YOH消防士の資産運用・株式投資

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消防士の王道人生設計とは

消防士の王道人生設計

 消防士は給料が安定しています。

 仕事の出来によって給料が大きく変動することはありません。

 そのため、人生設計をしやすく職業として一定の人気があります。

 消防士の王道人生設計とは以下のようになります。

  • 消防職員として就職
  • マイカー購入
  • 20代後半で結婚
  • 30代前半で第1子誕生
  • 配偶者は退職し専業主婦(主夫)となる
  • 翌年に新築一戸建てマイホームを購入(3,000~4,000万円を35年ローン)
  • 60歳まで勤めて、再任用職員として勤務(ローン返済完了)
  • 再任用職員として2年~5年働き、退職
  • 年金受給して、働けるならアルバイトをする
  • 働かずに余生を過ごす

 年齢の誤差はありますが、消防士はこのようなライフプランを歩まれる方が多いです。

王道人生設計は崩壊しつつある

 私の先輩方や同僚を見ても、このようなライフプランを歩まれている方が非常に多いです。

 そして、先輩方や同僚が一同に口にしているのが「お金が無い」ということです。

 ある先輩はお子さんの教育資金の捻出に大変苦労をされております。

 ずばり、お金が無い原因は「普通とは非常にお金がかかる」からです。

  • マイカー購入
  • 新築一戸建てをフルローンで購入

 このあたりについては、既に普通では無くなってきているというのが現状です。

 マイカーを50年間持ち続け、3,000万円の新築一戸建てをフルローンで購入するのは、コンサバティブに見積もって、総額で7,000万円~8,000万円はかかります。

 これを普通と考えるかどうかは人それぞれです。

 自分や家族の生活にどうしても必要ならば購入する必要があります。

 しかし、周囲の人が持っているから、所有しているのが普通と考えるのは非常に危険です。

 私が消防士として採用された頃は手当による給料増加がありました。

 市町村によって異なるのでしょうが、手当がカットされている自治体は少なくありません。

 私の上司は15年前から給料の手取り額は変わっていないとおっしゃられています。

 そして、今後はさらに手当がカットされることは間違いありません。

 「消防は手当が多いから給料面で優れている」という時代は確実に終わりつつあります。

 手取りが少なくなるということは、今までの王道人生設計を見直す必要があります。

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流されるままでは人生設計することはできない時代が来ている

周囲に流されないことが大切

 精神的、肉体的に豊かな人生を歩むためにはある程度のお金が必要です。

 ある程度のお金を貯めるには、周囲の普通に流されないことが大切です。

 消防士は給料が安定しているため、定年退職まで勤める覚悟があればマイカー、新築一戸建てを手に入れることができます。

 それ故に人生をマイカー、マイホームに捧げることになりかねません。

 周囲に流されずに、自分自身や家族でお金について考えることが金銭的に豊かになるためには必要です。