YOH消防士の資産運用・株式投資

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災害割増特約(交通事故死亡特約)について

生命保険

 民間の生命保険と言うのは人によっては、人生に安心感をもたらしてくれます。

 ・自分が事故で亡くなった後の家族の生活

 ・住宅ローンの残債

 このようなものは非常に高額になるため、公的保険では賄いきれないケースがあるからですね。

 例を挙げると、自分が若くして亡くなった場合は、公的保険によって妻は遺族厚生年金(自営業者等の場合は遺族年金)が支給され、手厚く保証されますが、妻が若くして亡くなった場合、遺族年金はそれほど手厚いものではありません。

 そのため、妻が若くして亡くなったケースでは、公的保険だけでは保障が不十分な場合が多いのですね。そのため、十分な資産形成ができていなければ、妻には掛け捨てなどの民間生命保険をかけておく必要があります。

 そして、民間生命保険には様々な特約を付帯できる特徴があります。

 ・リビング・ニーズ特約(死亡宣告によって、死亡保険金が受け取れる)

 ・先進医療特約(所定の先進医療を受けると給付される)

 ・保険料払込免除特約(条件を満たせばその後の保険料は免除される)

 医療分野で見て行くとこのようなものがありますね。そして、特約の中で人気があるのが、災害割増特約(交通事故死亡特約)です。

災害割増特約

 災害割増特約とは、不慮の事故などで死亡や高度障害を負った場合、主契約に上乗せして保険金が支払われる特約です。

 ・死亡保障 3,000万円

 ・災害割増特約 300万円

 このような契約で交通事故などで死亡した場合、3,300万円が支払われるということです。(不慮の事故の定義づけは保険契約によって異なります)

 ・自然災害

 ・火災

 ・交通事故

 ・医療事故

 ・不慮の溺水

 ・他殺

 ・戦争

 このような場合、災害割増特約は適応されますが、多くの方がこの特約を付ける後押しとなるのは交通事故による死亡保障の上乗せです。そのため、災害割増特約は交通事故死亡特約と言われることもあります。

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出典 生命保険の基礎知識

交通事故の死亡者数

 災害割増特約を契約している方の多くは、交通事故での死亡を心配して契約しています。

 ・医療事故

 ・他殺

 ・戦争

 災害割増特約を契約している方で、このようなことを想定して加入しているという方はほぼいないと言ってよいですね。日本で普通に生活している限り、このような事故で亡くなることは想像できず、発生する確立は著しく低いからですね。(珍しいからこそニュースになるということです)

 そのため、生々しい言い方になってしまいますが、災害割増特約を受け取るためには、交通事故で死亡する必要があります。

 そして、警察庁の発表によると令和3年の交通事故死亡者数は2636人です。

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出典 令和3年中の死亡者数 警察庁

 昭和45年の17,000人をピークにして、ここ30年は右肩下がりということがわかります。

 ・取締りの厳罰化

 ・車の安全性能の向上

 このようなことが、死亡者数の減少に繋がっているということですね。

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出典 令和3年中の死亡者数(警察庁)

 令和3年の死亡者数を見てみると、死亡者の6割が高齢者(65歳以上)ということがわかります。平成23年から死亡者は大きく減少していますが、高齢者の死亡者数は緩やかに減少しているので、65歳以下の死亡者数が相対的に減っているということですね。

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出典 令和3年中の死亡者数(警察庁)

 人口10万人あたりの死亡者数を見てみると、全年齢では2.09人となっています。人口50万人以上の政令指定都市で、年間10人が交通事故によって、死亡しているということです。

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保険契約は印象ではなく、客観的な数字から判断する必要がある。

YOHの考え

 私は救急隊員として少なくない交通事故現場に行きましたが、死亡事故というのは非常に稀です。

 ・車の正面衝突でフロント部分が大破

 ・横転して事故現場から20メートル以上転がっている

 ・運転席部分がぺちゃんこになっている

 このような交通事故でも、運転手や同乗者が軽症ということは少なくありません。私の印象になってしまいますが、車同士の事故であれば、よほどの重量差(軽自動車と10トントラックなど)がない限り、死亡事故になる心配はほぼないと考えています。それほど、車の安全性能が上がっているということです。

 私が交通事故で死亡しているケースで思い浮かぶのは、バイクの安全運転義務にかけていた際に発生する事故です。

 ・制限速度を大きく超えて走行していたバイクが電柱に衝突

 ・雨の日に無灯火でバイクで走行していて、スリップして全身を強く打つ

 ・ヘルメットを付けずに走行して、転倒し脳出血

 交通事故の死亡は、このような事故で死亡する方が多いという印象です。

 ・日本の人口 1億2580万人

 ・年間死亡者数 142万人

 ・交通事故の死亡者 2636人

 ・交通事故の死亡割合 0.0018%

 いずれにせよ、この数字をどのように判断するかは、個人の考え方によるということです。

 ・交通事故で死亡する確率は低いから災害割増特約は必要ない

 ・この確率では、自分に降りかかってくる心配がある

 どちらとも考えることができるからですね。私自身は災害割増特約は不要だと考えています。

 ・交通事故で死亡確率は低い

 ・特約を付けて保険金額を上乗せする必要性はない

 このように考えているからですね。これは私の世帯の保険加入状況ではなく、誰かに相談されたらこのように答えるということです。

 ・保険加入で掛金以上の給付を受け取った

 ・特約を付けておいて非常に助かった

 保険に加入していると、このような方は必ず一定数おられます。しかし、自分がそうなるとは限らないのが保険です。保険とは、自分では対処できない事項に備えるもので、損得や資産運用、節税で加入するものではないというのが、私の考えです。

 保険を適切に使うためには、感情ではなく、数字で判断する必要があると私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

火災保険についてはこちらで記事にしています。火災保険は家災保険とも言われています。

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 生命保険で重要なのは遺族年金の考え方です。

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 生命保険料控除の考え方はこちらで記事にしています。

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