消防士の投資先は米国ファンド
消防士が資産形成を行うのに最も適しているのは株式投資です。
最も適しているというのは、誰でも行うことができるということです。
人によっては、不動産投資などで給料よりも稼いでおられる方もおられますが、誰でもできることではありません。
しかし、株式投資は消防士なら誰でもすることができます。
スマートフォン1つで証券口座を開設すれば、それで準備は終わりです。
そこからどのような株式を買うのか、どのような投資をするのかは、全て個人の判断にゆだねられるのです。
消防で言うところの「現場指揮者」になるのです。
消防では経験と階級を積み上げて現場指揮者になり、隊員や部隊を動かしますが、株式投資においては経験なくいきなり自分の資産を動かす立場になるのですね。
経験なく投資をやって利益を上げようと思ってもなかなかうまく行きません。
初心者は指数や相場の波に飲まれて右往左往して資産を目減りさせていくことになります。
これはインデックス投資においても同じです。
インデックス投資は指数に連動した成果を出すことを目標としているので、成長性のない指数にいくら投資しても意味がないのです。
S&P500と日経平均株価の比較
成長性のある指数とは、ずばり米国株に連動する指数です。
- S&P500
- ニューヨークダウ
- ナスダック
米国株の指数として代表的なものですが、最もインデックス投資に向いているのはS&P500です。
チャートを見れば一目瞭然です。
指数が40年間で500倍になっています。
一貫して右肩上がりなので、どの時期に投資をはじめても、長期的投資すれば利益が出ています。
日本株の指数
- 日経平均
- TOPIX
日本株に連動する指数としてこれらの指数が挙げられます。
日経平均は右肩上がりとは言えません。
投資時期によってパフォーマンスに大きな差が出てしまします。
日経平均はインデックス投資に向いていないのです。
投資先は米国株ファンド
米国株ほどのパフォーマンスを出している指数は世界中を見渡してもありません。
- 人口増加
- 技術革新
- 株主寄りの法整備
パフォーマンスが良い理由は、米国はこれらの事項が先進国でも非常に優れているからです。
人口増加は税収の増加、技術革新は新規参入企業の成長、通貨の法整備は株主主体。
50年先はどうなっているのか分かりませんが、少なくともあと20年は米国が強い時代が続くでしょう。
どの時期に投資しても勝つ確率が極めて高い。
それが、米国株ファンドに投資するということです。