楽天証券の投信積立ポイントUP
4月13日に楽天証券から発表されたのが、楽天証券のクレジットカード決済による投資信託積立のポイント付与率の変更です。
上の図のように変更されるということです。
e-MAXIS Slimなどの低コストのインデックス型投資信託を積立投資されている投資家にとっては、還元率がアップすると考えておいてよいですね。
・現在のポイント付与率 0.2% → 2023年6月以降 0.5%
通常の楽天カードを使って投信積立を行っている場合、ポイント付与率はこのようになるということです。
現在、通常の楽天カードを使いつつ、0.5%のポイント付与を受けるためには楽天キャッシュ経由で投信積立を行う必要があります。
・楽天クレジットカードで楽天キャッシュを購入
・楽天キャッシュを楽天証券に引き落とし
・引き落とした楽天キャッシュで投信積立をする
このような設定をしているということですね。クレジットカード決済での積立が0.5%になるのであれば、このように楽天キャッシュ経由で投信積立をしなくても同様のポイント率になるということです。
そのため、楽天証券で投信積立を行う場合、投資家はいくつかの選択をする必要があります。
・楽天証券で投信積立を行う場合の選択肢
・楽天証券で投信積立を行う場合の注意点
今回はこの2点について触れてみたいと思います。
楽天証券で投信積立を行う場合の選択肢
楽天証券で投信積立を行う場合の選択肢としては以下の3つが挙げられます。
・楽天カードで楽天キャッシュをチャージして投信積立
・楽天カード決済で投信積立
・楽天キャッシュと楽天カードで投信積立
この3つが挙げられます。順番に触れていきます。
楽天カードで楽天キャッシュをチャージして投信積立
楽天証券で投信積立を行う場合の選択肢のひとつ目が「楽天カードで楽天キャッシュをチャージして投信積立」を行う方法です。
今回のポイント付与率の変更が発表される前までは、この方法が最もポイント還元を受けることができる方法でした。
先述したように、これまでの楽天カード決済での投信積立のポイント付与率は0.2%でした。
・楽天カードであればポイント付与率は0.2%
・楽天キャッシュを使えばポイント付与率は0.5%になる
このような状況のため、投信積立で多くのポイントを得たい場合、楽天キャッシュを使う必要がありました。
このような形で投信積立を行っていたということですね。
楽天カードで楽天キャッシュをチャージして投信積立というのは、この形で投信積立を維持していくということです。
楽天カード決済で投信積立
楽天証券で投信積立を行う場合の選択肢の2つ目が「楽天カード決済で投信積立を行う」を行う方法です。
現在、楽天証券で投信積立を行っていない投資家にとっては、これが最もよい選択肢となります。
その理由は、今回のクレジットカード決済でのポイント付与率の変更によって、楽天キャッシュを使ってのポイント付与率と同様の効果を得ることができるからですね。
・楽天カードで楽天キャッシュをチャージして投信積立で0.5%
・楽天カード決済の投信積立で0.5%
このようになるので、間に楽天キャッシュを挟む必要性は全くないということです。
・設定する手間
・楽天キャッシュは現金ではない
このようなことを考えると、楽天キャッシュを使う必要性はないということです。
楽天キャッシュと楽天カードで投信積立
楽天証券で投信積立を行う場合の選択肢の3つ目が「楽天キャッシュと楽天カードで投信積立」を行う方法です。
この方法を取るのは、月の楽天証券での投信積立金額が5万円以上である投資家ですね。
・楽天キャッシュで月5万円の投信積立
・楽天カードで月5万円の投信積立
このようにすれば、今までは楽天キャッシュで0.5%、楽天カードで0.2%であったのが、今回の変更によって、両方とも0.5%の還元を受けることができるようになるということです。
YOHの考え
今回は4月13日に楽天証券から発表された楽天カードでの投信積立のポイント付与率変更について触れてみました。
・これから楽天証券で投信積立をする
・月に5万円以上、楽天証券で投信積立をする
このような投資家にとっては、お得な変更と考えてよいですね。しかし、現在、楽天キャッシュで投信積立をしている投資家はそれほど考える必要のない変更だということです。
・現在の積立設定をそのまま維持しておけばよい
このようなスタンスでよいということです。私自身も楽天証券で月5万円の投信積立を行っていますが、今回の変更によって、何か動きを加えるということは無いですね。
楽天証券の投信積立で抑えておきたいのは、「楽天キャッシュで投信積立を行うから0.5%のポイント付与がされるわけでは無い」ということです。
・楽天カードで楽天キャッシュにチャージした時に0.5%のポイントが付与される
楽天キャッシュとはこのような仕組みだということです。
そのため、楽天キャッシュで投信積立をする場合、ポイント付与はされないということです。
図にするとこのような形になるということです。
・楽天カードで楽天キャッシュをチャージする
あくまでも、このような工程に対して0.5%のポイントが付与されているということです。
微妙は違いですが、この仕組みを知っておくことは非常に大切だと私は考えています。
ネット証券会社は投信積立に非常に力を入れていますが、頻繁に制度改正を行います。そして、その頻度が最も多いのが楽天証券です。
・複数の投信を月100円ずつ積立すれば楽天銀行のゴールド会員を維持できる
・楽天カードの投信積立のポイント付与率は1%
数年前はこのような環境下であったのが、大きく変更されているということです。
そして、今後もこのような制度変更がされないことはないということです。
そして、このような制度変更で損をしないために行動するためには、仕組みをしっかりと理解しておく必要があります。
・よくわからないからそのまま継続する
・少しの金額だから無関心でいる
このような考え方をしていては、一般的な年収であれば資産形成は難しいものになってしまうということです。
・証券会社の制度やサービスを理解して、自分にとって最も効率の良い選択をしていく
このようにすることによって、資産形成が進んで行くと私は考えています。
ご覧いただきありがとうございました。
0.5%ポイント付与されるから、利回りが0.5%上がるとならないのが、投信積立のポイント付与です。実際にはかなりの低利回りだということです。
楽天キャッシュでの投信積立についてはこちらで記事にしています。
楽天モバイルについてはこちらで記事にしています。