YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

資産形成が順調な世帯は支出を減らすポイントを把握している

資産形成

 資産形成をするために行うことは非常にシンプルです。

 ・収入を増やす

 ・支出を減らす

 ・残金を貯蓄や投資に充てる

 この3つを行うだけだということです。資産形成といえば、どうしても「投資をする」の部分にリソースを注いでしまいがちですが、この部分のリターンが期待できる世帯というのは非常に限られています。

 ・収入が平均を逸脱して多い

 ・長期的に投資をしており、リスク資産が非常に多い

 このような世帯でなければ、「投資をする」ということでお金の増加を感じることはできないということです。

 ・リスク資産100万円を年利2%で運用 → 年間2万円のリターン

 このぐらいでは、資産運用をしている実感は感じにくいということです。しかし、これが1,000万円、2,000万円と大きくなってくると話が違ってきます。

 ・月々2万円

 ・年間20万円

 このような金額になると資産運用をしている実感を感じるようになりますね。しかし、1,000万円、2,000万円というのは非常に高額で用意することが難しい金額です。

 ・1,000万円を投資で作り出す

 このようなことは一般的な年収の公務員やサラリーマンには難しいということです。これに「短期間」というワードを含めれば不可能と言ってよいですね。

 ・FX取引

 ・デイトレード

 少ない投資元本で大きくお金を増やす方法として、このような手法が取り沙汰されますが、これらの手法は誰しもがお金を増やせるわけではありません。100人行えば、99人は負けてしまうような手法だということです。

 資産運用でお金を増やす、ということ自体は資産形成において欠かすことはできませんが、多くの世帯では、それを実感するのに時間や元手がかかるということです。そして、その元手を作る方法として最も取り組みやすいのが、「支出を減らす」ということです。

出典 ナビナビ保険 資産形成の必要性や種類とは

支出を減らす

 資産運用の元手を作るために最も取り組みやすい「支出を減らす」という方法は、程度の差こそあれ、どの世帯も取り組んでいることです。

 ・生活の満足度が高く、資産形成が十分に進んでいる世帯

 ・生活の満足度が低く、いつもお金に困っている世帯

 この真逆の世帯はどちらも支出を減らすことに取り組んでいるということです。

 ・年齢

 ・属性

 公務員であれば、この2つが同じであれば、給料は同じです。そして、世帯構成が同じであれば手取りも同じとなります。このような同様の条件であるにも関わらず、家計状況は真逆であることは少なくありません。

 「生活の満足度が低く、いつもお金に困っている世帯」というのは、支出を減らすことに取り組んではいるのですが、ポイントがずれている場合が多いということです。

 ・食費削減のためにスーパーマーケットを何軒も回る

 ・光熱費削減のためにエアコンを入れない

 ・壊れかけの家電を使いにくい状態で使い続ける

 「生活の満足度が低く、いつもお金に困っている世帯」というのは、このようなことで支出削減をしている場合が多いですね。一方で浪費に関しては寛容なところがあるケースが多いですね。

 ・車は絶対に新車

 ・趣味に散財する

 ・最新のファッションを追い求める

 このようなところにお金を惜しみなく使うということです。このようなことをしていれば、支出をどれだけ減らしてもお金は貯まりにくいですね。もちろん、「車は絶対に新車」であることや「趣味に散財する」ということは悪いことではありません。その支出の優先度が高ければ、そういった支出にお金をかけることに問題はありません。

 ・自分の中の優先度が高くないものにお金をかける

 ・本来優先すべき支出を削減する

  「生活の満足度が低く、いつもお金に困っている世帯」というのは、このようなポイントがずれた支出管理をしている場合が多いということです。

支出の優先順位を決めないと適切な資産形成は難しい。

YOHの考え

 資産形成で最もよいのは、投資したお金で投資のタネ銭を生み出すことです。

 ・給料は全て生活費や浪費に使う

 ・資産形成は投資のみによって行う

 これが資産形成の理想ですが、公務員や会社員では非常に難しいと言ってよいですね。投資で生み出すお金が少なすぎるからです。

 ・月10万円

 ・年間200万円

 このような金額をコンスタントに得るためには、株式であれば5,000万円~1億円は見ておく必要があります。これは資産形成途上で生み出すことができる金額では無いですね。

 そのため、支出を減らして浮いた分を資産運用に充てることになります。そして、資産運用に充てる金額は多ければ多いほど、資産形成のスピードが速くなります。

 しかし、資産運用のタネ銭を捻出するのために支出を減らすポイントがずれていると、資産形成は非常に難しいものになってしまいます。逆に、しっかりと支出を減らすポイントを押さえておけば、それほど無理なく資産形成をすることができるということです。

 そして、そのポイントというのは、世帯ごとに異なっています。

 ・快適な室温を保つためにエアコンは年中フル稼働

 ・多少高くても近所のスーパーマーケットでまとめ買いをする

 ・欲しい書籍などは気にせず購入する

 ・海外旅行には年1回は行く(ひとり旅です)

 私の世帯の場合、このような支出は気にしないようにしています。抑えるポイントに入っていないということですね。

 ・衣類はファストファッション中心で必要最小限

 ・賃貸住宅

 ・車は所有しない

 ・日用品はふるさと納税で賄う

 ・手間がかかっても自炊をする

 そして、支出を抑えるポイントとしては、このようなことをしています。このような項目はお金をかけてもそれほど満足度が上がらないと考えているからですね。お金をかけることと、満足度の上昇度合が私の考えの中で見合っていないということです。

 一般的な年収の会社員や公務員にとって収入は非常に限られており、何にでもお金を使うことができるわけではありません。

 ・金額

 ・満足度

 この2つを勘案して、ポイントを絞った使い方をしなければ資産形成することはできません。

 ・自分にとって価値のあるものに対してお金を使う

 ・自分にとって価値の無いものに対してはお金は使わない

 これが支出を減らすポイントで、これができれば資産形成は順調に進むと私は考えています。ご覧いただきありがとうございました。

 会社員や公務員の生涯年収は1億円~2億円はあります。それにも関わらずお金に困っている世帯は少なくないですね。

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 資産が常にマイナス、という世帯は非常に多いです。資産0円というのはお金持ちと分類しても良いかもしれません。野村総研の金融資産保有額ピラミッドにはマス層からさらに下を区別してもよいですね。

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 資産形成の第一歩は貯金100万円です。これを生涯達成できない世帯というのは少なくない、というのが私の印象です。

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