずばり言ってしまえば、このような政府が用意した救済策を使うことが「お金を受け取れるポジション」に身を置くことに繋がるということです。

自分がよいポジションにいないとボールが来ることはない。

YOHの考え

 日本の人口減少と少子高齢化は永遠に続くわけではありません。

 一定の段階を迎えれば、人口は上昇に転じるでしょうし、生産者人口が増加して高齢化にも歯止めがかかり、出生数が増加する時は来るでしょう。

 そうなれば、ただただ周囲と同じように生活をしているだけで、お金が増えていくような社会になっているかもしれません。

 しかし、それは遠い未来だということです。少なくとも、私のような現在の現役労働者世代が活躍している時に訪れることはないということです。

 そのため、現在の現役労働者世代が金銭的に充実した人生を送るためには、「お金を受け取れるポジション」に身を置かなければならないということです。

 ・増税

 ・社会保険料の増加

 ・物価上昇

 これらのことは避けようがありません。これらに比例して収入が増加すればよいのでしょうが、それが難しいのが、現在の日本の現状です。

 岸田総理は年頭の記者会見でインフレ率と同等の賃上げを企業に要求していますが、それだけに自身の将来を預けることはあまりに楽観的だということです。

 そのような楽観的な状況に身を任せていれば、金銭的に苦しい生活を強いられるのは当然と言ってよいですね。

 しかし、政府としては「お金を受け取れるポジション」に就く方法を用意しています。

 それを使うためには、過去の考えに縛られることなく、時代の変化に合わせて自分自身の考えを変えていくことが求められているということです。

 今の社会では、漫然と生活していれば、お金を受け取れるポジションにつくことはできません。

 できれば、私のこどもが親になるころには、そのような社会構造が解消されることを願っていますが、現在に日本はそうではないということです。

 現在の日本では、時代の変化に柔軟に対応し、新しい考えを持って行動する人だけが「お金を受け取れるポジション」に就くことができるのだと、私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 平均的な収入で平均的なポートフォリオを組めば、金銭的に難しい人生になるということです。

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