YOH消防士の資産運用・株式投資

消防士の資産運用、株式投資、仕事について紹介しています。

株式投資

新NISAとiDeCoの比較:どちらが使い勝手が良い?

2022年12月に公表された令和5年度税制改正大綱で最も大きな話題となったのが2024年からはじまる新しいNISA制度です。 ・成長投資枠 1,200万円 ・つみたて投資枠 600万円(成長投資をフルに使った場合) ・生涯投資枠 1,800万円 新NISA制度の投資可能額はこの…

【年4回の安定した分配金】SBI・Vシリーズに加わった「SBI・VYM(分配重視型)」の特徴と魅力

2024年1月30日にSBI証券からSBI・Vシリーズに新しい投資信託が加わりました。 それは、SBI・V・米国高配当株式インデックスファンド(年4回決算型)、通称「SBI・VYM(分配重視型)」です。 通称からわかるとおり、米国高配当ETFのVYMに投資する投資信託です…

【時間とお金両方を手に入れる】インデックス投資の最も優れている点とは

インデックス投資とは、株式市場などの全体的な指数に資産投下する投資手法です。 ・日経平均 ・TOPIX ・ダウ平均 ・S&P500 ・Nasdaq100 よく耳にするインデックスとはこのようなものです。そして、実際にインデックス投資を行う場合は、ファンドを通して行…

不動産投資とREITの違いとは

資産運用をはじめたころはそうでもないのですが、資産規模が大きくなれば意識するのが分散投資です。簡潔に言ってしまえば、株式と現金以外の資産クラスを保有することですね。 ・債券 ・コモディティ ・不動産 ・暗号通貨 ザックリと思いつくだけでこのよう…

【MAXISバランス4資産均等型】バランスファンドであればおすすめは4資産均等型

資産形成で大切だと言われていることは投資対象を分散させることです。「卵をひとつの籠に盛るな」という投資格言は非常に有名ですね。 どんなによい投資対象であっても、それ一本だけに集中投資してしまうと、思わぬトラブルがあったと時に大きな痛手を被っ…

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)は投資対象として適切か

新しいNISAが開始されてもうすぐ1ヶ月が経とうとしていますが、多くの人気を集めているのは外国株式を中心とした低コストのインデックスファンドです。 2024年1月前半の新しいNISAの投資信託週間買付ランキングを確認すると、上位10本のうち、9本が外国株式…

【資産形成の3要素】収入、支出、投資の重要性

資産形成の方法は数多くありますが、基本的に押さえておきたい要素は3つです。 ・収入 ・支出 ・投資 この3要素をコントロールすることが資産形成には欠かせないということです。どれかが欠けていると、資産形成においては後手に回ってしまうということです…

【世界第4位に後退】日本のGDPがドイツに抜かれても悲観的にならなくてよい理由とは

2024年の1月15日に経済ニュースとして取り扱われたのが、2023年の日本のGDP(名目国内総生産)がドイツに抜かれて世界4位になる見通しであるというものです。 ・ドイツ・・・4兆5000億ドル(前年比6.3%増加) ・日本・・・4兆2000億ドル(前年比1.2%減少) 2…

【全世界株式投資でも同じ】S&P500の濃度調整によってリスクを管理するということ

2024年から新しいNISAがスタートし、ニュースになっているのが、2つの投資信託が多くの資金を集めていることです。 ・e-MAXIS Slim 全世界株式インデックスファンド(オルカン) 約1,000億円 ・e-MAXIS Slim 全世界株式米国株式(S&P500) 約700億円 新しい…

【世帯の平均金融資産保有額は1,291万円だが・・・】平均金融資産保有額が無くとも焦らなくてもよい理由

世帯の平均金融資産保有額 金融広報中央委員会が公表している令和4年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、世帯の平均金融資産保有額は1291万円となっています。 以下の画像も同サイトから引用 このことから考えると、どのような家族構成であれ、1…

不動産投資信託(REIT)の魅力とは

金融商品でREITというのもがあります。不動産投資信託と言われる金融商品で、出資者から集めたお金で不動産の売買を行い、賃料や売買益を資金源として、出資者へ配当金を出す金融商品です。 出典 三井住友トラスト・アセットマネジメント 図にすると非常にわ…

【2024年は賃上げの年】賃上げされることが資産形成に繋がるわけではない

現在の日本の経済トレンドといえば物価上昇と増加しない賃金です。 ・食料品 ・光熱費 ・燃料費 このような生活に欠かすことのできないものの値段が2022年ごろから急速に上昇し、家計を圧迫しています。 政府としては減税や給付金で国民の生活が破綻しないよ…

【経済3団体による新年会】経済の2極化が進む中で求められる行動とは

2024年1月5日に経済3団体による新年会が東京都で行われました。 ・日本経済団体連合会 ・日本東京商工会議所 ・経済同友会 この経済3団体の新年会というのは、日本を代表する企業のトップが一堂に会する機会だということです。 新年会の出席者は500人以上に…

今はかつてないほど資産形成しやすい時代になっている

私は20代の頃から資産形成に取り組んでいますが、ここ数年で感じるのは、誰しもが資産形成をしやすい状況になってきているということです。 私の職場でも、資産形成に取り組んでいる方は少なくないですね。職場の風土から、資産運用の話題を誰にでもできるわ…

【オルカンだけを積立していればよいは違和感がある】資産のリスクマネジメントは大きな視点で行う必要がある

資産形成の王道 資産形成の王道と言われるのが、全世界株式インデックスファンドを積立投資し保有し続けることです。 ・長期 ・積立 ・分散 難しいことを考えなくとも、この3つを抑えておけば資産が増加していくということです。 そして、この3つの条件と同…

【楽天グループの株主優待の変更】企業の株主優待制度は不安定なもの

2023年12月26日に楽天グループから株主優待制度の変更に関する発表がありました。 2022年までは持株数と保有期間によって楽天キャッシュ(電子マネー)を株主優待として配布していたのを、2023年12月末からは楽天モバイルのデータ通信を無料提供するものに変…

【新しいNISA元年】2024年は資産形成において大きな分岐点となる

資産形成というのは何十年とかけて行っていくものです。 ・収入を増やす ・貯蓄を増やす ・お金を生み出す資産を増やす このような作業を時間をかけて行っていくことによって、徐々に資産を増やしていくというのが資産形成の基本です。 中には遺産相続やビジ…

個人金融資産2121兆円に到達、個人の金融資産は増加し続けている

日本銀行が行っている資金循環統計の2023年第3四半期速報によると、個人の家計の金融資産が2121兆円に到達しました。 この資金循環統計は日本銀行調査統計局が1954年から作成しており、四半期をひとつの期間として、調査の3カ月後に速報、6カ月後に確報が公…

富裕層に到達するための資産形成初期段階を早く抜け出す方法について

お金とは誰しもが一生涯付き合っていくもので、資産を管理することは誰しもが考えなければならないことのひとつです。できれば、多くの人は富裕層(金融資産1億円以上)に到達したいと考えています。 金融資産が1億円あれば、無茶な使い方をしない限りは、人…

【アセットアロケーションが全て】1,000万円を低リスクで運用する方法とは

資産運用をする際に多くの人が考えるのが、どの金融商品を購入して運用していくかとということです。そして、なるべく低いリスクでリターンを得たいと考えています。 ・VTとVTIの比率をどのようにするか ・S&P500のほかにNasdaq100を購入するか このような…

【来年の総資産額目標は設定しない方がよい】資産形成における目標設定のポイント

資産形成が趣味となっている方というのは、私生活においてもきっちりとされている方が多いですね。 ・部屋が整理整頓されている ・時間をしっかりと守る ・体調管理に気を付けている 私の周囲を思い返しても、資産形成を順調にされている方というのはこのよ…

年金制度とiDeCoの関係性について

iDeCoは2001年からはじまった制度で誕生から21年になります。以前は個人型確定拠出年金、日本版401Kと呼ばれていましたが、2016年からiDeCoという愛称で呼ばれることになりました。 愛称は「individual-type Defined Contribution pension plan」の頭文字の…

【SPYD・VYM】新しいSBI・Vシリーズ!積立投資には向かないが分配金を重視する投資家に最適

米国高配当ETF(SPYD&VYM)投資信託 2023年12月22日にSBIアセットマネジメント株式会社から2本の新しい国内投資信託が発表されました。 ・SBI・SPDR・S&P500高配当株式インデックスファンド(年4回決算型) ・SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファン…

【昨年から+900万円】これがインデックス投資と節約の力

インデックス投資というのは優れた投資手法のひとつですが、大きなデメリットとして挙げられるのが、資産増加を実感するのに時間がかかるという点です。 ・1年間で資産を倍にする ・元手100万円を1,000万円にする このような投資手法ではないということです…

【ディフェンシブな金融商品】財形貯蓄と共済貯金について

公務員が資産形成をする方法として人気があるのが共済貯金と財形貯蓄です。 この2つは混同されがちですが、仕組みは明確に異なっています。 ・財形貯蓄とは ・共済貯金とは ・資産形成においてどちらが優れているか 今回は公務員の資産形成についてこの2点を…

【大切なのは規模感】米国株式の割合がポートフォリオ内で多いことがよい理由とは

資産運用をはじめた当初は色々な金融商品に目が行ってしまいます。 ・新興国株式市場 ・中国株式市場 ・インド株式市場 このような形で様々なマーケットの株式を少しだけ購入してみる、という方は非常に多いですね。例に漏れず私もそうでした。今でこそ運用…

【超重要・これさえ守れば誰でも成功する】株式投資で失敗しないための大切な3つの要素

資産形成において欠かすことができないのが株式投資です。 富裕層で証券口座を保有していない人はいないと言ってよいほど、お金を増やすためには株式投資が大切だということです。 しかし、株式投資をしさえすれば資産が増加していくか、と考えるとそうはい…

【税金面で考える】現行のNISA口座を課税口座に移すか売却するか

2024年から新しいNISAがスタートすることに伴い、現行のNISA制度は廃止されることになります。 ・現在のNISA口座の金融資産を新しいNISA口座へ移管する ・ロールオーバーして非課税期間を延長する このようなことができないということです。NISA口座の金融資…

【NISA・iDeCoは不要】資産形成の第一歩は100万円の貯金を作ること

現在、資産が500万円の方も3,000万円の方もスタートラインというのは同じです。全く資産が無いところからスタートしているということですね。 そして、株式などのリスク資産で資産形成をはじめるという方は少なく、多くの場合は銀行などに貯金をすることから…

【教育費はインフレしやすい】学資保険は教育費を捻出することには向いていない理由

人生の三大支出の教育資金の備えとして大変人気があるのが学資保険です。 ・先取貯蓄 ・元本割れしない ・銀行預金よりも利回りがよい ・一定の保険機能 このような理由から、契約されている方は非常に多いですね。 保険会社にとっては、旨みのある金融商品…