YOH消防士の資産運用・株式投資

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6,000万円を遺産相続した後輩の話

遺産相続

 親の資産の有無というのは、人生の方向性を左右する要素になり得ることがありますね。

 ・借金があり、自分の生活がおびやかされる

 ・経済的な援助を求めてくる

 親の経済状況によって、このような状況におかれている方というのは確実に存在します。一方で親が十分に資産形成をしている場合もありますね。

 ・生前贈与で毎年ある程度のお金を受け取ることができる

 ・遺産としてまとまった額を受け取ることができる

 このように、親のおかげで金銭的に潤うケースもあるということです。今回は、私の職場の後輩が親の遺産によって6,000万円を相続したことについて触れてみたいと思います。

出典 

法定相続人はどこまでが範囲?順位・割合もパターン別に解説|相続弁護士ナビ

6,000万円を相続した後輩の属性

 6,000万円を遺産相続した職場の後輩とYOHはお金や資産運用の話をよくする間柄です。(これは私にとって、非常に稀な間柄です)

 ・30代

 ・独身

 ・仕事は真面目、出世欲などはそれほど無い

 ・遺産相続前の資産規模は1,000万円以下、借金は無し

 ・金銭感覚や生活は給料に見合った水準

 ・インデックス投資をしているが、米国グロース個別株が好きで短期売買をしている

 ・ややギャンブル癖があり、マカオなどでのカジノに行くのが好き

 ザックリと言えばこのような属性や性格を持っている後輩です。相続した遺産はほとんどが現金です。

 ・現金 6,000万円(生命保険、預貯金等)

 ・不動産も相続したが、資産的価値は無し

 ・相続は親族間で円満に行えており、ここからもめることは無い

 相続した遺産の内訳はこのような形で、現金の6,000万円は税引きを考慮した金額でここから大きく減ることはないとのことでした。

 後輩はギャンブル癖はあるものの、生活は質素と言ってよく、派手に遊んで使うという感じではなく、どうすれば遺産の6,000万円を有効に使うことができるか、ということをYOHに相談してきました。

 ・インカムゲインを得るための不動産投資(アパートなどを一棟購入)

 ・資産分散のために債券などを購入

 ・ちょっとした贅沢(マカオで100万円使う)

 後輩としては現在行っているインデックス投資を継続しつつ、このようなことをしてもよいのでは、と考えているようでした。

 この相談を受けて、YOHがアドバイスしたのは以下の2点です。

 ・3000万円は現金として残しておく方がよい

 ・残りの3000万円については、5年~10年かけて積立投資するのがよい

 この2点を守れば必ず資産形成ができると考えるからですね。このアドバイスについて順番に触れていきます。

3000万円は現金として残しておく方がよい

 6,000万円を遺産相続した後輩にYOHがしたアドバイスのひとつ目は「3000万円は現金として残しておいた方がよい」ということです。

 実際にそうアドバイスした際に、後輩はやや意外な表情をしました。

 ・1,000万円ほどを残して資産運用した方が資産規模拡大としては効率がよいのでは

 ・リスクを取れる属性なので3000万円という現金は過剰では

 このように考えているということです。そして、この考えはお金の面から見れば非常に効率的で正しい選択であると言えます。

 ・現金自体は価値が上昇することなく、リターンを生み出すことも無い

 ・資産運用は金額が大きいほどリターンが大きくなることが一般的

 ・30代で独身であれば現金が1,000万円あれば何かあってもまず対応できる

 このようなことは明らかだからですね。それでもなお、現金は厚めに持っておいた方がよいと私はアドバイスしました。

 ・現金を多く保有していることは資産運用において精神的な安定間をもたらす

 ・3000万円の現金があれば、お金に関するどのようなトラブルがあっても大丈夫

 現金を厚く持つというのは、資産増加効率が悪くはなりますが、このような精神的な大きなメリットがあるからですね。そして、後輩に限って言えば、急いで資産拡大させる必要がないということです。

 ・仕事はいままでどおり続けていく

 ・生活水準は現時点で満足している

 このようなことから、時間をかけて資産増加させることにデメリットがほとんどない環境下にいるので、現金を3000万円は現金として残しておくようにアドバイスをしました。

残りの3000万円については、5年~10年かけて積立投資するのがよい

 6,000万円を遺産相続した後輩にYOHがしたアドバイスの2つ目は「残りの3000万円については、5年~10年かけて積立投資するのがよい」ということです。

 積み立てる金融商品は投資信託でもETFでもよいが、優良な指数をベンチマークとしている手数料の安いものを選ぶことが前提条件だと言いました。

 ・VOO

 ・VTI

 ・VT

 ETFであればこのような金融商品ですね。

 ※後輩はつみたてNISAとiDeCoを満額拠出しており、この辺りは説明するまでも無いほどの知識を有しています。

 ・一括投資

 ・分散投資

 この2つを比較した場合、右肩上がりの金融商品を購入するのであれば、一括投資の方が理論的に正しいことは明らかです。長期的に見れば、今の価格が最安値だからですね。

 しかし、3000万円という大金を一括投資することについて言えば、事情は大きく変わってきます。

 ・短期的な値下がり

 ・一時的な大暴落

 このようなことが起こった場合、優良な投資信託やETFであっても大きく値を下げることは避けられません。そして、暴落の規模によっては、評価額が50%ダウンした状態が数年間は続くことになります。

 大きな金額の一括投資はこのようなデメリットが非常にネックだということです。理論的に正しく、過去の統計データから最善の選択をしても、感情が追い付かないということが起こるのが、投資の世界だということです。

あとは安全に元手を増やしていくだけでよい。リスクを取る必要性は全くないということ。

YOHの考え

 6,000万円を遺産相続した後輩に遺産の使い方について、YOHがアドバイスしたことについて触れてみました。

 ・3000万円は現金として残しておく方がよい

 ・残りの3000万円については、5年~10年かけて積立投資するのがよい

 YOHが遺産の使い方についてアドバイスしたのはこの2点です。これを受けて、後輩がどのように遺産を使うのかはわかりません。

 6,000万円というのは、非常に大きな金額ですが、人生を180度変えるだけの力があるかと言えばそうではありません。

 ・一生遊んで暮らす

 ・仕事を辞めて悠々自適に生活する

 このようなことをできる金額ではないということです。そのように考えると、安全に時間をかけて堅実に運用していくのがよい金額だということです。

 6,000万円という元手を安全に資産運用して、堅実な生活を送ることを考えるのであれば、現時点で人生においてお金の問題は概ねクリアすることができているからですね。

 ・不動産投資

 ・債券をポートフォリオに組み込む

 このようなことについては、もっと資産規模が大きくなった時に考えた方がよい、ということもアドバイスをしました。この後輩はお金に対する知識は豊富で、投資信託やETFの有用性をしっかりと理解しており、堅実なお金の使い方を習得しています。

 そのような状態であれば、いずれにせよ資産規模が大きくなることは明らかだからですね。その時になれば、分散投資を考えればよいということです。

 ・ちょっとした贅沢(マカオで100万円使う)

 これに関しては、してもよいのでは・・・と曖昧にアドバイスをしました。趣味の範囲でお金を使うことは金銭的価値以上のことをもたらしてくれることも事実だからですね。

 この後輩に最後にアドバイスしたのは、私の意見を参考にするのはよいが、鵜呑みにしてはいけないということです。私のアドバイスというのは、私自身の独断と一方的な価値観による意見でしかありません。 

 ・投資手法

 ・資産構築方法

 このようなことは、人それぞれで考え方が異なり、合う合わないによるところが非常に大きいということです。いずれにせよ、6,000万円を遺産相続した後輩が金銭的だけではなく、人生において豊かになれば、と考えています。

 ご覧いただきありがとうございました。

 遺産相続などが例をして挙げられますが、人生の中で思わぬ形で資産が大きく増加する機会があります。そのような時の対応については、こちらで記事にしています。

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