YOH消防士の資産運用・株式投資

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【妻様が奮闘】3月は固定費見直しのチャンス

固定費の見直し

 一般的な収入の世帯で資産形成に最も効果のあることのひとつとして、固定費の見直しが挙げられます。

 ・家賃

 ・光熱費

 ・通信費

 ・保険代

 世帯によって異なりますが、概ねこのような支出はどの世帯においても欠かすことのできない支出です。これらを削減することは、生活のランニングコストを長期間にわたって下げることができ、資産形成の速度が早まります。

 ・内容が同じなら安い方を選ぶ

 ・内容が多少下がっても、価格と総合的に勘案してパフォーマンスをよい方を選ぶ

 固定費の見直しはこの2つで考える場合が多いですね。しかし、固定費の見直しは手間がかかることがネックとなり、なかなか腰を上げることができないことも事実ですね。

 ・割高だと思いつつも、手間がかかるので現状維持する

 ・使うサービスを変えたら使用感が変わるので現状維持する

 このように考えることが普通で、資産形成によいとわかっていても頻繁にできることではありません。わたしの世帯も同様です。

 そのため、YOH家では毎年3月に固定費を見直すことに決めています。公務員や会社員は4月に環境変化がある場合が多く、合わせて行うことができるからですね。

 今回は、YOH家の実例を交えながら、固定費の見直しについて考えてみたいと思います。

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出典 ベイヒルズ税理士法人

YOH家の固定費の見直し

 YOH家では固定費の見直しは3項目です。

 ・家賃

 ・光熱費

 ・保険代

 この3項目を毎年見直すことにしています。見直し方法は、私が資料を作って、妻にプレゼンをする形で行います。

 ・周辺の同条件賃貸住宅の家賃相場を調べる

 ・世帯の状況を考えて引っ越しした方がよいか考える

 ・引っ越ししないのであれば、大家に家賃交渉できないか考える

 家賃の見直しの場合、このようなことを勘案して資料作成を行います。そして、妻にプレゼンを行います。

 ・妻様、周辺の現在の城は家賃相場から大きく離れておらず、家賃については適正だと考えています。

 ・幼稚園の送り迎えも徒歩で行けて、買い物する場所も近く生活状況は良好です。

 ・3名の家臣(こども)と小間使い(私)も住環境には概ね満足しております。

 ・総合的に考えて、現状維持よろしいかと考えております。

 このような形でプレゼンをするのですが、妻からは質問事項が飛んでくるので、適切に答えなければなりません。(国会審議のようなものですね)

 ・資料を見ると、同条件で家賃が5,000円安い物件があるぞ。

 ・家臣の1名は4月から小学生にランクアップするが今の間取りでよいのか。

 ・他の家臣も食欲旺盛でサイズ感が増しているぞ。

 ・城が手狭になる前に策を講じる必要があるのではないか。

 このような質問が飛んでくるので、適切に答弁しなければ妻様のご機嫌を損ねてしまいます。

 ・おっしゃる通りでございます。しかし、家賃が安い物件は幼稚園こそ徒歩で送迎できますが、スーパーマーケットが遠くなります。

 加えて、家臣の成長度合を見ると、今の間取りでは手狭になることは確実。数年後にさらに部屋数の多い城を探した方がよいかと考えております。今は動くべきではありません。

 このようなやり取りが続き、最終的に妻が判断を下します。

 ・わかった、今年は城を変えるべきではないな。しかし、資料を基に家賃交渉には打って出るぞ!さらに詳細な資料と電卓、そして電話をここに運べ!!

 ・ははっ!出陣の準備は整っております。勇ましいお姿、感服いたします。

 このように、私が資料作成をして、妻が交渉や手続きを行うという役割分担をして固定費の見直しをしているということですね。光熱費や保険代についても同様です。

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妻様はとにかく戦好き。特に家賃の戦ではイキイキとしている。

YOHの考え

 固定費の見直しというのは、効果が高いのは分かるのですが、手間がかかり腰を上げるのが時間がかかるのが問題点ですね。

 ・現状で順調に資産形成ができている

 ・新しいものが悪かった場合、さらに2度手間になる

 このように考えると、固定費の見直しは頻繁にできるものではありません。多くても半年に1回というのが私の考えです。

 ・家賃

 ・光熱費

 ・保険代

 私の世帯で見直して効果が高いのは、この順番になります。家賃などは月5,000円下がると、年間6万円と非常に効果が高いですね。一方で、光熱費などは電力会社を乗り換えても月々の電気代がそれほど変化するわけではないですね。せいぜい、乗り換えのキャッシュバック特典分がお得になる程度です。(それでも1万円~2万円になるので、小さな金額ではないですね)

 大切なことは、何十年も固定費を現状維持のままにしないことです。家賃相場ひとつにしても、賃貸住宅は年々経年劣化していくので、家賃は下がることが一般的と考えておいた方がよいということです。

 ・電力自由化による電気料金の値下げ

 ・ネット手続きのみの保険商品の充実

 このようなことには、1年に1回は目を通しておいた方がよいですね。月々は微々たる金額でも何十年とかかり続ける費用であるなら、時間が経てば何十万円の差になっていることは珍しくないのですね。

 一般的な年収の公務員や会社員にとっては、株式投資などの資産運用をするよりも、固定費の見直しの方が即効性があり、効果が高いのですね。しかし、毎月のように見直しをすることは現実的ではありません。

 固定費の見直しは数年に1回、もしくは年に1回程度の頻度で行えば、手間にもならず効果が大きいと私は考えています。ご覧いただきありがとうございました。

 YOH家では資産形成は夫婦別々で行っています。

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 家計管理も別ですね。

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 夫婦での家計管理は透明性がポイントです。YOH家では不透明な方がお互い上手くやれています。

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