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コストパフォーマンスを重視するなら結婚した方がよい理由とは

未婚率の上昇

 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所によると、50歳までに一度も結婚したことがない人の割合が急速に増加しています。

 ・男性 28.5%

 ・女性 17.81%

 男女別に見るとこのようになっており、特に女性の伸びが顕著になっています。

 そして、50歳までに一度も結婚したことがない人の割合を生涯未婚率と定義付けています。

 さらに、この障害未婚率は年々増加していくことが予想されています。

出典 

図表1-1-2 50歳時の未婚割合の推移|令和3年版厚生労働白書ー令和時代の社会保障と働き方を考えるー|厚生労働省

 厚生労働省の将来推計によると、2040年には男性の3人に1人、女性で5人に1人が生涯未婚となっています。

 これは、私の周囲の実態と照らし合わせても納得がいく数字ですね。

 ・同年代の友人で結婚していない方はそれなりにいる

 ・結婚する年齢自体が上がっている

 このようなことを感じるからですね。生涯未婚率の上昇には様々な要因があるのでしょうが、大きな理由としては「結婚せずとも生活に困らない」ということが挙げられます。

 ・Eコマースの発達による家事負担の減少

 ・エンタメの充実

 このようなことによって、ひとりでも問題なく生きていくことができる世の中になってきているということです。

 そんな中で、やや極端な意見を持つ方も少なからずおられますね。

 ・結婚することはコストパフォーマンスが悪い

 ・コストパフォーマンスを重視するなら、家庭に縛られない方がよい

 結婚に対してこのような考えを持つ方もおられます。

 しかし、コストパフォーマンスを重視するのであれば結婚はした方がよい、というのが私の考えです。

 ・金銭面から見て結婚した方がよい理由とは

 ・結婚にする際の注意点

 今回はこの2点から、金銭的な面から結婚について考えてみたいと思います。

金銭面から見て結婚した方がよい理由とは

 私がコストパフォーマンスを重視するであれば結婚した方がよいと考える理由は主に2つあります。

 ・ひとり暮らしよりもコストパフォーマンスがよい

 ・年金受給のコストパフォーマンスがよい

 この2点から、結婚した方がよいと考えています。順番に触れていきます。

ひとり暮らしよりもコストパフォーマンスがよい

 私がコストパフォーマンスを重視するであれば結婚した方がよいと考えるひとつ目の理由は「ひとり暮らしよりもコストパフォーマンスがよい」ということです。

 私は結婚する前にひとり暮らしをしていましたが、結婚して妻と暮らすようになって感じたことは、ひとり暮らしは非常にコストパフォーマンスが悪いということです。

 ・住居費

 ・光熱費

 このような出費というのは、生活に欠かすことができませんが、何人で使おうがそれほど変わらないということです。私が特に感じたのは住居費ですね。

 それぞれひとり暮らしをしていた場合から、結婚して同じところに住むのであれば家賃負担は半額になります。

 そして、お互いがひとり暮らしの時と同様の住居費を出し合うのであれば、生活環境がよい場所に移ることができます。

 ・ひとり暮らしで家賃7万円の物件

 ・2人で暮らすので家賃14万円の物件

 この場合、家賃14万円の物件の方が生活環境がよくなるのは明らかです。結婚すれば、同じ負担額でそのようなことができるということです。

 そして、光熱費や食費についてもひとり暮らしよりもコストパフォーマンスはよくなります。

 2人で使うからといって倍になるわけではないからですね。せいぜい1.5倍~1.8倍程に収まるので、このような生活に欠かせない支出を見ても、ひとり暮らしよりもコストパフォーマンスに優れているということです。

年金受給のコストパフォーマンスがよい

 私がコストパフォーマンスを重視するであれば結婚した方がよいと考える2つ目の理由は「年金受給のコストパフォーマンスがよい」ということです。

 年金受給を考えた場合、最もよいのは自分が受け取る年金だけで老後生活が送れるということです。

 生活水準によるところが大きいので一概には言えませんが、月々20万円ほどあれば慎ましく老後生活を送ることは可能です。

 しかし、現在の年金制度を見ても、一般的な年収で働いていて、月々20万円受給するということはできません。

出典 厚生労働省

 厚生年金受給者の月々の受給金額の平均は14.6万円ほどとなっているからですね。この金額を見ると、老後生活をひとり分の年金受給だけで送ることは非常に難しいことがわかります。

 しかし、結婚していれば、この金額よりも多く受給できることになります。

 ・妻が専業主婦・・・国民年金を月6.5万円

 ・妻がフルタイム労働・・・厚生年金を月14.6万円(平均的な年収の場合)

 結婚していれば、これだけの金額が上乗せされることになります。そして、妻が専業主婦の場合は、国民年金に加入しているだけで老後に月6.5万円を受給できます。

 これは非常にコストパフォーマンスに優れているということです。

結婚する際の注意点

 現環境化、老後の生活面から見ても結婚することはコストパフォーマンスに優れていますが、これには大きな前提条件があります。

 それは、「配偶者が常識的な金銭感覚を持ち合わせている」ということです。

 ・パートナーが得た収入を自分の収入のように使う

 ・分不相応な暮らしぶりを求める

 ・預貯金、資産運用という概念がない

 このような金銭感覚を持つ方を配偶者に選んでは、結婚に金銭的なメリットは無くなってしまいます。それどころか、デメリットになる可能性が非常に高くなるということです。

結婚に金銭的なことばかりを求めてもいけないが・・・

YOHの考え

 今回はコストパフォーマンスを重視するのであれば結婚した方がよい理由について考えてみました。

 ・ひとり暮らしよりもコストパフォーマンスがよい

 ・年金受給のコストパフォーマンスがよい

 私はこの2点から結婚はした方がよいと考えています。もちろん、結婚というのは金銭的な部分というのはひとつの側面に過ぎず、あらゆることから考える必要があります。

 ・他人と生活することが苦痛

 ・ひとりで生活するだけの十分な収入がある

 このような場合、無理に結婚をする必要はそれほどないですね。そして、このような考えを持つ方というのは男女共に増加しているということです。

 しかし、平均的な年収である場合、金銭的な面からだけ見れば結婚した方がよいことは明らかです。

 ・独身で年収600万円

 ・お互い年収300万円の夫婦

 この場合、お互い年収300万円の夫婦の方が手取りは多くなるということです。

 このような面から見ても結婚は金銭的なメリットがあるということです。

 私自身、結婚して10年以上が経ちますが、結婚したことは人生の中で最も良い選択のひとつだったと感じています。

 もちろん、結婚していれば独身の時に無かったような苦労は多々あります。

 ・思ったように寝ることができない

 ・お互いに歩み寄りが必要

 ・何をするにも相談する必要がある

 このようなことはデメリットと感じる方は少なくないですね。しかし、このような煩わしらがあっても、結婚をしてよかったと感じています。

 人生はコストパフォーマンスだけではありません。時にはコストに見合わないことをすることも必要です。

 しかし、金銭的な面だけを見れば結婚は多くの人にとってコストパフォーマンスに優れたものだと私は考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

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